2018年6月25日月曜日

『原発文学史・論』 絶望的な「核(原発)」状況に抗して


『原発文学史・論』  絶望的な「核(原発)」状況に抗して        

黒古一夫/著       社会評論社           2018.6

フクシマから7年以上が経ち、ヒロシマ・ナガサキを基点に始まった原発文学は、どのように変わったのか。原発・フクシマを主題にした文学の歴史を顧み、そのような作品群が「反原発」の力になりえているのかを考察する。


『羽生結弦 あくなき挑戦の軌跡』


『羽生結弦  あくなき挑戦の軌跡』 冬のアスリートたち         

満薗文博/著       汐文社    2018.4

ケガやアクシデントなど、さまざまな困難の連続を乗り越えて、オリンピック2連覇を成し遂げた羽生結弦選手。人一倍の努力を惜しまない羽生選手の足跡を描く感動のノンフィクション。


『人の心に木を植える』 「森は海の恋人」30年

『人の心に木を植える』  「森は海の恋人」30      

畠山重篤/著       講談社    2018.5

「森は海の恋人」を合言葉に、気仙沼の漁師たちが山に木を植え続けて30年。東日本大震災を乗り越え、赤潮にまみれていた海がよみがえるまでの感動の物語を、絵を交えて綴る。見返しにも絵あり。
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『戦後と災後の間』 溶融するメディアと社会


『戦後と災後の間』  溶融するメディアと社会 集英社新書 - 0938       

吉見俊哉/著       集英社    2018.6

フクシマ、トランプ、政治とマスコミの癒着、公文書問題、日常に迫るテロ…。東日本大震災後の2010年代に足場を置き、戦後と災後の間を考察し、未来への展望を示す。『北海道新聞』等掲載をもとに加筆・修正し書籍化。


2018年6月23日土曜日

『西日本大震災に備えよ』 日本列島大変動の時代


『西日本大震災に備えよ』  日本列島大変動の時代 PHP新書 - 1016

鎌田浩毅/著      PHP研究所         2015.11

南海トラフ巨大地震、首都直下地震、富士山噴火…。3.11を引き金に大地変動の時代が始まった。最先端の地球科学の成果から、日本人が生き抜くために必須の条件を初心者にもわかりやすく示す。


2018年6月9日土曜日

『背中の地図』 金時鐘詩集


『背中の地図』  金時鐘詩集          

金時鐘/著           河出書房新社       2018.4

私は見ました。 ノアの洪水を今に見ました。(「夜の深さを 共に」より) 海があまたの命を浚っていったあの日以来、失われた言葉をまさぐり刻んでいく。伝説と化した在日の詩人が綴る、東日本大震災の悲しみ。

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2018年6月3日日曜日

『日本の原子力外交』 資源小国70年の苦闘


『日本の原子力外交』  資源小国70年の苦闘 中公叢書       

武田悠/著       中央公論新社       2018.5

1945年から福島原発事故を経て、原発が再稼働する2015年頃までの約70年間、日本政府はいかに平和利用と核不拡散を両立させようとしてきたか。日米関係を中心とした日本の原子力外交の歴史を紐解く。

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『原発とジャングル 』


『原発とジャングル   

渡辺京二/著    晶文社    2018.5

文明か未開か、進歩か後退か、という二元論ではなく、便利さや科学の進歩を肯定しながら、真の仲間を作ることは可能か。様々な書物を渉猟し、近代の意味を多角的に考えてきた老書生にして思想家が、近代の普遍的な問題を問う。

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『瑕疵借り』


『瑕疵借り』  講談社文庫73-20       

松岡圭祐/[] 講談社    2018.5

原発関連死、賃借人失踪、謎の自殺、家族の突然死…。訳あり物件に住み込む藤崎は、類い稀なる嗅覚で賃借人の人生をあぶり出し、瑕疵(かし)の原因を突き止める。連作4編を収録した“賃貸ミステリ”。単行本も同時刊行。

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