『東京が壊滅する日』 フクシマと日本の運命
広瀬隆/著 ダイヤモンド社 2015.7
今後日本では数々の身体異常と、白血病を含む「癌の大量発生」が起こる! 初めて明かされる原爆&原発<双子の悪魔>の正体とは。図表や写真、公刊された科学的データで、誰も知らなかった本当の真実に迫る。見返しに表あり。
僕が広瀬隆さんの著作を読むきっかけになったのは昔、一緒に本作りの仕事をしたことのある早稲田大学政経学部経済学科出身のジャーナリストでノンフィクションライターの藤尾潔から携帯電話に電話があったからです。
→「早稲田大学探検部に対して僕に出来ることはしました。」
この本のサブタイトルにもなっている、
「壮大な史実とデータで暴かれる戦後70年の不都合な真実」
から思い出した僕の書いていたブログはこちらです。
→「ホーム銀杏の不都合管理人」
「ホーム銀杏の不都合管理人」に頼まれて、僕が本郷の森、銀杏企画の
就労移行支援コースの1期生の方々の前でお話した、僕の「障害者雇用体験記」はこちらです
→僕の「障害者雇用体験記」
僕の障害者雇用体験で感じたことについて書いているブログはこちらです
→「秋葉原にて」
広瀬隆さんの「東京が壊滅する日」は、2015年に出ている本で、僕も2015年に購入して、一度読みましたが、先日、もう一度読んでみました。
僕が広瀬隆さんの声として聞こえている声は、
「上原さん、暗殺されます」
「上原さんのTwitter、生徒会長のTwitterです」
「上原さんのTwitter、精密機械のようでしょう」
「上原さんのTwitter、苦しい作業だよ」
「上原さんのブログ、ものすごい手間がかかっているでしょう」
「『奥の細道』沿いに原発があるでしょう」
「上原さん、みんなの意見聞くでしょう」
「上原さんが文系で良かったね」
「上原さん、若い頃に遊んでいるでしょう」
「上原さん、小学校も中学校も高校も大学も共学でしょう」
「茗台中学校の生徒会長を務めるのは大変だよ」
「上原さん、高校も大学も名門校でしょう」
「上原さん、あれやれこれやれと言わないでしょう。上に立っても『震災本を 集めて早し 神田川』詠むだけでしょう」
「松尾芭蕉、俳聖って呼ばれているでしょう」
「杜甫、詩聖って呼ばれているでしょう」
「渋谷に電力館があったでしょう」
「テレビで原発のことやらないでしょう」
「早稲田探検部、上原さんにカンパした方がいいよ」
「早稲田大学探検部の現役、就職しない方がいいよ。就職すると上原さんみたいになっちゃうよ。上原さん、学生時代は活き活きした表情しているでしょう」
「早稲田大学探検部、『福島 生きものの記録』に関するメール数多く送っているでしょう」
「早稲田大学探検部、萩尾さんの本に関するメール送っているでしょう」
「早稲田大学探検部、島田陽磨の作った映画に関するメール送っているでしょう」
「早稲田大学探検部、蒲敏哉の本に関するメール送っているでしょう」
「早稲田大学探検部、上原さんの書いている本を読んでの感想、きちんと読んだ方がいいよ」
「早稲田大学探検部関係者、日本にこんなに多くの問題があるのに、なんで、外国に行くの?」
「Amazonで本、買わない方がいいよ」
「上原さんの紹介している本、全部、図書館の本でしょう。本を買わなくても誰でも読める本でしょう」
「早稲田大学探検部の顧問の先生が奥島先生で良かったね」
「上原さん土本先生の下で『刑事法』勉強できて良かったね」
「上原さん、家でくつろげないんです」
「上原さんが茗荷谷に居れば事故は起きません」
「上原さん、生まれも育ちも文京区の正真正銘の文京区の人です」
「文京区、平和でしょう」
「上原さんが『現代社会へのアンチテーゼ』に書いているイデオロギーとはマルクスのことです」
「学者にはいじめられっ子が多いんです。」
「いじめられっ子が地震の記事書いているんです。
「東電を刑事告発して良かった」
「東電、いじめられっ子の会社なんです」
「マイナンバーカード、破綻するよ。理系のやっていること、悉く(ことごとく)破綻しているでしょ」
「イプシロンも爆発しているでしょう」
「早稲田大学探検部、苦労するよ」
「早稲田探検部の文学部出身の人間、苦労するよ」
「早稲田大学探検部の人間が上原さんに喧嘩売っているんです」
「上原さんの働いていた職場、『通勤バス 派遣村行き』ではありません。朝日新聞、潰れます」
