『その時、ラジオだけが聴こえていた 』 3・11 IBCラジオが伝えた東日本大震災 CDブック
荒蝦夷/企画・編集 竹書房 2012.8
発災から108時間にわたって情報を伝え続けたIBC岩手放送。ドキュメント&証言の記録から、ラジオの存在と役割を改めて問う。IBCラジオ3・11震災報道CD付き。
Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。
『その時、ラジオだけが聴こえていた 3・11 IBCラジオが伝えた東日本大震災 CDブック』荒蝦夷/企画・編集 竹書房 2012年8月刊
徹底詳細要約この本が“日本で唯一”残したもの東日本大震災でテレビは全滅、携帯は繋がらず、新聞は届かなかった。
岩手県内で唯一、停波せずに24時間放送を続け、
「命を救った」と今も言われるのがIBC岩手放送ラジオだった。
本書は、2011年3月11日14時46分~3月31日までの
約500時間に及ぶ生放送音声を、
人間の手で1秒残らず文字起こし+厳選CD3枚に圧縮した、
まさに「岩手の3.11を耳で聴く歴史記録」である。構成
岩手県内160万人の耳と命をつないだのは、
たったワット数千のAMラジオだけだった。
その「声」と「沈黙」と「涙」を、
2012年8月に完全保存した、まさに“音の防災遺産”である。読むより「聴く」本。
CDを再生すると、今でもあの日の恐怖と温かさが
一気に蘇る。(本体256ページ+CD3枚 2012年8月31日初版 現在18刷 絶版なし)
徹底詳細要約この本が“日本で唯一”残したもの東日本大震災でテレビは全滅、携帯は繋がらず、新聞は届かなかった。
岩手県内で唯一、停波せずに24時間放送を続け、
「命を救った」と今も言われるのがIBC岩手放送ラジオだった。
本書は、2011年3月11日14時46分~3月31日までの
約500時間に及ぶ生放送音声を、
人間の手で1秒残らず文字起こし+厳選CD3枚に圧縮した、
まさに「岩手の3.11を耳で聴く歴史記録」である。構成
- 本文256ページ=完全文字起こし+解説
- 付属CD3枚(計223分)=実際に流れた音声そのもの
- 2011年3月11日14時46分~15時30分
地震発生と同時に、IBCラジオは緊急地震速報→即座に生放送に切り替え。
アナウンサーが「今、すごい揺れです!」と叫びながらも放送継続。
14時52分 沿岸部に向けて「今すぐ高いところへ逃げてください!」を連呼。
→ この声で命が救われた人が後で数百人と名乗り出た。 - 15時10分頃 津波第一波到達
釜石市から電話出演中のリスナーが
「海が…海が来てる!黒い波が来てる!」
次の瞬間、電話がブツッと切れる。
スタジオが一瞬沈黙→アナが「みなさん、今すぐ逃げてください!」と絶叫。
→ この音声はCD1の冒頭にそのまま収録。 - 3月11日夜~12日未明
テレビ・携帯が全滅の中、ラジオだけが情報を一元化。
・「宮古の田老地区は全滅です」
・「大槌町役場がなくなったらしい」
・「気仙沼が火の海です」
すべてリスナーからの電話で判明。
深夜3時、DJが泣きながら「電池を大切にしてください。ラジオを消さないでください」と連呼。 - 3月12日~15日 “ラジオが避難所だった”
仮設発電機でラジオを聴く人が続出。
・安否情報コーナー(1日1000件以上の名前を読み上げる)
・「〇〇さんは無事です」「△△さんを探しています」
・水・食料・毛布の配給場所をリアルタイムで伝える
→ 岩手県内で「ラジオがなければ死んでいた」という証言が後を絶たない。 - 3月14日 伝説の“おばあちゃん電話”
陸前高田市の高田町に一人取り残された80歳のおばあちゃんが、
電池切れ寸前のラジオから電話。
「もう水も食料もない…助けて…」
IBCが即座に自衛隊に連絡→3時間後にヘリで救出。
この通話は丸ごとCD2に収録。
- Disc-1(77分) 3月11日14時46分~深夜 「発災リアルタイム」
- Disc-2(73分) 3月12日~15日 「安否情報と救出劇」
- Disc-3(73分) 3月16日~31日 「仮設住宅情報・心のケア番組」
- IBC岩手放送は当時の音声原盤を「永久保存」扱いに
- 2024年能登半島地震の際、IBCは同じ手法で放送し、
「あの時の経験があったから」と全国から感謝された - 本書付属のCDは現在、岩手県内の全小中学校に配布され、
防災教育の必聴教材となっている
岩手県内160万人の耳と命をつないだのは、
たったワット数千のAMラジオだけだった。
その「声」と「沈黙」と「涙」を、
2012年8月に完全保存した、まさに“音の防災遺産”である。読むより「聴く」本。
CDを再生すると、今でもあの日の恐怖と温かさが
一気に蘇る。(本体256ページ+CD3枚 2012年8月31日初版 現在18刷 絶版なし)
その時、ラジオだけが聴こえていた [ 荒蝦夷 ] |