2018年4月16日月曜日

『林京子の文学』 戦争と核の時代を生きる


『林京子の文学』 戦争と核の時代を生きる             

熊芳/著              インパクト出版会             2018.1

戦争と被爆の体験から89日の語り部となり、「フクシマ」をも経験した作家・林京子は、<戦争と核>の問題を書き続けてきた。主要作品を読み解きながら日本人の戦争・戦後責任、原爆と原発による加害と被害問題を考察する。

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『未来の環境倫理学』


『未来の環境倫理学』     

吉永明弘/編著   勁草書房              2018.3

リスク社会、欧米環境倫理学からの福島第一原発事故への応答、核廃棄物と世代間倫理、気候工学、人新世下の環境概念など、具体的な題材から環境倫理学の現在を再考。ハンス・ヨナスの未来倫理や徳倫理学も取り上げる。

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『原発はどのように壊れるか 』 金属の基本から考える


『原発はどのように壊れるか  金属の基本から考える        

小岩昌宏/著      原子力資料情報室 2018.3

原発はけっして強固なものではなく、壊れるものである。そのことを、金属の基本から考える試み。金属の思いがけない様相と基本的な知識から、劣化、耐震強度といった、原発に使用される金属材料の問題点までを解説する。

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『福島原発事故 取り残される避難者』


『福島原発事故 取り残される避難者』  直面する生活問題の現状とこれからの支援課題             

戸田典樹/編著   明石書店 2018.3

福島原発事故被災者の生活問題に焦点をあて、支援者の視点から支援課題を提起。さらに、阪神・淡路大震災、チェルノブイリ原発事故の教訓から、社会的支援の縮小・帰還政策の問題点と課題を考え、今後のあり方などを論じる。


『安心の門オートゲート』


『安心の門オートゲート』  それは魔法ではなく、科学の力で開閉する水門   

星野恭亮/著      ダイヤモンド・ビジネス企画         2018.4

東日本大震災の前に設置されていた3ケ所の「オートゲート」は、河川を遡上する津波を防ぎきった。震災を契機にして急激に社会のニーズが高まっている、旭イノベックスのオートゲートの開発経過やその背景を紹介する。


『復興を見つめて』


『復興を見つめて』  東京都健康長寿医療センター東日本大震災被災者支援プロジェクト5年半の取り組み             

東京都健康長寿医療センター/編  東京法規出版      2018.3

東京都健康長寿医療センターがプロジェクト研究として行った「東日本大震災被災者支援プロジェクト」の5年半の記録をまとめる。災害直面時にどのように行動するべきかの具体的な教訓も掲載。


『原発災害・避難年表 』 図表と年表で知る福島原発震災からの道


『原発災害・避難年表  図表と年表で知る福島原発震災からの道    

原発災害・避難年表編集委員会/編            すいれん舎          2018.3

2011311日に発生した東日本大震災と、その後の東京電力福島第一原子力発電所事故が引き起こした深刻な被害の解明のための基礎資料を、若者・子ども、避難に焦点をあて、図表・地図・年表で提供する。


『被災と避難の社会学』


『被災と避難の社会学』 

関礼子/編著      東信堂   2018.2

東日本大震災の被害実態は、時間の経過と共に常にかたちを変えつつ存続している。時間経過による「被災」の変遷を捉えた社会学的考察によって、災害から本当の意味での“復興”と“再生”を目指すための重要な知見を与える。

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『この大地(フクシマ)奪われし人々』


『この大地(フクシマ)奪われし人々』             

菊池和子/写真・文          遊行社   2018.1

避難の苦労、故郷での暮しや思い出、今生きていこうとしている心境…。東日本大震災の被災地・フクシマの人々の現地への一時帰宅に同行した著者が、彼らの声をまとめる。写真も多数収録。


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『地図から消される街』 3.11後の「言ってはいけない真実」


『地図から消される街』  3.11後の「言ってはいけない真実」

青木美希/著      講談社   2018.3

帰還率「4.3%」の衝撃、母子避難者の自死、不正と中抜きだらけの除染…。避難指示解除が進む福島第一原子力発電所近隣地域で進行する恐るべき事態とは。震災から取材を続ける女性記者が「不都合な事実」を記す。

「地図から消される街」

 先日、文京区立図書館で、「地図から消される街」という本を借りて読んでみました。

 著者は、福島原発事故を追い続けている方で、原発事故関連のことが本に書かれています。

 はじめにの文章の中で著者は、ネット社会になり、自分の好きな分野の話題や情報を入手できるようになり、自分の好きな情報以外は見ない世の中になり不都合な事実などを「なかった」ことにしようとする国家権力の思惑通りになってしまっていると書いています。

 僕もネットをよく利用しているので、ネットのことは分かるし、著者の言いたいことも分かるような気がしました。

 本を読んでみると、福島県で東電に就職することが良いこととされてきて、良い就職先として東電という企業があったことが書かれていました。

 福島原発事故以来、東電のことを悪く書いている新聞記事なども多く読んできたので、東電とは酷い企業だと思っていましたが、福島原発事故が起きる前は、就職希望者の多い企業だったようです。

 ただ、東京にある東電本社と、福島県にある原発の現場では不信感もあったようです。

 除染作業の不正のことも書かれていました。

 除染と言う言葉は嘘で、言葉にするなら、「移染」=(汚染を移すこと)というのが正しいとありました。

 除染の現場では、放射能汚染された物質を川に流す業者などもあり、除染の不正があったことも書かれています。

 除染作業の現場の労働の酷さも書かれていました。

 原発避難者に対するいじめのことについても書かれています。

 東京都千代田区でのいじめのことについて書かれています。

 父親が福島県で仕事をしていて、自分の子供を被爆させたくないと思い、東京に引っ越してきた(避難してきた)が、子供が学校でいじめられ、親のお金を盗んで、ジュースやお菓子を買っておごらせられた事件のことについて書いています。

