『渡されたバトン 』
ジェームス三木/著 新日本出版社 2013.04
1969年春、新潟県巻町に、どう見ても場違いな高級車ベンツが滑りこんできた-。そこから始まった「原発誘致」をめぐる電力会社、地元業者、住民の人間模様を実話をもとに描く。
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先日、ジェームス三木さんの著作、「渡されたバトン」という本を文京区立図書館で借りて読みました。
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新潟県の巻町に原発を建設するという話が出て、巻町は、建設賛成、建設反対でものすごくもめたということです。
原発施設建設予定地には、土地を高い値段で、買い取ると電力会社は、うまい話をもちかけていたらしいです。
地元の住民には、原発を建設すれば、雇用も生まれるし、公共図書館とか、娯楽施設なども出来て、町が潤うと賛成派は話をしていた模様です。
新潟県では、東京のように革新政党の共産党などの左翼系の政治政党の活動は盛んでなく、原発に反対する活動を行っていた勢力も、都市からやってきた、左翼系の人々だったようです。
自民党の地盤が強い、地元の住民の方々からすると、共産党などの左翼系の勢力は、うざったい勢力だったようです。
しかし、うざったい勢力の共産党などの左翼勢力の方々が原発建設に反対したおかげで、
新潟県巻町は原発から逃れることが出来たそうです。
うざったい都市部の共産党などの勢力のおかげで新潟県巻町には原発は建設されなかったことが分かりました。
うざったい都市部の共産党勢力も原発反対の際には大いに役に立つことが分かる本でした。
先日は、ジェームズ三木さんの「渡されたバトン」という本を読んだので本を読んでの感想を書いておきます。
早稲田大学探検部関係者には、是非ご一読していただきたい本です。