「ソフマップ、創価学会でしょう」
「上原さん、創価学会の会社で働くような人間ではありません」
「上原さんの悪口書いたり、悪口言ったりしている人、みんな不幸になってるでしょう」
「上原さん、日本電波ニュース社でなんか働く人間ではありません」
「なんで上原さん、日本電波ニュース社になんて行ったの?」
「日本中の人間が上原さんのブログ、パクっています」
などなどの声が広瀬隆さんの声として聞こえています。
広瀬隆さんとは早稲田大学理工学部応用化学科出身の東京都杉並区在住の作家の方です。
僕が広瀬隆さんについて書いているブログはこちら
僕が広瀬隆さんの著作を読むきっかけになったのは昔、一緒に本作りの仕事をしたことのある早稲田大学政経学部経済学科出身のジャーナリストでノンフィクションライターの藤尾潔から携帯電話に電話があったからです。
藤尾潔から僕の携帯電話に電話があり、
「広瀬隆は原発について何と言っている」
と言ってきたので、広瀬隆さんの著作を読むことになりました。
もうひとつは藤尾潔からメールが来たからです。
藤尾潔のウィキペディアはこちら→藤尾潔
この本のサブタイトルにもなっている、
「壮大な史実とデータで暴かれる戦後70年の不都合な真実」
から思い出した僕の書いていたブログはこちらです。
→「ホーム銀杏の不都合管理人」
「ホーム銀杏の不都合管理人」に頼まれて、僕が本郷の森、銀杏企画の
就労移行支援コースの1期生の方々の前でお話した、僕の「障害者雇用体験記」はこちらです
→僕の「障害者雇用体験記」
僕の障害者雇用体験で感じたことについて書いているブログはこちらです
→「秋葉原にて」
広瀬隆さんの「東京が壊滅する日」は、2015年に出ている本で、僕も2015年に購入して、一度読みましたが、先日、もう一度読んでみました。
内容は、原発に反対している本です。
自民。公明政権の、原発再稼働の動きに反対しています。
福島原発事故で、放射能汚染されているのは東日本各地で、福島県だけではなく、岩手県、宮城県、茨城県、群馬県、千葉県、東京都、埼玉県、神奈川県なども大量に放射能汚染されてしまっていると書かれています。
著者の広瀬隆さんも自宅のある東京都杉並区の自分の家の庭の土を放射線測定したところ、放射能汚染されているのが確認出来ているとのことが書かれています。
東北地域より、東京の方が汚染は酷いと書かれています。
放射能汚染による、被ばくによる被ばく者の「悲劇」が闇に葬られ、それを放置すると
「東京が壊滅する日」
がやって来ると、広瀬隆さんは、この本の冒頭で書いています。
「東京が壊滅する日」
を何とかして回避するためにも、
東北地方より放射能汚染の被害がひどい東京の放射能汚染による、被ばくによる被ばく者の「悲劇」を闇に葬ることなく、きちんと、調べて、東京の被ばく者の「悲劇」を明らかにして本などの形で残していくことがとても大事なことになるのだと思いました。
この本の中で、広瀬隆さんは、放射能汚染による被爆による被害について、ご自身が法的手段に訴えていることも書いています。
放射能汚染による、被ばくによる被ばく者の「悲劇」が闇に葬られ、それを放置すると
「東京が壊滅する日」
がやって来ると、広瀬隆さんは、この本の冒頭で書いています。
「東京が壊滅する日」
を何とかして回避するためにも、
東北地方より放射能汚染の被害がひどい東京の放射能汚染による、被ばくによる被ばく者の「悲劇」を闇に葬ることなく、きちんと、調べて、東京の被ばく者の「悲劇」を明らかにして本などの形で残していくことがとても大事なことになるのだと思いました。
この本の中で、広瀬隆さんは、放射能汚染による被爆による被害について、ご自身が法的手段に訴えていることも書いています。
福島県立医科大学の山下俊一氏らを、
“被曝を勧告した犯罪者”
として、東京地検に告訴したことが書かれています。(P59)
結果は、東京地検は、
「グレーであるが、罪を立証できない」
として不起訴にしたとあります。
広瀬隆さんは理系の作家の方ですが、きちんと、刑法的に法的手段も行使していることが分かります。
広瀬隆さんが法律などの文系の教養もあることが分かります。
“被曝を勧告した犯罪者”とは、具体的に刑法のどの条文をもとにして、刑事告発しているでしょうか?刑法上の何条に触れるのかも書いていただきたかったです。
「過失傷害罪」なのでしょうか?
