2017年3月25日土曜日

『グローバル化とショック波及の経済学 』



『グローバル化とショック波及の経済学  地方自治体・企業・個人の対応   

小川光/編          有斐閣   2,016.1

グローバル化の進展に伴って、経済危機や災害のショックが、国境を越えて波及する。ショック波及に対する自治体・企業・個人の行動変化と対応を事例分析を通じて明らかにし、日本の今後の望ましい政策を探る。
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『石巻片影』

『石巻片影』 

              三浦衛/文           春風社


東日本大震災後の3年間、延べ360日にわたって「ふるさと石巻」を撮影した写真集「石巻」から橋本照嵩が自選したモノクロ写真に、三浦衛が「写真の説明文でない文」を添える。『石巻かほく紙』連載を書籍化。
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『ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか』

『ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか』  世界トップのビジネススクールが伝えたいビジネスの本質   

山崎繭加/著       ダイヤモンド社


ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の人気授業プログラム「東北フィールド・スタディ」。学生たちは東北で何を学び、何を貢献したのか。2010年以降のHBSの教育改革の流れを踏まえつつ、5年間の軌跡を振り返る。
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『深海のアトム 下』

『深海のアトム  下』 角川文庫44-4    

服部真澄/[]     KADOKAWA


海の資源、鉱山の秘密、原発誘致…。陸滸国を巡り、人間たちの思惑が交錯するなか、東北地方を大震災が襲う。カイは勇気ある行動で救世主になれるか。汚染された国の未来を担う新たな宝とは。ヒューマン冒険サスペンス。
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『核惨事! 』 東京電力福島第一原子力発電所過酷事故被災事業者からの訴え

『核惨事!   東京電力福島第一原子力発電所過酷事故被災事業者からの訴え Fh選書    

渡辺瑞也/著       批評社


福島第一原発事故の避難指示区域圏内の病院長である著者が、薄れつつある原発被災の恐ろしさを自らの体験から伝え、原発事故による放射線障害、被害者に対する損害賠償と救済の問題について述べる。
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『若狭がたり』 わが「原発」撰抄

『若狭がたり』  わが「原発」撰抄

水上勉/著           アーツアンドクラフツ


3.11<フクシマ>以後を、いかに生きるか。福井県若狭を故郷にもつ作家・水上勉が描く<脱原発>啓発のエッセイと小説を集成。<フクシマ>以後の自然・くらし・原発の在り方を示唆する。


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『メディアのことばを読み解く7つのこころみ』

『メディアのことばを読み解く7つのこころみ』      

名嶋義直/編    ひつじ書房


メディアが作り出す言説や、メディアを介して伝えられる政治家や官僚の言説を、言語分析の視点を活用して丹念に記述し、情報操作の構造を言語科学的に解き明かす。2015年開催のシンポジウムをもとに書籍化。
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『東日本大震災後文学論 』

『東日本大震災後文学論             

限界研/編           南雲堂


「震災後」は終わっていない-。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、被災地と非・被災地の温度差、政権への批判…。東日本大震災後にうみだされた「震災後文学」を扱う評論集。震災後作品出版・公開年度一覧付き。

先日、「東日本大震災後文学論」という636ページもある分厚い本を読みました。

文京区立図書館で予約をしたら、すぐにメールが届き、図書館に受け取りに行き、図書館で頑張って、636ページもある本を読みました。

この本の中では、「東日本大震災」後の文化活動(文学活動も含む)のことが書かれています。

「東日本大震災」を経験した日本の作家の方たちが、多くの著作を書かれていることについて網羅的に文化活動のことについて書かれています。

本書の中では、「東日本大震災」と「関東大震災」を同列に考えて、「関東大震災」後の「治安維持法」の成立が、「東日本大震災」後の、「秘密保護法」にあたるというようなこともかかれています。

「関東大震災」後にも「治安維持法」が成立し、「東京オリンピック」誘致が決まり、その後、戦争に日本が突入していったことが書かれています。

何か不穏な雰囲気を感じ、この本の著者の、「東日本大震災」後に対する不安感が伝わってきました。

文学や映画に、何が出来るのかを考える上でも読む価値のある本でしたが、本に出てくる単語が分かりづらくて、文化活動に携わる方々の知的教養の豊富さは分かりましたが、だから何なんだよという気持ちになりました。

「原発」のことについても、きちんと反対の意思表示をしているとは思いませんでした。

打ち合いの気持ちを持って書かれている文章ではなく、自分の持っている知識を書き込んでいるとは思いましたが、何か理念を感じさせる本ではありませんでした。

この本を書かれた世代の方々の言論活動(文化活動)が、この程度のものだということが分かりました。

「東日本大震災」後の文化活動を網羅的に紹介している本としては良く出来ていると思いましたが、それ以上の本ではありせんでした。

「震災本」が売れないと言われる、文化業界、出版業界ですから、この本を出版する意味はあるだと思いますが、どこかで寸止めしているような文章の書き方で、文章に力を感じませんでした。


636ページもある本ですが、1時間半くらいで読めてしまったのは、やはりそれなりの本だったのだと思います。

2017年3月20日月曜日

『絆 』 走れ奇跡の子馬

『絆  走れ奇跡の子馬    

島田明宏/著       集英社


東日本大震災で壊滅した福島県南相馬市のファーム。牧場主親子は、ただ1頭生き残った子馬リヤンを競走馬に育てあげ、ダービーを目指す。『netkeiba.com』連載を改稿・加筆して書籍化。同名テレビドラマの原作。
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2017年3月19日日曜日

『記者たちは海に向かった』 津波と放射能と福島民友新聞

『記者たちは海に向かった』  津波と放射能と福島民友新聞 角川文庫63-8

門田隆将/[]     KADOKAWA


東日本大震災による大津波の最前線で取材していた24歳の地元紙記者は、なぜ死んだのか。その死は、なぜ仲間たちに負い目とトラウマを残したのか。『福島民友新聞』を舞台に、記者たちの執念と葛藤を描いたノンフィクション。

『アリガト謝謝 』

『アリガト謝謝             

木下諄一/著       講談社


世界にも類を見ない東日本大震災への義援金200億円。そして、たったひとりの日本人女性が巻き起こした奇跡。「謝謝台湾計画」とは何だったのか? 台湾在住30年の著者が圧倒的取材で綴る。
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『福島原発事故と左翼』

『福島原発事故と左翼』

              瀬戸弘幸/著       青林堂


左翼政治家や文化人、メディアが原発事故を最大限利用し、福島は震災以降、根拠のない風評被害に苦しめられてきた。福島在住の著者が、反日左翼による反原発運動の6年間を綴る。
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