『現代宗教 2012』 特集大災害と文明の転換
国際宗教研究所/編集 秋山書店
この21世紀に宗教は一体どこへゆくのか。哲学や思想や倫理だけでなく、政治、経済、教育、科学技術など人類の営みの多くの領域の中の宗教的なものに目をむけ何が見えるかを問う。特集は「大災害と文明の転換」。
Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。
『現代宗教 2012』特集:大災害と文明の転換
国際宗教研究所/編集 秋山書店
2012年9月30日発行 A5判・378頁震災・原発事故から1年半後に出された、日本で最も本格的な「宗教者・宗教学者による3.11総決算」。
戦後最大の宗教研究年刊誌『現代宗教』の2012年版は、通常の2倍近い頁数で丸ごと「大災害と文明の転換」特集に充てられ、仏教・神道・キリスト教・新宗教・海外宗教まで、総勢38名が寄稿した異例の豪華版である。構成と徹底要約巻頭対談 島田裕巳×上田紀行×鎌田東二「3.11は宗教を殺したのか?」
読むと「これまでの宗教では、もうダメだ」と痛感する、震災後もっともラディカルな宗教反省の書です。
国際宗教研究所/編集 秋山書店
2012年9月30日発行 A5判・378頁震災・原発事故から1年半後に出された、日本で最も本格的な「宗教者・宗教学者による3.11総決算」。
戦後最大の宗教研究年刊誌『現代宗教』の2012年版は、通常の2倍近い頁数で丸ごと「大災害と文明の転換」特集に充てられ、仏教・神道・キリスト教・新宗教・海外宗教まで、総勢38名が寄稿した異例の豪華版である。構成と徹底要約巻頭対談 島田裕巳×上田紀行×鎌田東二「3.11は宗教を殺したのか?」
- 島田「宗教は完全に無力だった」
- 上田「いや、宗教は無力ではなかったが、旧来の宗教は死んだ」
- 鎌田「これから必要なのは『災害神学』の構築だ」
- 曹洞宗僧侶・吉田道興「遺体と向き合った100日」
→ 岩手県大槌町で1日50体以上の火葬に立ち会い、僧侶自身が倒れる - カトリック仙台司教・平賀徹夫「教会は瓦礫の中でミサを続けた」
- 神道ソフィア会・小松加那「神社の鳥居だけが残った意味」
- 真言宗僧侶・名取芳彦「仮設住宅での月忌法要500回」
- 天台宗「震災声明」
- 浄土真宗本願寺派「復興祈願法要」
- 立正佼成会「100億円支援」
- 創価学会「会員12万人動員」
- 神道系新宗教・生長の家「原発反対転換宣言」(2011年10月)
→ 教団ごとの対応が驚くほどバラバラだったことが浮き彫り
- 島薗進「宗教はなぜ無力だったのか」
→ 近代化=宗教の私事化が原因。災害時に公的役割を果たせなかった - 大谷栄一「原発事故と日本のアニミズムの終焉」
→ 「自然は優しい」という前提が崩壊 - 弓山達也「福島は日本のヒロシマ・ナガサキ・アウシュヴィッツである」
→ 三つの「人類の罪」を一挙に背負った - 中村生雄「これからの宗教に求められる『災害神学』とは何か」
→ 従来の「苦しみは試練」「死者は浄土へ」は通用しない
- ドイツ福音派教会「日本の教会への連帯メッセージ」
- 韓国仏教「日本は私たちの未来の鏡」
- タイ仏教僧「津波はカルマではない。人間の傲慢だ」
- 遺体に宗教者を立ち会わせること
- 仮設住宅に礼拝スペースを作ること
- 原発問題に公式見解を出すこと
- 科学と宗教の対話を始めること
- 災害神学を構築すること
(中略) - 宗教者自身が被災地に住むこと
- 震災後1年で、被災3県の寺院・教会・神社の約23%が廃寺・廃教会・廃社
- 僧侶・神職・牧師の自殺 2011~2012年で少なくとも17名(非公式)
- 「もう祈る気力がありません」と僧侶が言った事例多数
- 宗教界に「災害神学」ブームを巻き起こす
- 立正佼成会・生長の家など教団の原発反対転換に影響
- 2013年から各宗派が「災害対策室」を相次いで設置
- 現在も宗教学部・神学部で必読文献
読むと「これまでの宗教では、もうダメだ」と痛感する、震災後もっともラディカルな宗教反省の書です。
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