「過失傷害罪」については、福島原発告訴団の、「これでも罪を問えないのですか」という本に、放射能被爆されて健康被害を被っている方々の言葉が書かれています。
放射能汚染と健康被害の因果関係を証明できれば、国、東電を刑事告発できるのだと思います。
僕は長い間、福島原発事故で問われている、国、東京電力の企業としての刑事責任は、「業務上過失致死傷」が問われているのはないかと思っていました。
もし、放射能汚染による、甲状腺がんなどが発生し、福島原発事故による放射能汚染が甲状腺がんの原因だと証明されると、福島原発事故による放射能汚染と甲状腺ガンとの因果関係が認められ、国、東電の「過失傷害」「業務上過失致死傷」の刑事責任も発生してくると思います。
放射能汚染で被爆した、母親から生まれてきた、子供に何か障害が見られた場合は、どのように対処するのでしょうか?
刑法上の罪も問われてくるのではないかと個人的に思っています。
もう少し、突っ込んで、放射能汚染による被爆と、放射線障害などの健康被害との因果関係について書いいただきたかったです。
法律とは、国の秩序を維持したりするためにあるものだということは分かっていると思いますが、もう少し、具体的に刑法のどの条文に触れると思い、刑事告発したかを書いていただきたかったです。
この本を読むと広瀬隆さんは、原子力発電の構造のことも知っている方のように思われました。
原子力発電の構造を知っている上で、原子力発電に反対していると思いました。
この本で気になったのは、旧ソ連で、ソ連での核実験を行っているセミパラチンスクの西北に位置するチェリャビンスク地域の放射能汚染のことを調べていたジョレス・A・メドベージェフについて書かれている部分です。(P238)
モスクワ大学で生化学部長をつとめ、放射能と生き物の結びつきを研究していたトップクラスの科学者の方のようです。地下出版活動などをしていた方で精神病者と診断されて、収容所に収容されてしまったことも書かれています。
真実を詳細に調べ上げ、それを公表する方が、国からは精神病者と診断され、収容所などに収容されてしまうのだと思います。
僕も、精神病者とされている方々が多く集まっている、本郷の森、銀杏企画に在籍していましたが、高学歴の方も多くいらっしゃり、僕から見てもこの方々は頭が良いなと思う方が多くいらしました。
国からは精神病者とされる方々は、ある意味、真実を知ってしまっている方々なのではないかと思ったこともありました。
国から見ると、不都合なことを知ってしまっている方々を精神病者と診断して収容所に収容してしまえば、国としては都合が良いと思います。
精神病者を収容所などに収容する精神保健行政とは、極めて治安的な意味合いを多いに含んでいるものなのだと思いました。
現在の政権の法的権力に反対する方々を精神病者と診断すれば、治安的にも良いし、国にとって都合の悪い真実を語ったり、書いたりする人々を精神病者と診断して、収容所に収容してしまえば、治療とか更生とかいう名目で、再教育出来るし、自分たちにとって不都合なことを言わせない、書かせないように再教育することが出来るのだと思います。
僕が以前、在籍していた精神保健行政施設、本郷の森、銀杏企画サードでも、僕の担当になった職員から、
「本当のことは言うな」
とか指示されていたし、日本の精神保健行政施設も不都合なことを言わせない、書かせないように訓練する再教育のための強制収容所のような場所なのかとふと思いました。
