『東電原発事故10年で明らかになったこと』
添田孝史/著 平凡社 2021.2
福島第一原子力発電所事故発生から10年。史上最悪の事故は、誰が引き起こしたのか-。直後から真相を追ってきた科学ジャーナリストが、膨大な事故調査報告書や裁判記録をもとに、事故の深層、被害と裁判の現状を活写する。
東京都文京区立図書館所蔵の「東日本大震災関連書籍」を紹介するために8年以上かけてこのサイトを作りました。「東日本大震災関連書籍」を3500冊以上、掲載しています。販売単価合計680万円を超える価値あるサイトです。紹介文は図書館の紹介文です。
『東電原発事故10年で明らかになったこと』
添田孝史/著 平凡社 2021.2
福島第一原子力発電所事故発生から10年。史上最悪の事故は、誰が引き起こしたのか-。直後から真相を追ってきた科学ジャーナリストが、膨大な事故調査報告書や裁判記録をもとに、事故の深層、被害と裁判の現状を活写する。
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『コロナ貧困』 絶望的格差社会の襲来
藤田孝典/著 毎日新聞出版 2021.8
世帯年収1000万の共働き夫婦が大減収で住宅ローン破綻、所持金300円になった32歳ダブルワーカー…。ごく普通の人が、あっけなく最下層に。ソーシャルワーカーがコロナ貧困の惨状を明らかにし、解決策を提示する。
先日、図書館で借りてこの本を読んでみました。
本ではコロナ禍で職を失った人が多くいて、女性でセックスワークをせざるをえなくなり、24歳でデリヘルで働いていた女性のことも書かれていました。
無店舗型性風俗店(デリバリーヘルス)で月30万~50万円の収入を得ていた女性が自殺未遂をしたことが書かれています。
家族にも頼れずひとり暮らしでキャバクラで働いていたが、コロナ禍で店は休業し、医療費がたくさんかかり、貯金も無く、接待型でない接触型のハードな性風俗店に移行せざるをえなくなり、デリヘルで働くようになったようです。
デリヘルでも仕事が無くなり、路上やSNSで男性に声をかける個人売春に移っていったと書かれてあります。
体調が悪くて病院に行くと、性病であることが判明し、個人売春も出来なくなったと書かれてあります。
人生に絶望し、大量服薬して自殺を図ったと書かれてあります。
こんなことがコロナ禍の日本で起きていると思うと、本当に日本はコロナ禍で大変な世の中になったのだと実感しました。
セックスワークをせざるをえない、若い女性に、何らかの資格取得などの勉強をしてもらい、社会復帰できるようなシステムを作らないと、このような悲劇が起きることは想定内だと思います。
早急に、コロナ禍の生活支援のシステムを考えないといけないと思いました。
先日は、「コロナ貧困」絶望的格差社会の到来という本を読んだので本を読んでの感想を書いておきます。
早稲田大学探検部関係者には是非、ご一読していただきたい本です。
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『武漢病毒(ウイルス)襲来』
廖亦武/著 文藝春秋 2021.8
2020年1月、新型コロナウイルスの感染爆発を受け、中国政府は武漢市封鎖令を発出。この日ドイツから帰国した歴史学者は妻子の待つ武漢へ向かうが…。感染と大量死、隠蔽と密殺。コロナ禍の中国の「真実」を描いた小説。
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『パクスなき世界 』 コロナ後の正義と自由とは
日本経済新聞社/編 日経BP日本経済新聞出版本部 2021.8
2020年。新型コロナウイルスの危機が突きつけた現実は、平和と秩序の女神「パクス」のいない世界だった。未来をどう生きるか、68人の知性と考える。『日本経済新聞』『日経電子版』連載を再構成。
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『時を漂う感染症』 国際法とグローバル・イシューの系譜
新垣修/著 慶應義塾大学出版会 2021.8
ペスト、コレラ、天然痘、SARS…。国際社会において感染症と国際法はどのように交わり、変化し、継承されたのか。感染症と国際法の関係の系譜を辿り、その変化の様相を背景にあった諸要因にも意識を向けながら可視化する。
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『図解身近にあふれる「感染症」が3時間でわかる本』 思わずだれかに話したくなる
左巻健男/編著 明日香出版社 2021.8
インフルエンザ、ノロウイウイルス食中毒、梅毒、麻疹、新型コロナウイルス感染症…。よくかかる感染症の病原体、感染のしかた、症状などをやさしく解説。「図解身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本」の姉妹書。
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『最強の食材コオロギフードが地球を救う』
野地澄晴/著 小学館 2021.8
高タンパク・低糖質で繁殖力の強い食用コオロギの研究をいち早く始めた徳島大学長がその実状を解説。「コオロギせんべい」の販売から新型コロナウイルスのワクチンヘの応用、延命や再生医療への活用まで、その可能性を探る。
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『細菌・ウイルスに負けない!感染症の本』
近藤とも子/著 国土社 2021.8
正しい知識を身につけ、感染症を予防しよう。インフルエンザ、はしか、おたふくかぜ、新型コロナウイルス感染症、ノロウイルス感染症などの病気の原因と症状、免疫のしくみ、予防法をイラストで解説する。
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『秘密率99%コロナと猛毒ワクチン』 誰も知らない!殺しながら儲けるその仕組み!
