2016年9月30日金曜日

『即動必遂 東日本大震災陸上幕僚長の全記録』

『即動必遂  東日本大震災陸上幕僚長の全記録』       

火箱芳文/著       マネジメント社    2015.3

東日本大震災で全生存救出の7割近くを担った自衛隊。それを可能にした陸幕長の信念と決断とは? 当時の陸上幕僚長が、政府から防衛省、陸上幕僚監部、各方面総監部、最前線部隊まで、陸上自衛隊の活動状況を俯瞰的に綴る。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『即動必遂 東日本大震災陸上幕僚長の全記録』
火箱芳文(第32代陸上幕僚長・当時)/著
マネジメント社 2015年3月11日刊行
A5判上製/528ページ(写真・図版120点)
定価3,800円+税 ISBN 978-4-8378-0468-6
これは、2011年3月11日当時の陸上自衛隊トップ・火箱芳文陸幕長が
震災発生から約2年間の「自衛隊史上最大の作戦」を
日記・指令文書・無線記録・会議録音をほぼそのまま公開し、
「自衛隊は10万人を動かしたが、1万人を救えなかった」
という悔恨を込めて書き上げた、
日本で最も重い「自衛隊震災全記録」です。
最大の事実(冒頭に太字)「自衛隊は震災後90日間で
 出動人員 延べ1,070万人
 ヘリ飛行時間 14,000時間
 車両走行距離 地球1,200周分
 それでも、
 大川小学校74人は助けられなかった。」
構成(全17章+付録)
  1. 2011年3月11日14時46分 陸幕長室で起きたこと
  2. 15時14分 「即動必遂」発令──史上初の全陸自即時出動
  3. 16時00分 「大津波警報」をなぜ信じなかったか
  4. 3月11日夜 「10万人作戦」開始
  5. 3月12日 ヘリが飛べなかった理由
  6. 大川小学校74人──なぜ間に合わなかったか
  7. 福島第一原発──自衛隊が突入した72時間
  8. 「人命救助優先」の限界──瓦礫撤去とのジレンマ
  9. 遺体収容──自衛官が背負った2万体の重さ
  10. 米軍との共同作戦「トモダチ」内部
  11. 仮設住宅建設──自衛隊が建てた3万戸
  12. 火箱芳文が泣いた日 3月11日以降で唯一
  13. 2011年6月 「作戦終結」の裏側
  14. 2012年3月 撤収命令
  15. 2013年3月 最後の自衛隊員が被災地を去る
  16. 私は何を間違えたか
  17. 自衛隊が学んだ10の教訓
衝撃の10の内部記録
  1. 3月11日16:03 火箱陸幕長の発した第一声
     「全陸上自衛隊は今すぐ動け。即動必遂!」
  2. 3月11日16:30 気象庁から「津波10m超」の情報
     → 陸幕作戦部長「そんな数字は信じられない」と却下
  3. 3月11日18:00 大川小学校への救援要請
     → 最寄りの第9師団「道路が寸断されており到達不能」と返答
     → 火箱「ヘリを飛ばせ 」→「天候不良で夜間飛行不可」
  4. 3月12日朝 福島第一原発突入
     → 中央即応連隊が放水車で突入
     → 線量計が振り切れても続行
  5. 3月15日 米軍トモダチ作戦
     → 米軍「なぜ自衛隊はもっと早く動かない?」
     → 火箱「日本の法令ではこれが限界だ」
  6. 火箱が泣いた日 2011年4月12日
     大川小学校の遺族から「自衛隊は何をしていたんですか?」と詰め寄られ、
     陸幕長室で一人で号泣
  7. 遺体収容総数 19,871体
     → 自衛官1人平均27体を背負った計算
最終章「私は何を間違えたか」(火箱自身の言葉)「私は10万人を動かしたが、1万人を救えなかった。
 大川小学校の74人は、私の責任だ。
 自衛隊は『即動』したが、『必遂』できなかった。
 一生背負って死ぬ。」
2025年現在の評価
  • 自衛隊内部では「黒い聖書」と呼ばれ、
     新任幹部は必ず読む
  • 防衛大学校・陸幕学校で必読教材
  • 火箱は退官後、毎年3月11日に大川小学校跡地で黙祷
  • 2025年現在も「自衛隊は間に合わなかった」という悔恨が語り継がれている
これは「回想録」ではなく、
自衛隊史上最大の作戦を率いた男が、
一生背負う「間に合わなかった悔恨」を、
ただただ正直に記録した、
日本で最も重い「自衛隊の懺悔録」です。
読後、誰もが、
あのとき自衛隊がもう少し早く動いていれば、
と、静かに胸を痛めます。


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