『東電OL殺人事件』
佐野真一/著 新潮社 2000.5
彼女の手帳には、凄絶な堕落の日々が記されていた…。娼婦として殺されたエリートOLの心の闇と、警察捜査の虚妄を描破。衝撃の事件の真実を語る。『新潮45』の連載記事を大幅に加筆。
僕が、佐野眞一さんの著作を読むことになったのは早稲田大学探検部33期で同期だった倉島孝行が高野秀行主催の新宿トルコ料理屋で開催した飲み会の際に、
「佐野眞一」と言っていたので、佐野眞一の著作を読むことになりました。
ちなみに僕は倉島が佐野眞一と言った際に、僕は「重松清」と言いました。
僕が僕と同じ吃音の早稲田大学教育学部出身の作家、重松清の名前を出したことを書いているブログはこちら
その他にも早稲田大学探検部33期OBの倉島孝行は、新宿トルコ料理屋での早稲田大学探検部のOBによる飲み会の際に、僕(上原和明)に向かって、
「おまえ、琵琶法師みたいだな」とも発言しています。
早稲田大学探検部33期OBの森山憲一に対しては、
「おまえ、三島由紀夫みたいだな」とも発言しています。
僕が森山憲一とFacebookで友達だった頃に森山とやり取りをしていたら、森山のFacebookの位置情報で渋谷の道玄坂に森山がいることが分かったので、渋谷の円山町を舞台にしている「東電OL殺人事件」に僕が森山の声として聞こえている声を載せます。
僕が森山憲一の声として聞こえている声は、
「上原、胃潰瘍だよ」
「上原、山やれば胃の病気治るよ」
「群馬県では地震起きないよ」
「上原、最高の上司だよ」
「上原、早稲田大学探検部史上、最高の男だよ」
「上原が誰と結婚するかだな」
「山田珠美、大嫌い」
「上原の結婚式は最高の結婚式にする」
「上原の結婚式で『紺碧の空』歌う」
「上原が、早稲田大学探検部33期で良かった」
「上原が、早稲田大学探検部33期の幹事長だったら、全て上手くいっていた」
「上原が全国レベルなんだよ」
「上原のTwitter怖いよ」
「上原のブログ怖いよ」
「上原の作った『チベット探査計画書』完成度が高く永久保存版だよ」
「上原が『ブラマの水の味』書いたときに、上原のことをきちんと評価していればこんなことにはならなかった」
「中谷がインドブラマプトラ川川下り報告書に書いている文章、恥ずかしくて読めない」
「上原、すげー本読んでいるよ」
「上原、すげー人を見てるよ」
「上原、すげータバコ吸っているよ」
「上原、夜にすげー夢を見ているよ」
「上原、ラーメン屋のせがれじゃないよ。きちんとした教育を受けた人間だよ」
「上原が死んだら、『巨星墜つ』書く」
「上原とアマゾンに突っ込んで行く」
「上原、映画好きな普通の大学生だよ」
「上原、女兄弟と付き合わない方がいいよ」
「上原、丙午(ひのえうま)の人間と付き合わない方がいいよ」
(上原と関わりのある、高野秀行、桜井誠人、宮沢信也、藤尾潔、も丙午(ひのえうま))
「上原に溝口敦って言う」
「上原のブログ、本になるよ」
「上原のブログ、100万ページビュー超えるよ」
「上原のブログ、口の中でとろけるようなブログだ」
「サンマルクカフェの店員が上原にブログを書かせていたのか?」
「なんで、上原が『震災本を 集めて早し 神田川』詠めたのかだな」
「上原がいつまで、『震災本を 集めて早し 神田川』詠むかだな」
「上原が『震災本を 集めて早し 神田川』詠んだときは驚いた」
「早稲田大学探検部関係者が、『震災本を 集めて早し 神田川』以上の句を詠めるかだな」
「早稲田大学探検部、ブルジョワの遊びだよ」
「早稲田大学探検部、最低のサークルだよ」
「早稲田大学探検部、卑怯だよ」
「早稲田大学探検部、訴えられるよ」
「早稲田大学探検部、萩尾さんにボコボコにされるよ」
「水道端図書館、怖くて行かれない」
「もう、上原、早稲田大学探検部の飲み会に来ないよ」
「上原、パソコンもスマホもネットも信用していないよ」
「上原、人生諦めているよ」
「上原、よく、『震災本を 集めて早し 神田川』詠めるな」
などなどの声が聞こえています。
森山憲一への声として聞こえている声は、
「森山、山のことしかやってないじゃない」
「森山が死んだらみんなで巨星墜つ書こうぜ」
「森山にみんなで溝口敦みたいなライターになれって言おうぜ」
「森山もお姉さんが早稲田大学出身(早稲田大学文学部→講談社)でしょう」
「森山もお父さんが東京大学出身(東京大学経済学部)でしょう」
「森山のお父さん、日産自動車の重役だったでしょう」
「森山は田村と付き合っていればいいんだよ」
「森山、渋谷で遊んでいたぜ」
