2014年8月24日日曜日

『あなたの福島原発訴訟』

『あなたの福島原発訴訟』  みんなして「生業を返せ、地域を返せ! 

『生業を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟原告団・弁護団/編            

国と東電の責任を明らかにするため、2600人を超える原告団が参加する「生業を返せ!地域を返せ!」福島原発訴訟。裁判の概要と目的、原告団の目指すものなどを紹介するとともに、裁判への参加をよびかける。
あなたの福島原発訴訟
あなたの福島原発訴訟
著者:『生業を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟
価格:1,728円(税込、送料込)
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『アフター・フクシマ・クロニクル 』

『アフター・フクシマ・クロニクル 

西谷修/著 ぷねうま舎2014.6


あのとき、社会はどう動き、政治は何をし、文化はどんな顔をしてみせたか。東日本大震災+福島第一原発事故から3年。破局の実相に迫り、生きることの意味を探す。雑誌掲載の文章やブログ記載文をまとめて書籍化。
アフター・フクシマ・クロニクル
アフター・フクシマ・クロニクル
著者:西谷修
価格:2,160円(税込、送料込)
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『命が踏みにじられる国で、声を上げ続けるということ』

『命が踏みにじられる国で、声を上げ続けるということ』       

雨宮処凛/著    創出版  2014.6


原発問題や、生活保護法改悪に象徴される命を踏みにじる動き。全てはまだ進行形である-。いろんなことに怒り、いろんなことに抵抗し、声を上げまくってきた、2011年夏からの約3年間を綴る。月刊『創』連載を単行本化。

『科学のこれまで、科学のこれから』

『科学のこれまで、科学のこれから』  岩波ブックレット - No.902    

池内了/著 岩波書店 2014.6


国際的に頻発する論文不正事件、原発事故…。私たちの好奇心を満たし、快適な生活をもたらすはずの科学が、なぜ、これほど異様になってしまったのか。もつれあう問題群をひもとき、これからの科学の方向性を提示する。
科学のこれまで、科学のこれから
科学のこれまで、科学のこれから
著者:池内了
価格:561円(税込、送料込)
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『サムライブルーの料理人3・11後の福島から 』

『サムライブルーの料理人311後の福島から        

西芳照/著 白水社2014.6


故郷で被災し避難した後、原発事故の対応拠点Jヴィレッジに再び戻り、作業員に食事を提供し始めるも、待っていたのは過酷な現実だった。ザックジャパンを支える専属シェフの、3年間の奮闘の記録。福島郷土料理のレシピ付き。

『人類が永遠に続くのではないとしたら 』

『人類が永遠に続くのではないとしたら       

加藤典洋/著 新潮社2014.6


私たちはどのような生き方、価値観をつくりだすべきか? 原発事故があらわにした近代産業システムの限界。その「有限性」に正面から向きあい、それを肯定する思想とはどのようなものかを考える。『新潮』掲載を単行本化。
人類が永遠に続くのではないとしたら
人類が永遠に続くのではないとしたら
著者:加藤典洋
価格:2,484円(税込、送料込)
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『川柳は乱調にあり』 嗤う17音字

『川柳は乱調にあり』  嗤う17音字   

楜沢健/著 春陽堂書店2014.6


息苦しい現在、吐き気がする時代状況で、政治と権力を嘲笑う、黒いユーモアにあふれた川柳。プロレタリア川柳作家・鶴彬の作品やワーキングプア川柳、ホームレス川柳、原発川柳など、グッとくる川柳を過去現在問わず紹介する。
川柳は乱調にあり
川柳は乱調にあり
著者:楜沢健
価格:1,512円(税込、送料込)
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『熊取六人衆の脱原発』

『熊取六人衆の脱原発』   

今中哲二/著 七つ森書館2014.6


京都大学原子炉実験所で永く原子力を研究してきた、熊取六人衆と呼ばれる科学者たち。福島第一原発事故後、注目を集める彼らの講演、証言等を収録し、原発と対峙するサイエンス・気風を伝える。
熊取六人衆の脱原発
熊取六人衆の脱原発
著者:今中哲二
価格:1,944円(税込、送料込)
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2014年8月3日日曜日

『関西電力と原発 』

『関西電力と原発     

矢野宏/著 西日本出版社 2014.5


私たちの生き方を見つめ直す上で、原発問題は避けて通れない-。関西電力がなぜ原発に依存していったのか、そもそも原発と共存できるのか。関電の歴史、国策としての原子力などを取り上げ、関電と原発について考える。
関西電力と原発
関西電力と原発
著者:矢野宏
価格:1,620円(税込、送料込)
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『自然エネルギー革命 』 脱原発へのシナリオ

