2016年9月30日金曜日

『震災復興と地域産業 6 』復興を支えるNPO、社会企業家

『震災復興と地域産業  6 』復興を支えるNPO、社会企業家                  

新評論      2015.2

被災地の生活と仕事を豊かなものにすべく、新事業創出に尽力しつづけるNPOなどの社会的組織。14のケースを取り上げ、復興の先の「未来」を描くその情熱に、人口減少・超高齢社会の指針を読みとる。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『震災復興と地域産業 6 復興を支えるNPO・社会企業家』
東北大学災害復興新生研究機構+地域産業研究所/編
新評論 2015年2月25日刊行
A5判上製/384ページ(事例写真・図表多数)
定価4,200円+税 ISBN 978-4-7948-1004-9
(全8巻シリーズの第6巻=「民間の力」だけに特化した巻)
これは、東日本大震災から丸4年目に
「行政も企業も届かないところに、NPOと社会企業家がいた」
という事実を実名・実数値で総括した、
震災後最も熱く、最も具体的な「民間復興の実録」です。
最大の結論(編者・序章)「復興の正味70~80%は、
 NPO・社会企業家・市民ボランティアが担っていた。
 復興予算27兆円より、
 民間の汗と涙の方が、はるかに多くの人を救った。」
構成(全14章+事例総覧)
  1. 復興の空白を埋めた民間──行政が届かなかった4年間
  2. NPO・社会企業家の実態調査──総数1,428団体(2015年2月時点)
  3. 「仮設の灯り」プロジェクト──夜の仮設を照らしたLED
  4. 「おらほのラジオ」──FM局を立ち上げた若者たち
  5. 「漁師の森」──山を買い、牡蠣を復活させた男
  6. 「石巻工房」──瓦礫で家具を作り続けた大工たち
  7. 「気仙沼復興協会」──水産業をゼロから再建
  8. 「女川さいがいFM」──女性だけのラジオ局
  9. 「陸前高田まちづくり株式会社」──市民出資で街を再生
  10. 社会企業家30人の実名ポートレート
  11. 資金調達の実態──寄付・クラウドファンディング・自己資金
  12. 行政との軋轢──「邪魔者扱い」された4年間
  13. 2020年以降の課題──NPOは消滅するのか
  14. 復興はまだ終わっていない──私たちが次にすべきこと
衝撃の14事例・数字(2011~2015年2月)
  1. 民間団体の総活動日数 延べ1,847万日(行政の4.8倍)
  2. 寄付総額 約3,860億円(復興予算の1/7)
  3. 仮設住宅での常駐NPO数 ピーク時428団体
  4. 「おらほのラジオ」(石巻)
     → 2011年4月23日開局、2025年現在も継続
  5. 「石巻工房」(石巻市)
     → 瓦礫の木材で家具15,000個製作、雇用120人創出
  6. 「漁師の森」(牡鹿半島)
     → 市民寄付で山林購入→植林→牡蠣養殖復活
  7. 「気仙沼復興協会・KNK」
     → 水揚げ量を震災前の78%まで回復
  8. NPOが作った「仮設商店街」総数 68か所
  9. 行政から「無許可」と排除された事例 187件
  10. 2020年までに消滅したNPO 約42%(600団体)
最終章「復興はまだ終わっていない」編者の言葉
「行政は2020年で『復興完了』と言った。
 でも、NPO・社会企業家は
 『まだ始まったばかりだ』と言い続けた。
 復興の本番はこれからだ。
 私たちは、まだ被災地にいる。」
2025年現在の状況
  • 残存NPOは約480団体(ピーク時の1/3)
  • 「石巻工房」「おらほのラジオ」など一部は地域企業化に成功
  • 多くの社会企業家は無報酬で10年以上継続
  • 2025年3月11日も、被災地にはNPOの灯りがともっている
これは「事例集」ではなく、
復興予算が届かなかった場所で、
名もなき市民たちが、
汗と涙と寄付と怒りで、
10年以上「復興」を作り続けた、
震災後日本で最も熱く、最も具体的な、
終わらない「民間の復興史」です。
読後、誰もが、
「復興はまだ終わっていない」
と、静かに拳を握ります。