飛鳥昭雄/著 ヒカルランド 2021.7
バイオ兵器の裏に感染者数、PCR検査の大ウソ! 人工ウイルスとワクチンで合法的大量虐殺!? コロナウイルスとワクチンについての情報を明らかにする。2021年4月に開催されたセミナーをもとにまとめたもの。
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『新型コロナワクチン副作用が出る人、出ない人』
近藤誠/著 小学館 2021.7
新型コロナワクチンを打つ前に知っておきたい情報を満載。変異株の疑問に答え、ワクチンの必要性や免疫の仕組みを解説。国内外の死亡例を含め、新型コロナワクチンの有効性や副作用の実態などを説明する。
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『「新型コロナワクチン」とウイルス変異株』
五條堀孝/著 春秋社 2021.7
遺伝子学の第一人者が、新型コロナウイルスのワクチンである「メッセンジャーRNAワクチン」の抗ウイルス効果、メカニズムと安全性・有効性などについて解説する。ワクチンや変異株の不安を解消するQ&Aも掲載。
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『新・航空機産業のすべて』 「空飛ぶクルマ」から次期ステルス戦闘機まで
中村洋明/著 日経BP日本経済新聞出版本部 2021.7
新型コロナウイルスの影響で業界・企業はどうなる? ドローンの現在と今後は? 航空機ビジネスに精通するプロが、航空機産業の特質と重要性、構造と動向を語り、「環境適合」「空の移動革命」「超音速」の未来像を俯瞰する。
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『ゼロコロナという病』
藤井聡/著 産経新聞出版 2021.7
多くの人にとっては無症状で、通常の風邪かインフルエンザ程度なのに、なぜ「新型コロナは怖い」と思っている日本人が多いのか。テレビ・専門家・医師会・分科会を徹底批判し、コロナ禍の噓と真実をあぶり出す。
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『最悪の予感』 パンデミックとの戦い
マイケル・ルイス/著 早川書房 2021.7
世界健康安全保障指数1位のアメリカが、なぜ最大の「コロナ敗戦国」となったのか。コロナ禍を戦った知られざる英雄たちの姿を通じ、意思決定と危機管理の本質を描く。池上彰の解説付き。
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『コロナとオリンピック』 日本社会に残る課題
石坂友司/著 人文書院 2021.7
コロナ禍の混乱を機にオリンピックと社会を変えることはできるのか。東京オリンピック延期決定以後の経緯を整理し、震災復興、女性差別など、浮かび上がった日本社会の問題を析出し、今後のオリンピックのあり方を検討する。
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『コロナ生活、ワクチンと感染予防で最も大切なこと』
渡辺雄二/著 青志社 2021.7
変異ウイルスとどう向き合えばいいのか。ワクチンとはどんなもので、それは安全なのか。新型コロナとワクチンの疑問に答える。感染を防ぐ重要ポイント、不要な予防製品、著者が行なっている感染予防術などについても解説する。
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『厚生労働白書』 令和2年度厚生労働行政年次報告 令和3年版 新型コロナウイルス感染症と社会保障
厚生労働省/編 日経印刷 2021.7
新型コロナウイルス感染症が国民生活に与えた影響と社会保障の対応を分析するとともに、社会的危機における社会保障の役割について検討。また、令和2年度の行政報告として、様々な政策課題への厚生労働省の対応をまとめる。
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『グローバルリスクと世界経済 』 政策不確実性による危機とリスク管理
小川英治/編 東京大学出版会 2021.7
経済のグローバル化は、特定の地域で発生した事象が瞬く間に深刻な現象に発展する危険性をはらむようになった。世界経済が抱えるグローバルリスクの測定を行うとともに影響について考察。『日経研月報』連載に加筆し書籍化。
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『新たな医療危機を超えて』 コロナ後の未来を医学×経済の視点で考える
真野俊樹/著 日本評論社 2021.7
医療保険財政の危機、医療提供体制の危機、医療職の危機…。医師でビジネススクール教授も務める著者が、コロナ禍で明らかになった日本の医療危機と、未来の医療のあるべき姿を、医療と経済の両方の視点から論じる。
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『あまりに人間的なウイルス』 COVID-19の哲学
ジャン=リュック・ナンシー/著 勁草書房 2021.7
グローバル化の産物であるコロナウイルスは、現在の技術・経済構造の脆さを明らかにし、私たちの生を土台のない状態へとひとしく直面させている。この状況に哲学者はどう反応したのか。ナンシーによるコロナ時代の証言。
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『アフターコロナのニュービジネス大全』 新しい生活様式×世界15カ国の先進事例
原田曜平/[著] ディスカヴァー・トゥエンティワン 2021.7
コロナで働き方とライフスタイルが劇的に変わる中、世界ではアイデア溢れる新しいビジネスが生まれていた! 無人配達、Zoom演劇、社員シェア、サブスク野菜など、さまざまなニュービジネスの事例を紹介する。
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『アフター・コロナの学校の条件 』
中村文夫/著 岩波書店 2021.7
明治期よりも少ない小学校の数、教育費の重い自己負担、授業のデジタル化による家庭への皺寄せ…。新型コロナウイルスの感染拡大が学校と教育に与えた影響を踏まえて、これからの学校の姿を模索する。
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