『東京電力の変節』 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃
後藤秀典/著 旬報社 2023.9
全国の原発避難者の裁判で頻発する、東京電力側弁護士による避難者原告に対する攻撃。なぜそのようなことをするのか? 深く結びついた電力会社、政府、最高裁判所、巨大法律事務所の癒着の構造を明らかにする。
先日、東電刑事裁判上告審意見書の添付資料になっている、「東京電力の変節」という本を読んでみました。
東電刑事裁判についてブログを書いているので、東電刑事裁判に関しての大事な本を読まないといけないと思い、胃が痛くて胃が痛くて仕方ない状態で、なんとか最後まで読みました。
この本を読んでみて、驚いたのたは、この本の著者の後藤秀典さんという方が、僕が日本電波ニュース社時代に、日本電波ニュース社の編集室で、一緒に仕事をしていた方だと分かったことでした。
後藤さんとは日本電波ニュース社時代に大変お世話になった方で、僕より3つ年上で、僕の記憶では確か静岡県の浜松の出身で法政大学出身の方だったと思います。
僕に「うちの会社、戦争が好きだから」と言ってたのも後藤さんでした。
当時、僕の住んでいたアパート、戸山のワカサ荘にも遊びに来たときもあり、僕のアパートを「上原さんのアジト」と言っていたのも後藤さんでした。
確か、後藤さんは法政大学時代に、三多摩(東京都西部の西多摩、旧北多摩、旧南多摩、3郡の総称)の専従をしていたと言っていたと思います。
そんな後藤さんの書かれた「東京電力の変節」という東電刑事裁判上告審意見書の添付資料になっている本は胃が痛くて胃が痛くて仕方ない中、なんとか読ませていただきました。
本では、福島第一原発事故により避難した女性の事を取材していました。
福島第一原発事故の被災者で、福島第一原発事故後、福島県双葉町から避難して埼玉県の中古住宅にに移り住み、仕事もなく、テレビを見るだけが楽しみの生活をしているのに、加害者の東京電力は
「外出しないときは大型テレビを見て1日を過ごすなど平穏な生活をしている。過酷な避難生活を送っているとは到底いうことができない」
という横暴な文書を書いているようです。
東電刑事裁判上告審の裁判官は巨大法律事務所出身の裁判官であることも裁判官の実名を挙げて検証していました。東京電力寄りの裁判菅のようです。
刑事訴訟法第408条(弁論を経ない上告棄却の判決)により上告が棄却されることが懸念されます。
とても危険な東電刑事裁判上告審になってしまうような気がします。
胃が痛くて痛くて仕方なく東電刑事裁判上告審意見書の添付資料になっている本であるこの本を熟読、精読できない状態になっていて、きちんとした本を読んでの感想が書けませんが、先日、東電刑事裁判上告審意見書の添付資料になっている 『東京電力の変節』 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃という本を読んだので稚拙な感想ですが本を読んでの感想を書かせていただきました。