『ルポ母子避難』 消されゆく原発事故被害者 岩波新書 新赤版 - 1591
吉田千亜/著 岩波書店 2016.2
「自主避難者」への住宅無償提供を2017年春に打ち切る政府。原発事故から子どもを守りたい一心で避難した母親たちは今、何に不安を感じ、困り、苦しんでいるのか。事故後、避難した母子に寄り添い続ける著者が克明に綴る。
先日のニュースで、福島原発事故から避難している方々へのいじめの問題のニュースが報道されていたので、原発避難者を取材されている吉田千亜さんの著作、「ルポ母子避難」を文京区立図書館で借りてきて、先日、読みました。
この本の中では、福島原発事故以来、一人あたりの放射線被爆限度が、1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げられていることも書かれています。
著者は、原発避難者の方々が、「私たちは棄民」であると言っていると書かれています。
福島原発事故から避難されている方々の辛い状況が分かりました。
著者は、国から避難勧告を受けて避難した方ではなく、自主避難した方には1ヶ月、10万円の賠償金は支払われていないと書かれています。
福島原発事故から避難されている方々の置かれている立場の辛さが分かりました。
自分でネットなどで調べて、自分の住んでいる地域の放射線量がひどいと思ったら、別の都道府県に避難しているのだと思います。
福島県在住中は、きれいなおうちに住んでいたのが、福島原発事故で、東京都に避難してみると、住居はおんぼろアパートになって、部屋に収納もないおんぼろアパートに住むことになったとあります。
東京都の住宅事情が悪くて、福島県から東京都に避難してきても、きれいなおうちに住むことが出来ずに、母子でおんぼろアパートに住むことになってしまったと書かれています。
福島県での放射能の子供に与える影響が怖くて、東京都に避難してきても、福島県に住んでいた頃のような住居には住めずに、おんぼろアパートに我慢して住んでいることが分かります。
あとがきで、毎日新聞社の日野行介記者に励まされて、この本を出版するに至ったことが書かれています。
僕は、毎日新聞社の日野行介記者の書いた本は読んでいませんが、福島県の健康調査のことを取材されている記者の方のようです。
福島県に住んでいても放射能が怖いし、だからといって、東京都に避難してきても、住居はおんぼろアパートで辛いし、福島原発事故から自主避難している方々の辛さ、大変さが分かりました。
賠償金ももらえずに自主避難している方々の生活は本当に大変だと思いました。
先日のニュースで、福島原発事故から避難している方々へのいじめの問題のニュースが報道されていたので、原発避難者を取材されている吉田千亜さんの著作、「ルポ母子避難」を文京区立図書館で借りてきて、先日、読みました。
この本の中では、福島原発事故以来、一人あたりの放射線被爆限度が、1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げられていることも書かれています。
著者は、原発避難者の方々が、「私たちは棄民」であると言っていると書かれています。
福島原発事故から避難されている方々の辛い状況が分かりました。
著者は、国から避難勧告を受けて避難した方ではなく、自主避難した方には1ヶ月、10万円の賠償金は支払われていないと書かれています。
福島原発事故から避難されている方々の置かれている立場の辛さが分かりました。
自分でネットなどで調べて、自分の住んでいる地域の放射線量がひどいと思ったら、別の都道府県に避難しているのだと思います。
福島県在住中は、きれいなおうちに住んでいたのが、福島原発事故で、東京都に避難してみると、住居はおんぼろアパートになって、部屋に収納もないおんぼろアパートに住むことになったとあります。
東京都の住宅事情が悪くて、福島県から東京都に避難してきても、きれいなおうちに住むことが出来ずに、母子でおんぼろアパートに住むことになってしまったと書かれています。
福島県での放射能の子供に与える影響が怖くて、東京都に避難してきても、福島県に住んでいた頃のような住居には住めずに、おんぼろアパートに我慢して住んでいることが分かります。
あとがきで、毎日新聞社の日野行介記者に励まされて、この本を出版するに至ったことが書かれています。
僕は、毎日新聞社の日野行介記者の書いた本は読んでいませんが、福島県の健康調査のことを取材されている記者の方のようです。
福島県に住んでいても放射能が怖いし、だからといって、東京都に避難してきても、住居はおんぼろアパートで辛いし、福島原発事故から自主避難している方々の辛さ、大変さが分かりました。
賠償金ももらえずに自主避難している方々の生活は本当に大変だと思いました。
早稲田大学探検部関係者には是非、ご一読していただきたい本です。