2019年12月8日日曜日

『災害救助犬じゃがいも11回の挑戦』 あきらめない!


『災害救助犬じゃがいも11回の挑戦』 あきらめない!            

山口常夫/文 岩崎書店 2019.11

じゃがいもは、東日本大震災(だいしんさい)で、全村避難(ひなん)区域になった福島県飯舘村(いいたてむら)出身の雑種犬。ふるさとの人にがんばっているすがたを見せたいと、災害救助犬の試験を11回受けました。10回、試験に落ちてもあきらめず、ねばり強くがんばるじゃがいもの様子をつづります。


『焼野まで』


『焼野まで』

村田喜代子/著 朝日新聞出版 2019.11

東日本大震災の翌日、子宮体ガンを告知された。火山灰の降り積もる地で、放射線宿酔のなかにガン友達の声、祖母・大叔母が表れる。311の災厄と病の狭間で、比類ない感性がとらえた魂の変容。

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『水濡れから図書館資料を救おう! 』


『水濡れから図書館資料を救おう! JLA Booklet - no.6       

眞野節雄/編著 日本図書館協会 2019.10

災害により図書館の資料が受けるダメージで最も頻繁に起こり、緊急性があり、厄介なのは「水濡れ」。東日本大震災大津波での被災資料救済の経験をもとに、「水濡れ」への対応策を具体的に提示する。



2019年12月7日土曜日

『細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた』


『細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた』

細野晴臣/著 平凡社 2019.11

懐かしい音楽の話は、お笑い、隕石、演歌、原発、敬愛する友の死などを経巡り、また音楽の話へと戻ってくる-。音楽家・細野晴臣が、震災以降のもやもやを喫茶店でつれづれに語り明かした、3年にわたる雑談ドキュメント。


『錆びた太陽』


『錆びた太陽』
恩田陸/著 朝日新聞出版 2019.11

原発事故で汚染された地域を巡回するロボットたちの居住区に、謎の女・財護徳子がやってきた。ロボットたちは人間である徳子の指令に従うことにするのだが…。彼女の目的は一体何なのか?

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『戯曲福島三部作』


『戯曲福島三部作』

谷賢一/著 而立書房 2019.11

福島生まれの谷賢一が、三部作・三世代の家族のドラマとして原発事故の「なぜ?」を演劇化。自治体が原発誘致を決意する1961年から、震災の起こる2011年まで、50年間を圧倒的なディテールで描き出す。