2018年2月24日土曜日

『日本人の認知的特徴と人格的成長に関する文化心理学 』


『日本人の認知的特徴と人格的成長に関する文化心理学  相互協調的自己観と包括的思考      

伊坂裕子/著      福村出版              2018.2

最近の文化心理学の進歩を受けて、西洋人対東洋人という枠組みの中で語られることの多い日本人の社会的認知やスピリチュアルな態度など人格的成長について考える。


『震災と向き合う子どもたち』 心のケアと地域づくりの記録


『震災と向き合う子どもたち』  心のケアと地域づくりの記録           

徳水博志/著      新日本出版社      2018.2

被災地・石巻市雄勝町で手探りで歩んだ「復興教育」。被災児の心のケア、喪失感情とそこからの回復、町の復興の現状と課題など、子どもと住民の目線から人間復興を軸に取り組んできた地域復興を綴る。


2018年2月17日土曜日

『原子力規制委員会 』 独立・中立という幻想


『原子力規制委員会  独立・中立という幻想 岩波新書 新赤版 - 1690            

新藤宗幸/著 岩波書店 2017.12

福島第一原発事故をきっかけに作られた原子力規制委員会は、政権や経済界からのプレッシャーを前に、独立性と中立性を維持できているのか。その組織構造と活動内容を批判的に検証し、あるべき原子力規制システムを構想する。


『放射能に負けないレシピと健康法 』


『放射能に負けないレシピと健康法          

大和田幸嗣/著    緑風出版 2017.12

いまも閉じ込められてはいない福島第一原発からの放射能放出と、政府のお粗末な放射能コントロール。こうした日本の現状で、放射能に負けず健康に生きていくための体を作る食物やレシピ、デトックス(解毒)の方法等を紹介。

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『社会教育・生涯学習ハンドブック 』 第9版


『社会教育・生涯学習ハンドブック  9          

社会教育推進全国協議会/編           エイデル研究所    2017.1

日本の社会教育・生涯学習の理論的基盤をなす理念・思想、制度的特徴、国際的動向、実践事例、関連法令などをまとめたハンドブック。東日本大震災後の地域復興に関わる取り組みと課題を取り上げた第9版。


2018年2月13日火曜日

『「福島に生きる」ということ』 バラバラ・ハラスメントを超えて


『「福島に生きる」ということ』  バラバラ・ハラスメントを超えて

              中澤正夫/著 本の泉社 2018.2

進行形の原発事故を横目で見ながら「福島に生きる」ための、新生の道を模索するさまざまな試み。こころのケアをめざして支援に携わってきた「風の人」が綴った7年の支援記録。福島に住む保健師、医師との対談も収録。


『震災後の地域文化と被災者の民俗誌 』


『震災後の地域文化と被災者の民俗誌  フィールド災害人文学の構築 東北アジア研究専書      

高倉浩樹/編      新泉社   2018.1

震災後、被災者と地域社会はどんな変化を遂げたのか。無形民俗文化財の復興・継承、慰霊のありようなど、民俗学・人類学・宗教学の立場で地域社会と人びとの姿を見つめ、災害からの再生と減災に果たす生活文化の役割を考える。


2018年2月6日火曜日

『漁業権とはなにか 』

『漁業権とはなにか 

              熊本一規/著       日本評論社           2018.1


埋立・ダム・原発と漁業権の法律関係を体系的に説明するとともに、著者が関わってきた各地の事例を取り上げ、問題の概要、取組み、結果、インタビューなどを紹介することをつうじて、漁業権をより詳しく具体的に解説する。
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『近代日本一五〇年』 科学技術総力戦体制の破綻

『近代日本一五〇年』  科学技術総力戦体制の破綻 岩波新書 新赤版 - 1695     

山本義隆/著       岩波書店              2018.1


科学技術の破綻としての福島の原発事故、経済成長の終焉を象徴する人口減少…。大国主義ナショナリズムに突き動かされて進められてきた日本の近代化を見直すべきときがきた。近代日本150年の歩みを捉え返す。

『「日本人」は変化しているのか』 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義

『「日本人」は変化しているのか』  価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義            

池田謙一/編著    勁草書房              2018.1


政権交代、地震・原発事故、再度の政権交代…。これらの経験を経た「日本人」の考え方はどのようなものか。大規模な国際比較調査データをもとに、日本に住む人々の価値観やその変化を描く。

『メディアというプリズム 』

『メディアというプリズム  映し出す中国・日本・台湾の歴史と社会

楊韜/著 晃洋書房 2018.1

 アメリカ人記者が見た近代中国と日本、テレビドラマから見える戦後台湾社会、311大震災後の国際関係報道言説…。中国・日本・台湾の近現代のメディア表象の諸相を読み解き、東アジアの歴史と社会を考える。

『その後の震災後文学論 』

『その後の震災後文学論             

木村朗子/著       青土社    2018.2


私たちは何を記憶し、忘れてしまったのか? 不安、崇高、憑在論(ホントロジー)で読み解く、未来への文学論。震災後の文学をどのように読むか、震災後文学が問題にしていることは何なのかをさまざまな角度から見極める。
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『津波の霊たち』 3・11死と生の物語

『津波の霊たち』  311死と生の物語       

リチャード・ロイド・パリー/著    早川書房              2018.1


在日20年の英国人ジャーナリストは、東日本大震災発生直後から被災地に通い続け、宮城県石巻市立大川小学校の事故の遺族たちと出会う。取材は相次ぐ「幽霊」の目撃情報と重なり-。「黒い迷宮」の著者による迫真のルポ。

2018年2月1日木曜日

『平成トレンド史』 これから日本人は何を買うのか?

『平成トレンド史』  これから日本人は何を買うのか?        

原田曜平/[]    KADOKAWA


バブルの絶頂期で幕を開けた平成は、デフレやリーマンショック、東日本大震災などで苦しい時代となった。消費者のマインドはどのように変化したのか? 平成時代を「経済」「消費」「トレンド」という観点から総括する。

コミュニティ・アーカイブをつくろう! Vせんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」奮闘記

コミュニティ・アーカイブをつくろう!  Vせんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」奮闘記    

佐藤知久/著      晶文社


市民、専門家らが協働し、東日本大震災の復旧・復興のプロセスを記録・発信するプラットフォーム「わすれン!」。立ち上げのプロセスやノウハウなどを紹介し、草の根・参加型「コミュニティ・アーカイブ」の方法論を伝える。



『漂流するトモダチ 』 アメリカの被ばく裁判

『漂流するトモダチ  アメリカの被ばく裁判        

田井中雅人/著   朝日新聞出版


東日本大震災で称賛されたトモダチ作戦の裏で、従事した兵士たちは白血病など様々な病を発症していた。被害の補償を求め、提訴した原告数は400人以上。誰が、何を隠そうとしているのか。日米のジャーナリストが真実を追う。