 学校でおごらせられた子供は、ジュースやお菓子を買わないといじめられるから、親のお金を盗んでジュースやお菓子を買っていたということです。

 この事件のことは、僕もニュースで見た記憶があります。

 原発避難者に対して、親身になって気遣うとかするなら分かりますが、これだけ露骨にいじめがあったと分かると僕もやりきれない気持ちになりました。

 新聞社を含めたマスコミ関係者には、このような原発避難者に対するいじめが起きないようにきちんといじめの事件を報道したり、話を聞いたりして記事にするなり、きちんとした仕事をしていただきたいと思いました。

 タイトルになっている、「地図から消される街」についてはエピローグに書かれています。

 著者がゼンリンの住宅地図を手に浪江町の中心街を歩いてみると、まちのあちこちの名前が消えている。地図をチェックしながら歩くと、地図に掲載されている約60店舗のうち、7割が廃屋状態、2割が更地になっていたということです。

 街の中心街の名前すら現地ではわからなくなっていて、街が名前をなくしていると書いてあります。

 東日本大震災後の辛い現実を書いている本で、一読の価値のある本だと思いました。

 先日、図書館で、「地図から消される街」という本を借りて読んでみたので本を読んでの感想を書いてみました。



2018年4月12日木曜日

『小説1ミリシーベルト』


『小説1ミリシーベルト』            

松崎忠男/著      エネルギーフォーラム      2018.3

元文部科学技官の著者が、東日本大震災によって起こった福島第一原子力発電所事故での実体験をベースに、研究者の葛藤を活写した小説。

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『内部告発てんまつ記』 原子力規制庁の場合


『内部告発てんまつ記』  原子力規制庁の場合        

松田文夫/著      七つ森書館          2018.3

2017年、原子力規制庁の技術基盤グループにおいて入札の不正が横行していることに気づいた著者が、規制庁の申告調査委員会に内部告発を行った際のてんまつを記述。規制庁の、見過ごすことのできない「罪」にも触れる。

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2018年4月11日水曜日

『放射能汚染の拡散と隠蔽 』


『放射能汚染の拡散と隠蔽        

小川進/共著      緑風出版              2018.4

福島第一原発事故について、事故現場視察や、福島県浜通りと中通りの高濃度汚染地帯、原発至近の海上などの取材・調査をしてきた週刊プレイボーイ編集部によるレポートをまとめる。『週刊プレイボーイ』掲載記事を単行本化

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2018年4月9日月曜日

『薬に頼らず病気に克つ最強の食事術 』


『薬に頼らず病気に克つ最強の食事術  熊本地震で被災者を救った酵素玄米食のチカラ 

高浜はま子/著    コスモ21             2018.2

一汁三菜と「酵素玄米」の組み合わせで、病気にならない体に変わる! 誰でも簡単にできる酵素玄米魚菜食の作り方やレシピ、どうして病気知らずの体になるのかをわかりやすく紹介する。

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2018年4月6日金曜日

『チェルノブイリという経験』 フクシマに何を問うのか

『チェルノブイリという経験』  フクシマに何を問うのか       

尾松亮/著 岩波書店 2018.2

1986年に起きたチェルノブイリ原発事故。被災国現地の人々と交流してきたロシア研究者が、政府による健康被害の認識や補償の現状、記憶の風化に抗する人々の取り組みなど、30年以上に及ぶその蓄積を今の日本に伝える。
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2018年4月2日月曜日

『おーい、中村くん 』 ひきこもりのボランティア体験記


『おーい、中村くん  ひきこもりのボランティア体験記    

中村秀治/著      生活ジャーナル(発売)       2018.2

東日本大震災の被災地で、何かできることはないのだろうか。あそこで何が起きたのか自分自身のこの目で確かめたい-。長崎で生まれ育ち、十数年ひきこもりだった著者が、東北の被災地でボランティアをした体験を綴る。

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『日本財団は、いったい何をしているのか』 第4巻 災害に立ち向かう群像


『日本財団は、いったい何をしているのか』  4 災害に立ち向かう群像       

鳥海美朗/著      木楽舎   2018.2

世界有数の社会貢献団体「日本財団」が展開する事業の軌跡を関係者の肉声とともにたどり、その等身大の姿に迫る。第4巻は、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震の被災者に寄り添う財団職員やボランティアを紹介。


『蘇るサバ缶』 震災と希望と人情商店街


『蘇るサバ缶』  震災と希望と人情商店街 

須田泰成/著      廣済堂出版          2018.3]

 東日本大震災で壊滅した、木の屋石巻水産の缶詰工場。その跡地に埋まっていた泥まみれの缶詰を掘り出し、磨き、販売したのは、以前からつながりのあった東京・経堂の商店街の人たちだった…。人のつながりと復興の足跡を綴る。

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『私の夢まで、会いに来てくれた』 3・11亡き人とのそれから


『私の夢まで、会いに来てくれた』  311亡き人とのそれから        

東北学院大学震災の記録プロジェクト金菱清(ゼミナール)/編           
朝日新聞出版   2018.2

東日本大震災で大切な人を亡くした遺族は、どのような夢を見て、何を想い過ごしているのだろうか。東北の大学生たちが、「被災者遺族が見る亡き人の夢」をテーマに調査をした記録集。