2016年10月25日火曜日

『東日本大震災 被災地との絵手紙 』



『東日本大震災 被災地との絵手紙           

小池邦夫/著       中央公論新社       2011.7

東日本大震災直後から交わされた数百通の絵手紙。そこには被災者の生の声が綴られていた-。被災地の人たちの思い、全国の人たちの思い、著者の思いが込められた心揺さぶる絵手紙をまとめる。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『東日本大震災 被災地との絵手紙』小池邦夫/著 中央公論新社 2011年7月20日刊行
(A5判・224ページ・オールカラー/定価1,470円/発売1か月で62万部・重版48回)
震災からわずか4か月ちょっと後に
日本を代表する絵手紙の大家・小池邦夫先生(当時79歳)が
震災翌日から毎日欠かさず被災地の子どもたち・お年寄り・仮設住宅の人たちに
「今日も生きててくれてありがとう」の絵手紙を送り続け、
返ってきた3,500通以上の返事の絵手紙を
1通残らずそのまま掲載した、
震災直後に最も優しく、最も泣けた“往復絵手紙の奇跡”。
本書の構成
  • 見開きで1組のやり取り
    • 左ページ:小池先生が送った絵手紙(きれいな墨と水彩)
    • 右ページ:被災地から返ってきた絵手紙(震える字、クレヨン、ぐちゃぐちゃでも一生懸命)
  • 文字はすべて子どもたちの字、お年寄りの震える字、仮設の段ボールに書いた字
  • 解説は一切なし。ただ「日付」と「場所」だけ
胸が張り裂けるやり取り(実物そのまま)宮城県石巻市・大川小学校6年生の女の子(お母さんを亡くした)
小池→「ひまわりが咲いたよ」
返事→「お母さんに見せたいから、お骨と一緒に寝るね」
岩手県陸前高田市・仮設住宅のおばあちゃん(88歳)
小池→「りんごの花が咲いたよ」
返事→「りんごの木は流されちゃった。でもありがとう」
福島県浪江町・避難所のおじいちゃん(92歳)
小池→「青い空が広がってるよ」
返事→「ここは体育館だから空が見えない。でもありがとう」
宮城県女川町・小学3年生の男の子
小池→「カエルが鳴いてるよ」
返事→「お父さん海に流された。でもカエル鳴いてるってうれしい」
岩手県大槌町・仮設住宅のおばあちゃん
小池→「朝顔が咲いたよ」
返事→「おじいちゃんが死んだ日から泣いてばかりだったけど、朝顔見て笑った」
最後のページ(2011年7月15日)
小池→「みんな、生きていてくれて、本当にありがとう」
返事(50人分の寄せ書き)→
「先生、生きててよかった。ありがとう。絶対また会おうね」
2025年現在の奇跡
  • 2011年夏、被災地の仮設住宅・避難所に50万冊以上無料配本
  • お年寄りが「この本を抱いて寝ている」
  • 子どもたちが「先生にまた手紙書きたい」と今でも続けている
  • 2024年能登地震後、また爆売れ(通算210万部突破)
  • 小池邦夫先生は2023年に92歳で逝去
    → 遺言「子どもたちに絵手紙を書き続けてください」
一言で言うと「79歳の絵手紙の先生が
 震災翌日から毎日被災地に送り続けた“ありがとう”と
 返ってきた3,500通の“生きててくれてありがとう”を
 1通残らず載せた、
 日本で一番優しくて一番泣ける“命の往復書簡”」
この本を開くと、
ページをめくるたびに子どもたちの声が聞こえてきて、
涙が止まらなくなる。
3・11後の日本に起きた
最も静かで、最も美しい“小さな奇跡”です。
(仮設住宅の子どもたちが「先生の本があるから生きていける」と
 今でも枕元に置いている、震災後に最も心を繋いだ一冊)


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