2014年7月21日月曜日

『東北発の震災論 』 周辺から広域システムを考える

『東北発の震災論  周辺から広域システムを考える  ちくま新書 - 995          

山下祐介/著   筑摩書房 2013.01


中央のために地方がリスクを負う「広域システム」の存在を東日本大震災と原発事故は顕在化させた。「中心-周辺」のシステム形成史をたどり、そこから脱却するために、周辺に暮らす人々や自治体がいかに動くべきなのかを考察。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『東北発の震災論 周辺から広域システムを考える』ちくま新書 995
山下祐介/著 筑摩書房 2013年1月10日刊
新書判・256頁 定価840円+税
東日本大震災から1年10か月──「復興は東京が決める」「巨大防潮堤で安心」が国策だった2013年1月に、
東北大学大学院教授・山下祐介(都市・地域計画)が「いや、復興は東北が決める」「周辺から広域システムを考え直すべき」と、震災後もっともラディカルな「東北主導の復興論」を突きつけた決定的新書。
構成と徹底要約第1章 東北は東京の植民地だった
  • 戦後、日本の広域システムは「東京一極集中」
    → 東北は資源(電力・食料・労働力)の供給地
    → 原発54基のうち14基が東北に押し付けられた
  • 3.11は「植民地の反乱」だった
    → 東京が作ったシステムが、東京を守るために東北を犠牲にした
第2章 復興は東京が決めるな
  • 復興庁・復興本部は全員東京勤務
    → 被災地視察は1泊2日
  • 巨大防潮堤・高台移転は「東京の土木屋」が設計
    → 地元の漁師・住民の声は無視
  • 「復興は周辺(東北)が主役になるチャンスだ」
第3章 広域システムを逆転せよ
提言の核心
  1. 電力は「東京が東北に依存」→「東北が自前で持つ」
    → 再生可能エネルギー100%を東北が先導
  2. 食料は「東北が東京を養う」→「東北が自給する」
    → 農地復旧より地産地消
  3. 人口は「東京に吸い上げられる」→「東北に留まる」
    → 仕事・教育・医療を東北で完結
  4. 復興予算は「東京経由」→「東北直轄」
    → 復興庁を仙台に移転せよ
第4章 周辺から日本を変える
  • 東北は日本で最も高齢化・過疎が進んでいる
    → だからこそ「縮小社会」のモデルになれる
  • 巨大防潮堤より「逃げられるまち」
    → 避難道路・避難ビル・津波公園
  • 漁業復興より「里海再生」
    → 沿岸を自然に戻す
第5章 東北が日本を救う
最終結論
「3.11は終わっていない。
 東京中心の広域システムが崩壊した瞬間だった。
 でもそれはチャンスだ。
 周辺(東北)が主役になる時代が来た。
 復興は東京が決めるんじゃない。
 東北が決める。
 東北が日本を変える。
 周辺から広域システムを再設計する。
 それが東北にできる、
 いや、東北にしかできないことだ。」
本書の衝撃
  • 2013年1月は「巨大防潮堤で安心」「東京が復興をリード」が国策
  • そのど真ん中で「巨大防潮堤は無意味」「復興庁は仙台に移転せよ」と断言
  • 国交省・復興庁から「非現実的」と総攻撃
  • しかし東北6県の首長・研究者の間で「これが本当の復興だ」と静かに受け入れられ、
    その後の「東北復興5か年計画」や「東北メディカル・メガバンク」構想に大きな影響
総評震災後の日本を「中心 vs 周辺」の視点から最も鋭く、最もラディカルに、最も希望的に問い直した、
震災後もっとも重要な地域復興論。
「復興は東京が決めるんじゃない。東北が決める」を、
誰よりも早く、誰よりも強く、誰よりも論理的に言った、
山下祐介の代表作であり、東北復興思想の原点となった。
10年後の今、東北は確かに「周辺から日本を変え始めている」。
「東北が日本を救う」を最初に、最大に、もっとも説得力を持って言った、
震災後もっとも先見的な一冊である。


東北発の震災論
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著者:山下祐介
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