『自然エネルギー革命  脱原発へのシナリオ

大下英治/著 潮出版社2014.5


地熱、風力、太陽光などの自然エネルギーの開発・実用化はここまで進んでいる! 産官学の最前線の現場を歩き、脱原発への道を探る。『潮』連載に書き下ろしを加えて単行本化。
自然エネルギー革命
自然エネルギー革命
著者:大下英治
価格:1,728円(税込、送料込)
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『脱原発の比較政治学 』

『脱原発の比較政治学           

本田宏/編著    法政大学出版局2014.5


チェルノブイリや福島の事故をうけて、世界各国はどのような選択をしているのか? 日本をはじめ、ドイツ、スウェーデン、イタリア、フランス、インドなどを取り上げ、デモクラシーの観点から原発について考える。
脱原発の比較政治学
脱原発の比較政治学
著者:本田宏
価格:2,916円(税込、送料込)
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『100年前からの警告 』 福島原発事故と朝河貫一

100年前からの警告  福島原発事故と朝河貫一      

武田徹/著 花伝社2014.5


日露戦争に勝利した後の日本国家のありように警鐘を鳴らす書「日本の禍機」を著した福島の偉人・朝河貫一。「変われなかった」日本が進む道を正確に予測し、日米開戦阻止に奔走した世界的歴史学者の生き方と哲学を紹介する。
100年前からの警告
100年前からの警告
著者:武田徹(英語)
価格:1,836円(税込、送料込)
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『原発ゼロで日本経済は再生する』

『原発ゼロで日本経済は再生する』  角川oneテーマ21 - D-21            

吉原毅/[]      KADOKAWA    2014.4


政界や経済界で原発依存社会への回帰を望む声が多いのはなぜか。原発がすべて止まったままだと、日本経済は本当に壊滅的な打撃を被ってしまうのか。脱原発を宣言した異色の金融トップが、原発と経済のからくりを解き明かす。

先日、城南信用金庫の吉原毅さんの、「原発ゼロで日本経済は再生する」という本を文京区立図書館で借りて、読みました。

僕が「原発ゼロ」を唱えて本を書いている人に対して思っていることを書いたブログはこちら

吉原毅さんが、東日本大震災とそれに伴う、福島原発事故以来、「脱原発」を掲げたことが書かれています。

 東日本大震災被災地にもボランティアを派遣したりして、社会貢献をする企業を目指したようです。

日本の金融機関でも、「脱原発」を掲げる会社はなく、城南信用金庫は珍しい会社のようです。

 僕が城南信用金庫について書いているブログはこちら

  
吉原さんが大田区、品川区、目黒区などで子供時代を過ごしていたことも書いていて、東京の城南地域を愛していることも分かりました。

城南信用金庫が「脱原発」を掲げて以来、広瀬隆氏なども城南信用金庫に口座を作り、寄付を募ったことも書かれていました。

広瀬隆氏の作った口座には、多くの寄付が集まったようです。

  通帳に記帳をすると、集計するのに20分から30分かかるような金額が広瀬隆が作った城南信用金庫の口座に集まったそうです。

 寄付金の総額は788万円に達したとのことです。

 広瀬隆氏は「正しい報道」を目指していたようです。

日本の経済界が、経済同友会、日本商工会議所などがあり、それらの団体は、原発に賛成していることも分かりました。

民放の報道番組も、日本の経済界の会社がスポンサーをしているので、民放の報道番組の中で、「脱原発」などとは言いづらいことも分かりました。

吉原さんは、城南信用金庫で、企画部に配属され、広報のような仕事をしていたことがあり、新聞記事やテレビのニュースがどのようなメカニズムでできているのかを、ある程度、知っているつもりだと書いています。

いわゆるリーク記事が、一定の目的(世論誘導)のために流されていると指摘しています。

原発に関するリーク記事が多く流れていることからも、原発を推進したいと望む人間が大勢いることの証に他ならないと言っています。 

経済界とマスコミのぐるになっての、原発推進キャンペーンのようなものがあったことが分かりました。

 「原発」の問題は、日本の経済界の問題でもあり、「脱原発」を言うのは大変なことなのだと分かりました。

マスコミを含めて、「脱原発」をきちんと表明するのは勇気がいることなのだと思いました。

 城南信用金庫も、大新聞に取材を受けたようですが、城南信用金庫の取り組みの記事が新聞に掲載されることはなかったそうです。

 マスコミが情報操作をしていることも分かりました。

まれな日本の金融機関で、心意気もすごいと思いました。

「原発ゼロ」をあきらめずに、活動をされているようで、信念を感じました。

日本の経済人の方でも吉原さんのような方がいらっしゃると思うと、希望が湧きました。

 「原発ゼロ」に対する思いがよく伝わってくる本なので早稲田大学探検部関係者には是非ともご一読していただきたい本です。

先日、吉原毅さんの著作、「原発ゼロで日本経済は再生する」という本を読んだので本を読んでの感想を書いてみました。


原発ゼロで日本経済は再生する
原発ゼロで日本経済は再生する
著者:吉原毅
価格:864円(税込、送料込)
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『原発処分先進国 ドイツの現実 』 地底1000メートルの核ゴミ地獄

