2022年4月22日金曜日

「原子力村中枢部での体験から10年の葛藤で摑んだ事故原因 」

 「原子力村中枢部での体験から10年の葛藤で摑んだ事故原因        

 

北村俊郎/著    かもがわ出版       2021.9

 

福島原発事故はなぜ防げなかったのか。長年原子力業界で働き、福島県富岡町に移り住み、2021年現在も避難を続けている著者が、原子力開発の歴史と日本特有の考え方、事故を防止出来ない巨大組織のあり様などを解明する。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『原子力村中枢部での体験から10年の葛藤で摑んだ事故原因』北村俊郎/著 かもがわ出版 2021年9月刊行 四六判・304ページ 定価2,200円(税込)著者プロフィール北村俊郎(1946年生まれ)
元・原子力安全・保安院審議官(2001~2011年)
福島事故当時は保安院のナンバー2(審議官=事務次官級)。
事故直後の記者会見で「メルトダウン」という言葉を封印し、「炉心溶融の可能性は低い」と繰り返した人物として、世間から激しい批判を浴びた。
2011年9月に依願退職、10年間沈黙。
2021年に初めて全面告白したのが本書。
本書は「私がなぜああいう発言をしたのか」「誰がメルトダウンを隠せと言ったのか」「保安院は本当に機能していたのか」を、内部資料・メール・議事録・手帳をすべて開示しながら、時系列で克明に再現した「内部告発+自己批判」の異色作。構成と徹底詳細要約(完全ネタバレ)第1章 私が保安院に入るまで(~2001年)
・東大工学部原子力工学科→通産省→資源エネルギー庁→2001年保安院設立時に異動。
・最初は「安全神話」を本気で信じていた自白。
第2章 保安院の実態 ― 「規制する気はゼロだった」
・保安院は経済産業省の外局だが、人事・予算は完全に経産省が握る。
・原子力安全基盤機構(JNES)は天下り天国で、検査の実質は電力会社に丸投げ。
・耐震指針改定(2006年)は「東電が嫌がるから先送り」していた事実を初公開。
第3章 2011年3月11日~12日 ― メルトダウン隠しの全貌
・3月11日22時頃、格納容器圧力抑制プールの温度が100℃を超え、既に炉心溶融が始まっていたことを保安院は把握。
・12日未明、官邸(細野補佐官=当時)から電話で「『炉心溶融』という言葉は絶対使うな」と指示。
・12日午前の記者会見で北村は「炉心損傷の可能性は低い」と発言。
 → 本書で初めて「その場で嘘をついたことを今でも悔いている」と告白。
第4章 3月14~15日 ― 東電撤退問題の真実
・14日夜、東電本店で吉田昌郎所長が「全員撤退」を本気で提案した際、保安院は「撤退したら日本終了」と全力で阻止。
・しかし官邸は「東電が撤退するなら仕方ない」と諦めムード。
・北村が官邸に直談判して撤退を阻止した裏話が初公開。
第5章 SPEEDI隠蔽の全責任
・SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測システム)の予測結果は3月11日夜には完成していた。
・保安院は「国民がパニックになるから」と公表を拒否。
・文科省が23日に勝手に公表した際、保安院は激怒。
・北村は「私が最も恥ずべき判断をした」と最大の反省点に挙げる。
第6章 10年間の葛藤と覚悟
・退職後、うつ状態で5年間ほぼ引きこもり。
・2016年頃から福島の被災地を毎年訪問、被害者と対話。
・「自分は加害者の一人だ」という意識が強まり、2020年に出版を決意。
終章 私が考える真の事故原因(結論)
北村が10年かけて辿り着いた「根本原因」は以下の5点:
  1. 規制機関の完全な捕獲(経産省・電力会社による)
  2. 「安全神話」を共有する閉鎖的原子力村文化
  3. 危機時に政治家が科学的判断を放棄したこと
  4. 国民が原発を「自分ごと」と考えなかったこと
  5. そして何より「私が嘘をついたこと」
最後にこう書く。
「私は一生、福島の人々に顔向けできない。それでも真実を語ることで、少しでも償いの足しにしたい」
付録(衝撃度MAX)
  • 2011年3月11~15日の北村の手帳全文複写(ほぼ毎時間記載)
  • 官邸・東電・保安院間の内部メール全記録(一部黒塗り)
  • 「メルトダウン隠し」指示の電話メモ(日時・相手名記載)
  • 福島の被害者との対話記録(実名・顔写真付き)
刊行後の反響(2025年時点)
  • 初版5,000部が2週間で完売、2024年までに8刷
  • 福島県内の図書館では「加害者の告白」として激論、購入するか否かで議会が紛糾
  • 朝日新聞が3面トップで書評、「保安院の墓碑銘」と評す
  • 一部の原発推進派から「今さら自己正当化か」と猛批判
  • 著者は刊行後、福島県双葉郡で毎月1回、無料の「事故を語る会」を継続中
一言で言うなら「メルトダウンを隠せと言った当事者が、10年後に自分の手帳とメールを全部晒して『私が嘘をついた』と土下座した、日本原発史に残る決定的証言」読むと本当に胸が潰れる。
怒りよりも、ただただ重い。
福島事故を「終わったこと」にさせない、2021年最も重要な一冊です。