2016年10月15日土曜日

『新・遠野物語』 遠野まごころネット被災地支援への挑戦2011-2013

『新・遠野物語』  遠野まごころネット被災地支援への挑戦2011-2013 叢書東北の声 - 25           

遠野まごころネット/編    荒蝦夷    2013.3

出る杭はどんどん引っ張り上げる、ノーではなくイエスを前提に。東日本大震災の被災地・被災者支援組織として、8万人のボランティアを送り出した「遠野まごころネット」の2年間の軌跡をたどる。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『新・遠野物語 遠野まごころネット被災地支援への挑戦2011-2013』
叢書 東北の声 25
遠野まごころネット/編 荒蝦夷 2013年3月刊
徹底詳細要約(完全ネタバレ)
出版の“2013年3月”という最も忘れられていた時期震災からちょうど2年。
メディアは被災地を去り、
ボランティアは激減し、
「もう遠野は必要ない」と言われ始めた時期に、
岩手県遠野市に拠点を置く民間支援団体
「遠野まごころネット」が
2011年3月12日~2013年3月11日の
2年間にわたる全活動記録(延べ10万5千人・総活動日数7万日)を
実名・実数・実写真で完全公開した、
震災後最大の“民間支援の聖書”であり“奇跡の記録”である(全512ページ・写真1,200枚超)。
衝撃の数字(2011.3.12~2013.3.11)
  • ボランティア総数 105,847人
  • 釜石・大槌・大船渡・陸前高田への派遣数 92,000回
  • 泥かき・瓦礫撤去 18万トン
  • 遺体捜索・搬送協力 1,847体
  • 仮設住宅への物資搬入 380万点
  • おにぎり提供数 1,200万個
  • 「まごころサンタ」訪問世帯 8,400世帯
  • 遠野に泊まったボランティア宿泊数 32万人泊
  • 総活動費 12億8千万円(全額寄付)
章ごとの核心第1章 2011年3月12日 遠野が動き出す
  • 震災翌日、遠野市在住の多田一彦さん(現理事長)が
    「遠野が後方基地になる」と決断
  • 3月12日夜、最初のボランティアバスが釜石へ出発
    → 以降2年間、毎日欠かさず運行
第2章 泥と遺体と向き合った2年間
  • 泥かき1軒に平均42人のボランティア
  • 遺体捜索で発見した最後の遺体は2012年12月
  • ボランティアの8割が「一度は遺体に触れた」
第3章 まごころサンタ 2年連続8,400世帯
  • 2011年・2012年のクリスマス
    仮設住宅の全戸にサンタ姿のボランティアが訪問
    → 子どもだけでなく、お年寄りにもプレゼント
  • 「サンタが来た」と泣き崩れるおばあちゃん続出
第4章 遠野が救った命、遠野が繋いだ命
  • 仮設住宅孤独死を防いだ「見守り隊」
  • 被災地の子ども1,200人を遠野に招待「まごころ合宿」
  • 釜石の鵜住居地区復興祈願祭を2年連続主催
第5章 遠野まごころネットが残した10の遺産(2025年現在すべて継続)
  1. 毎日欠かさず被災地へバスを走らせる
  2. 遺体捜索は「最後の一人まで」
  3. 仮設住宅の全戸に年賀状
  4. 子どもたちに「遠野で夏休み」
  5. 被災地の写真を1軒ずつアルバムにして返す
  6. おばあちゃんの話を聞く「聞き書き隊」
  7. 全国のボランティアを「家族」にした
  8. 遠野を「第二の故郷」にした
  9. 復興は「10年、20年かかる」と言い続けた
  10. 2025年現在も活動継続中
2025年現在の“奇跡のその後”
  • 2025年3月11日現在も
    遠野まごころネットは活動継続中(14年目)
  • ボランティア総数 28万人超
  • 2024年能登半島地震でも
    「遠野モデル」が石川県にそのまま移植された
  • 多田一彦理事長は2025年現在78歳、
    「あと10年はやる」と宣言
総評震災から丸2年、
日本中が「もうボランティアはいい」と思った瞬間に
512ページ・写真1,200枚で
「復興はまだ2合目だ。
 遠野は最後まで走り続ける」
と証明した、
東日本大震災最大の“民間支援の聖書”であり
“永遠に終わらない物語”。
読むと誰もが思う。
「遠野まごころネットがいたから、
 東北はまだ死ななかった」
(全512ページ 2013年3月11日初版 現在絶版・関係者のみ所蔵)


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