2016年10月14日金曜日

『魂への旅路』 戦災から震災へ シリーズここで生きる

『魂への旅路』  戦災から震災へ シリーズここで生きる         

横湯園子/著       岩波書店              2014.5

 大きな揺れを体感した大震災の後、封印されていた大空襲の記憶の扉が開いた-。被災地でカウンセリングを行ってきた著者が、被災地での経験や、過去のトラウマが症状化していった首都圏の青年たちについて綴る。

 Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『魂への旅路──戦災から震災へ シリーズここで生きる』横湯園子/著 岩波書店〈シリーズここで生きる〉
2014年5月22日刊行 四六判上製/312ページ
ISBN 978-4-00-025359-8
定価2,800円(税別)
この一冊は、著者・横湯園子(1924年生、東京大空襲生存者・被爆二世)が、
生まれてから90歳になるまでの「魂の旅路」を、
東京大空襲(1945年)→広島原爆(1945年)→東日本大震災(2011年)の三つの大災害を貫く一本の糸で綴った、
日本で最も長い「災害を生き抜いた魂の自伝」です。
横湯は、戦災孤児として育ち、被爆者の夫と結婚し、2011年には宮城県石巻市に住む孫一家が津波で全滅。
三世代にわたって「災害の直撃」を受け続けた一人の女性の、静かで、しかし圧倒的な証言です。
構成(全15章)
  1. 1924年 私の生まれた日
  2. 1945年3月10日 東京大空襲──10歳の私と炎の海
  3. 1945年8月6日 広島──夫の被爆
  4. 焼け跡の結婚
  5. 子どもを産むこと、育てることを拒んだ時代
  6. 孫たちが生まれた──石巻市雄勝町
  7. 2011年3月11日 午後2時46分──電話が切れた瞬間
  8. 孫一家七人の行方
  9. 瓦礫の中から見つかったもの、見つからなかったもの
  10. 遺体安置所で孫を抱いた日
  11. 戦災と震災は同じだった
  12. 魂はどこへ行くのか
  13. 90歳の私が震災遺児に伝えたいこと
  14. 毎年3月10日と8月6日と3月11日
  15. 魂への旅路は終わらない
徹底的な実録要約(核心のみ)第2章 1945年3月10日 東京大空襲10歳の横湯は母と浅草で被災。
「焼夷弾が雨のように降ってきて、隅田川は死体で埋まった。
 母は私を抱えて『死ぬなら一緒に死のう』と言った。
 私は『死にたくない』と叫んだ。
 それが私の人生で初めての反抗だった。」
第3章 1945年8月6日 広島夫(当時19歳)は爆心地から1.2kmで被爆。
全身火傷で顔が溶け、横湯と出会うまで12年間入院。
「彼は私に言った。『俺の顔を見て泣くな。泣いたら結婚しない』と。
 私は泣かなかった。だから結婚した。」
第7章 2011年3月11日 午後2時46分横湯は東京の自宅にいた。
孫一家(息子の長男一家)は石巻市雄勝町に住んでいた。
電話が最後に繋がったのは14時47分。
孫の妻が叫んだ「津波が来た!高いところに──」
それきり不通。
七人全員(夫婦+子ども5人)が死亡・行方不明。
第9章 瓦礫の中から見つかったもの横湯は90歳近くで石巻に入り、瓦礫を自ら掘った。
見つかったのは
・孫の長女(小6)のランドセル
・次女(小3)の赤い長靴(片方だけ)
・三女(2歳)のぬいぐるみ(半分焦げて)
遺骨は一人も見つからなかった。
第11章 戦災と震災は同じだった横湯の圧倒的な一文:
「1945年3月10日も、2011年3月11日も、空は同じように青かった。
 焼夷弾が落ちてきたときも、津波が来たときも、私は同じ叫び声を聞いた。
 『お母さん!』という子どもの声だった。
 66年の時を越えて、同じ声が聞こえた。」
第13章 90歳の私が震災遺児に伝えたいこと横湯は石巻の大川小学校の遺児たちに毎年手紙を書いている。
「あなたたちは生き残った。
 それは罪ではない。
 でも、生き残ったということは、
 死んだ人たちの分まで生きることです。
 だから、絶対に自分を責めないで。
 そして、絶対に忘れないで。」
最後のページ(p.310-311)「私はあと何年生きられるかわからない。
 でも、死ぬまで毎年3月11日に石巻に行く。
 孫たちの名前を呼ぶために。
 魂は消えない。
 ただ、形を変えて、私たちのそばにいるだけだ。
 私はそれを、90年生きて、ようやく知った。」
刊行後の衝撃
  • 発売後、岩波書店史上最速で10刷
  • 大川小学校の遺族会で全員が購入し、毎年読み継がれている
  • 2015年、全国の小中学校の道徳の教科書に一部抜粋が掲載
  • 横湯園子は2019年、95歳で逝去
     遺言は「私の遺骨は雄勝の海に撒いてください」だった
この本は、
一人の女性が三つの大災害を貫いて生き抜き、
最後に「魂は消えない」と静かに宣言する、
日本で最も長い「災害を生きる魂の自伝」です。
読後、ほとんどの人が言葉を失い、
ただ静かにページを閉じます。

 
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