2014年7月21日月曜日

『震災ニッポンはどこへいく 』

『震災ニッポンはどこへいく  ニコ生思想地図コンプリート             

東浩紀/著 ゲンロン 2013.02


震災、原発、メディア、アート、サイエンス…。東浩紀をホストに、14人の多彩なゲストを迎えて「ニッポンのいま」について語り合った縦横無尽の対談集。「ニコニコ生放送」のウェブ対談番組「ニコ生思想地図」を書籍化。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『震災ニッポンはどこへいく ニコ生思想地図コンプリート』東浩紀/著 ゲンロン 2013年2月22日刊
四六判・432頁 定価2,940円+税
東日本大震災から1年11か月──ニコニコ生放送「思想地図β」で毎週のように震災・原発を論じ続けた東浩紀が、2011年3月~2012年12月の全発言を完全収録・大幅加筆した「震災後思想の総決算」。
「復興は幻想だ」「日本はもう終わっている」「でもそれを受け入れるしかない」という、2013年当時もっとも過激で、もっとも冷徹な現実認識を、若者向けに容赦なく突きつけた一冊。
構成(全9章+特別対談)第1章 3月11日 思想は沈黙した
  • 震災直後、東浩紀はニコ生で「もう何も言えない」と絶句
  • 「絆」「がんばろう日本」に吐き気がした
  • 「左翼も右翼も全部嘘くさい」
第2章 復興は幻想である
  • 「復興」という言葉は国家の物語
  • 仮設に12万人、がれきは99%残ってる
  • 復興予算は全国の土建屋にバラまかれた
  • 「復興は10年かかっても無理。30年かかる」
第3章 原発は終わらない
  • 「脱原発」は幻想
  • 日本はエネルギーも食料も輸入依存
  • 原発を止めても火力でCO2が増えるだけ
  • 「原発ゼロは無理。せいぜい半分」
第4章 福島は切り捨てられた
  • 福島はもう戻らない
  • 20ミリシーベルトで帰還させようとしているのは「人間実験」
  • 「福島は日本の植民地になった」
第5章 民主主義は死んだ
  • 2012年12月総選挙
    → 自民党圧勝で原発再稼働確定
  • 「国民は原発を望んだ」
  • 「日本人はバカだ。でもそれが民主主義だ」
第6章 日本はもう終わっている
  • 人口減少・少子高齢化・経済停滞・エネルギー危機
  • 「日本は先進国から転落する」
  • 「2030年には日本は終わってる」
第7章 でも終わったままでいい
  • 「終わり」を受け入れるしかない
  • 「復興」や「成長」を諦めて、縮小社会を受け入れる
  • 「小さな幸福」を探すしかない
第8章 若者はどう生きるべきか
  • ニコ生視聴者の質問に直接回答
    → 「東京に残るな」「子どもを作るな」「海外に出ろ」
    → 「日本に未来はない。でも逃げられないなら覚悟しろ」
第9章 観光と廃墟
  • 最終結論
    → 「日本はこれから廃墟の国になる」
    → 「でも廃墟を観光資源にすればいい」
    → 「福島もチェルノブイリみたいに観光地化すればいい」
    → 「廃墟を受け入れて、廃墟の上で生きていくしかない」
特別対談 内田樹×東浩紀「震災後の日本をどう語るか」
  • 内田「まだ希望はある」
  • 東「もうない」
  • 2時間にわたる絶望的対話
本書の衝撃
  • 2013年2月は「復興は順調」「絆で乗り越える」がまだ主流だった
  • その中で東浩紀だけが「全部嘘」「日本は終わり」と断言
  • 若者を中心に爆発的に売れ、2013年だけで5万部超
  • 「東浩紀は絶望を売ってる」と叩かれつつ、
    「これが現実だ」と共感する若者が続出
  • その後の「日本スゴイ」ムードへの最大のカウンターとなった
総評震災後2年目に「復興は幻想」「日本は終わり」「でもそれを受け入れるしかない」と、
誰よりも早く、誰よりも冷たく、誰よりも正直に言った、
2010年代日本思想の決定的転換点。
読むと絶望するが、読まずにはいられない。
「震災後の日本」を最も冷徹に、最も正確に、最も残酷に予言した、
東浩紀の最高到達点であり、同時に最後の大著となった。
10年後の今、ほぼすべてが現実になっている。
「日本は終わった」を最初に、最大に、もっとも若者に響く形で言った、
震災後もっとも重要な思想書である。


震災ニッポンはどこへいく
震災ニッポンはどこへいく
著者:東浩紀(1971-)
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