『3.11の想定外のM9以降,見直しを迫られる地震研究の最前線 』
徹底検証!南海トラフ地震と首都直下地震
ニュートンムック
ニュートンプレス 2016.11
東北地方太平洋沖地震の真相や熊本地震の詳報、そして危険な活断層や地震予測の可能性など、地震研究の最前線を紹介。発生確率が高い南海トラフや首都圏の大地震については、そのメカニズムや被害予測をくわしく解説する。
先日、Newton別冊の『3.11の想定外のM9以降,見直しを迫られる地震研究の最前線 』という本を文京区立図書館で借りて読んでみました。
『3.11の想定外のM9以降,見直しを迫られる地震研究の最前線 』には、これから30年以内に東日本大震災にも匹敵する巨大地震が起きることが想定されると書かれています。
M9(マグニチュード9)の巨大地震、「東日本大震災」は想定されていなかった巨大地震だったとも書かれています。
M9(マグニチュード9)の「東日本大震災」の教訓も踏まえて、M9(マグニチュード9)クラスの巨大地震が起きることが想定されているようです。怖ろしいと思いました。
2016年に起きた熊本地震も、震度7の大きな揺れが、二回続けて起きた異例の地震だったとも書かれています。
2011年以来、頻発している地震のことも踏まえて、今後、想定される、「南海トラフ地震」「首都直下地震」についても書かれています。
東京都で起きる可能性の高い、「首都直下地震」について今後、30年以内に起きる可能性は70%程度と考えられているそうです。
首都直下地震が起きると、東京23区の約7割の地域は震度6強以上で揺れると想定されているそうです。
「震度6強」とは立っていることが困難になるくらいの揺れだそうです。
「震度6強」の状況とは以下のようなものだそうです。
●屋内の状況
固定していない重い家具のほとんが動き、転倒する。戸が外れて飛ぶことがある。
●屋外の状況
多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
●木造建築
耐震性の低い住宅では倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも壁や柱がかなりは損するものがある。
●鉄筋コンクリート
耐震性の低い建物では倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも壁や柱が破壊するものがかなりある。
●ライフライン
ガスを地域に送るための導菅、水道の排水施設に被害が発生することがある。一部の地域で停電する。広い地域でガス、水道の供給が停止することがある。
●地盤」・斜面
地割れや山崩れなどが発生することがある
1981年以前に建てられた古い木造家屋は倒壊するだろうと書かれています。
震度7の揺れを観測する地域では多くの車両が脱線する可能性が高いと考えられると書かれています。
地震の被害を最小限に抑えるためにも耐震建築の重要性なども書かれています。
「耐震」に関しては
昔の耐震基準で建てられた古い木造の一軒家やアパートなどの木造集合住宅が倒壊し、局地的に壊滅的な被害になると推測されている。過去の地震の震度と全壊率の関係から、揺れによる住宅の全壊は約48万棟に達する想定されていると書かれています。
日本各地で頻発して起きている地震のことを考えると、東京都、関東地方でも大きな地震が起きることも想定されているとの記事を読むと、大きな地震が起きたらどうしようと思ってしまいます。
これだけの地震と揺れによる被害が想定されていながら、東京都、区などの自治体は何か、対処策を講じているのでしょうか?
僕の家には東京都からも文京区からも耐震診断の調査は来ていません。
これだけの地震と、揺れによる被害が想定されていながら、耐震診断にも来ない国、東京都、文京区などの自治体は、一体、何を考えているのでしょうか?
少し、不思議に感じました。
先日、Newton別冊の『3.11の想定外のM9以降,見直しを迫られる地震研究の最前線 』という本を文京区立図書館で借りて読んでみました。
『3.11の想定外のM9以降,見直しを迫られる地震研究の最前線 』には、これから30年以内に東日本大震災にも匹敵する巨大地震が起きることが想定されると書かれています。
M9(マグニチュード9)の巨大地震、「東日本大震災」は想定されていなかった巨大地震だったとも書かれています。
M9(マグニチュード9)の「東日本大震災」の教訓も踏まえて、M9(マグニチュード9)クラスの巨大地震が起きることが想定されているようです。怖ろしいと思いました。
2016年に起きた熊本地震も、震度7の大きな揺れが、二回続けて起きた異例の地震だったとも書かれています。
2011年以来、頻発している地震のことも踏まえて、今後、想定される、「南海トラフ地震」「首都直下地震」についても書かれています。
東京都で起きる可能性の高い、「首都直下地震」について今後、30年以内に起きる可能性は70%程度と考えられているそうです。
首都直下地震が起きると、東京23区の約7割の地域は震度6強以上で揺れると想定されているそうです。
「震度6強」とは立っていることが困難になるくらいの揺れだそうです。
「震度6強」の状況とは以下のようなものだそうです。
●屋内の状況
固定していない重い家具のほとんが動き、転倒する。戸が外れて飛ぶことがある。
●屋外の状況
多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
●木造建築
耐震性の低い住宅では倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも壁や柱がかなりは損するものがある。
●鉄筋コンクリート
耐震性の低い建物では倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも壁や柱が破壊するものがかなりある。
●ライフライン
ガスを地域に送るための導菅、水道の排水施設に被害が発生することがある。一部の地域で停電する。広い地域でガス、水道の供給が停止することがある。
●地盤」・斜面
地割れや山崩れなどが発生することがある
1981年以前に建てられた古い木造家屋は倒壊するだろうと書かれています。
震度7の揺れを観測する地域では多くの車両が脱線する可能性が高いと考えられると書かれています。
地震の被害を最小限に抑えるためにも耐震建築の重要性なども書かれています。
「耐震」に関しては
昔の耐震基準で建てられた古い木造の一軒家やアパートなどの木造集合住宅が倒壊し、局地的に壊滅的な被害になると推測されている。過去の地震の震度と全壊率の関係から、揺れによる住宅の全壊は約48万棟に達する想定されていると書かれています。
日本各地で頻発して起きている地震のことを考えると、東京都、関東地方でも大きな地震が起きることも想定されているとの記事を読むと、大きな地震が起きたらどうしようと思ってしまいます。
これだけの地震と揺れによる被害が想定されていながら、東京都、区などの自治体は何か、対処策を講じているのでしょうか?
僕の家には東京都からも文京区からも耐震診断の調査は来ていません。
これだけの地震と、揺れによる被害が想定されていながら、耐震診断にも来ない国、東京都、文京区などの自治体は、一体、何を考えているのでしょうか?
少し、不思議に感じました。
2024年1月1日に発生した能登半島地震では震度6強だった珠洲市や輪島市でも現在の基準を最低限満たしている建物は倒壊は免れ、中川准教授は耐震補強がされていなかった古い木造住宅に被害が集中した可能性があるとしています。と報じられています。
(NHK 2024年1月22日 珠洲市や輪島市では耐震基準満たした建物は倒壊免れる揺れ より)
2024年2月22日の朝日新聞の記事によると、地震保険の加入率は東京都では60%くらいのようです。地震保険の掛け金は1年間で4万円くらいのようです。僕の家は地震保険には加入していません。
(朝日新聞 2024年2月22日 地震保険加入、地域でばらつき 宮城89%・熊本85%…東京61%・長崎54% より)
先日、図書館で借りて読んだ本、『3.11の想定外のM9以降,見直しを迫られる地震研究の最前線 』の内容はとても怖ろしかったです。
早稲田大学探検部関係者には是非、ご一読していただきたい本です。
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