「森山、そんなに上原のことを評価しているなら上原のTwitter、フォローしろよ」
などなどの声が聞こえています。
早稲田大学探検部33期OBの倉島孝行とは、とにかく、早稲田大学探検部の幹部連中に対して、不躾で不遜な言葉の数々を吐く人間です。
僕が倉島孝行の愚かさについて書いているブログはこちら
早稲田大学探検部33期OBの倉島孝行とは、早稲田大学探検部の飲み会の際に「佐野眞一」と言っておきながら、その数年後に高田馬場で行われた早稲田大学探検部の飲み会の際には、
「おれ原発に賛成」と発言しています。
倉島孝行の「おれ原発に賛成」発言について書いているブログはこちら
池袋の大型書店(ジュンク堂書店)で佐野眞一著の「東電OL殺人事件」を購入して、読んでみました。
旧東電幹部を強制起訴のニュースが出た時に、ニュースを見ていると旧東電幹部を起訴する際に、「東電OL殺人事件」を担当した弁護士さん(神山弁護士という方だそうです)が手続きにあたるとのことです。
東電OL殺人事件は、僕が一人暮らしをしていた時に起きた事件なので良く覚えています。東電の旧幹部を強制起訴するのに、「東電OL殺人事件」の際の弁護士さんが手続きにあたるとのことで、同じ東電つながりなので、「東電OL殺人事件」について、早速、ネットで調べてみました。
ウィキペディアに詳しく事件についての記事が出ていました。→東電OL殺人事件
ウィキペディアには、事件の被害者のOLが渋谷の夜の街に出る際に着替えのために使っていた、渋谷109の建物、OLが夜、客をとっていた、渋谷円山町、OLが良く利用していた、神泉駅、などの写真が掲載されていました。
ウィキペディアには、事件の被害者のOLが渋谷の夜の街に出る際に着替えのために使っていた、渋谷109の建物、OLが夜、客をとっていた、渋谷円山町、OLが良く利用していた、神泉駅、などの写真が掲載されていました。
実は、先日、渋谷に行ったときに、この周辺は歩きました。
渋谷109は普通に、渋谷の街にあります。
僕が、渋谷に行ったときは、鹿児島県の物産展の展示をしていました。
円山町は、ラブホテル街です。
僕がこのあたりを歩いた時は、学生風のカップルがうろうろしていました。
神泉駅は、井の頭線で渋谷から一つ目の駅です。
駅周辺にはスマホ片手に街を歩いている人がいました。
僕が「東電OL殺人事件」をモチーフにした「恋の罪」という映画を見てみたことを書いているブログはこちら
僕が「彼女の人生は間違いじゃない」という震災本で福島県出身の女が、東京の渋谷界隈でデリヘル嬢をしていることを書いている本を読んだことを書いているブログはこちら
僕が「震災本を 集めて早し 円山町」と詠まないことを書いているブログはこちら
東電OL殺人事件の被害者は、東電で勤務する傍ら、夜になると娼婦のような活動をしていたようです。
なお東電OL殺人事件の被害者女性の当時の直属の上司が、現在東電刑事裁判で強制起訴されている勝俣恒久氏だったようです。
この事件に関しては、佐野眞一さんの著作が有名です。佐野眞一さんのウィキペディアはこちら→佐野眞一
佐野眞一さんらしく、坂口安吾の「堕落論」を持ち出して、東電OLの人生を捉えていました。文学作品を持ち出して、一女性の人生を捉えるあたりはノンフィクション作家らしいなと思いました。また、渋谷の円山町という花街のこともきちんと街を歩いて自分の嗅覚をもとに描いているので、とても読みやすかったです。
精神的に病んでいると思われるような人間を文章で描く際には、文学作品は欠かせないのかもしれません。
病んでいるか、健全かは結局、何かしらの基準で決めるものなのでしょう。
僕は被害者の東電勤務のOLの女性には同情しますが、やはり、東電勤務のエリートでありながら、夜は渋谷円山町で売春を行っていたというのは、病んでいると言われても仕方ないことなのかなと思いました。
勤務していた東電という会社自体が大企業で、被害者くらいの管理職になると年収も1000万以上だそうで、被害者のOLは会社内では原発に反対していたそうです。
もともと、被害者の女性の父親は同じ東電勤務で、会社では原発に反対していたそうです。
佐野さんは、著作の中で、OLについて、腐りきっている世の中で彼女の存在は
「屹立」
していたと描いています。
佐野眞一さんとしては最大限の褒め言葉だと思いました。
先日は「東電OL殺人事件」という本を読んだので本を読んでの感想を書いておきます。
佐野眞一さんと久米宏さんが東電OL殺人事件について対談している動画が見つかったので、載せておきます。
東電OL殺人事件の冤罪性について