『原発処分先進国 ドイツの現実  地底1000メートルの核ゴミ地獄             

広瀬隆/著 五月書房2014.4


本当にドイツは原発ゼロ政策の「夢の国」なのか? 2022年に原発を全廃するという政策を選択したドイツの廃炉現場と放射性廃棄物の最終処分場の実情を伝え、高レベル放射性廃棄物の処分が不可能だということを主張する。

原発処分先進国ドイツの現実
原発処分先進国ドイツの現実
著者:広瀬隆
価格:1,404円(税込、送料込)
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『なして、原発?! 』 新潟発・脱原発への指針

『なして、原発?!   新潟発・脱原発への指針             

新潟県平和運動センター/編 現代書館 2014.4


脱原発運動を若い世代に伝えようと新潟で始まった「脱原発・ワイズエネルギーライフ(WEL・ウエル)研究会」の成果をまとめたもの。原発の「安全性」や生活に必需のエネルギー問題のあり様等を、講師陣がわかりやすく解説。

なして、原発?!
なして、原発?!
著者:新潟県平和運動センター
価格:2,376円(税込、送料込)
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『日本は世界で何番目? 5 』

『日本は世界で何番目?  5          

藤田千枝/編 大月書店2014.4


世界ランキングから日本の課題について考える。5は、殺人事件の発生率、民間人が銃を持っている割合、戦艦の保有数など、平和と安全に関するランキングを取り上げる。見返しに地図あり。
日本は世界で何番目? 5平和と安全
日本は世界で何番目? 5平和と安全
著者:藤田千枝
価格:2,376円(税込、送料込)
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2014年8月2日土曜日

『ネグリ、日本と向き合う』

『ネグリ、日本と向き合う』  NHK出版新書 - 430  

アントニオ・ネグリ/著    NHK出版2014.3


2013年、ついに来日を果たした、世界的な政治哲学者ネグリ。彼は、311後の日本をどう見たのか。原発問題など日本の課題から、現代の世界情勢までを率直に語る。日本を代表する知識人によるネグリへの「応答」も収載。
ネグリ、日本と向き合う
ネグリ、日本と向き合う
著者:アントニオ・ネグリ
価格:885円(税込、送料込)
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『君臨する原発 』 どこまで犠牲を払うのか

『君臨する原発  どこまで犠牲を払うのか

中日新聞社会部/編 東京新聞2014.3


原発社会の呪縛に苦しみ、戸惑う人々の声を取り上げ、福島第一原発事故後も原発ゼロに踏み出せない日本の悲劇とその問題点に迫る。『中日新聞』『東京新聞』『北陸中日新聞』連載に加筆し書籍化。
君臨する原発
君臨する原発
著者:中日新聞社
価格:1,620円(税込、送料込)
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『原発・環境問題と企業責任』 環境経営学の課題

『原発・環境問題と企業責任』  環境経営学の課題   

足立辰雄/著       新日本出版社       2014.3


原発事故と地球環境問題の原因とは何か、その有効な対策を企業の社会的責任(CSR)という新しいマネジメントの尺度から考察し、環境経営学の有効性について論じる。
原発・環境問題と企業責任
原発・環境問題と企業責任
著者:足立辰雄
価格:1,944円(税込、送料込)
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『原発事故と放射線のリスク学 』

『原発事故と放射線のリスク学   

中西準子/著 日本評論社2014.3


環境問題・化学物質のリスク評価を切り拓いてきた著者が、外部被ばくの誤解をあばき、福島帰還への目標値を提言する。飯田泰之との対談、丹羽太貫、半澤隆宏へのインタビューも収録。

原発事故と放射線のリスク学
原発事故と放射線のリスク学
著者:中西準子
価格:1,944円(税込、送料込)
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『原発と教育 』 原発と放射能をどう教えるのか

『原発と教育  原発と放射能をどう教えるのか       

川原茂雄/著       海象社    2014.3


原発と放射能について、子どもたちにどのように教え、伝えていかなければならないのか。「原発と放射能の授業」や「原発出前授業」に取り組む高校教師が、それらの授業を通して考えてきたことを綴る。

原発と教育
原発と教育
著者:川原茂雄
価格:1,620円(税込、送料込)
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