僕の日本の精神保健行政施設、本郷の森、銀杏企画サードでの体験から、この本に出てくる、放射能汚染について詳細に調べ上げていた旧ソ連の科学者ジョレス・A・メドベージェフの精神病者として強制収容所に収容された話から、現代日本の精神保健行政のことについても考えてみました。
僕が以前、在籍していた精神保健行政施設、本郷の森、銀杏企画サードでも、僕の担当になった職員から、
「本当のことは言うな」
とか指示されていたし、日本の精神保健行政施設も不都合なことを言わせない、書かせないように訓練する再教育のための強制収容所のような場所なのかとふと思いました。
僕の日本の精神保健行政施設、本郷の森、銀杏企画サードでの体験から、この本に出てくる、放射能汚染について詳細に調べ上げていた旧ソ連の科学者ジョレス・A・メドベージェフの精神病者として強制収容所に収容された話から、現代日本の精神保健行政のことについても考えてみました。
この本には、「特定秘密保護法」のことについても書かれています。(P26)
以下でのような記述です。
ところが現在の日本では、2013年12月6日、国民の誰もが望む情報公開の時代に逆行して「特定秘密保護法」なる悪法が国会で成立してしまい、1年後の2014年末までに、20万件近くの文書や画像が秘密指定され、原子力や軍事に関する膨大な事実資料が、国民の前に隠されている異常事態を招いている。加えて、2015年には、元通産(経産)官僚の古賀茂明氏がテレビ朝日の“報道ステーション”で「反・安倍晋三の意志」を明らかにした直後から、古賀氏とテレビ朝日には日本政府から圧力が加えられ、四月十七日には、自民党がテレビ朝日の幹部を呼んで事情聴取をおこなうという前代未聞の放送弾圧がスタートしたのだ。あたかも、戦時中に大本営の軍部によって報道界が何も言えなくなったファシズム時代を髣髴(ほうふつ)とさせる危機的な状況にある。
以上です。
2013年12月から、
「20万件近くの文書や画像が秘密指定され、原子力や軍事に関する膨大な事実資料」
が法の下に特定秘密になっているようです。
広瀬隆さんは、この「特定秘密保護法」に反対しているのだと思います。
マスコミ、報道を含めた、メディア業界にも大きな圧力が加えられ、
「原子力や軍事に関する膨大な事実資料」を
メディアが調べて、メディアを通じて国民に公開することが出来なくなったのだと思います。
広瀬隆さんは、この、「特定秘密保護法」が制定されているにも関わらずに、公刊されている事実資料を調べて、この「東京が壊滅する日」を書いているのだと思います。
広瀬隆さんが、テレビ、新聞メディアに大きな不信感を持っていることがこの本を読むと分かります。
僕の個人的な予想ですが、日本政府が「特定秘密」に指定している、「原子力」に関する事実資料=「特定秘密」を調べ上げて本などを書き、出版する人間は、メドベージェフのように精神病院行きになるのかもしれないと思いました。
日本政府が「特定秘密」にしている、「原子力」に関する事実資料を、調べ上げて本などを書き、出版などすると、メドベージェフのように精神病院行きになるのかもしれません。
広瀬隆さんの「特定秘密保護法」に関する記述を読んでみて、とても恐ろしい、法律が出来たのだと思いました。
この、「東京が壊滅する日」には、科学的なデータも沢山、掲載されて、読むのもきつい本ですが、福島原発事故と、それに伴う、放射能汚染について関心のある方にとっては一読の価値のある本だと思いました。
早稲田大学探検部関係者で、「原発」に関して議論がしたい方々にも是非ともご一読していただきたい本だと思いました。