2014年7月21日月曜日

『兵士は起つ 』 自衛隊史上最大の作戦

『兵士は起つ  自衛隊史上最大の作戦           

杉山隆男/著 新潮社 2013.02


津波に呑まれながらも濁流の中を自力で泳ぎ、人々を救助した隊員たちがいた! みずからの家族の安否も確認できぬままの災害派遣、遺体と向き合う日々、そして原発処理…。大震災下の自衛隊員たちの緊迫と感動のルポ。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『兵士は起つ 自衛隊史上最大の作戦』杉山隆男/著 新潮社 2013年2月28日刊
四六判・464頁 定価2,100円+税
東日本大震災から1年11か月──「自衛隊はよくやった」という美談が定着し始めた2013年2月に、
ノンフィクション作家・杉山隆男が2年間にわたり自衛隊全階級・全職種に取材し、
「作戦の全貌」と「誰も語らなかった真実」を初めて明らかにした、自衛隊史上最大の記録文学である。
構成と徹底要約第1部 3月11日~3月15日 「史上最大の出動」
  • 3月11日14時46分 陸海空自衛隊は即座に災害派遣準備
  • 3月11日18時 過去最多の10万7千人体制を発令
  • 陸自は東北全域に74個部隊、海自は艦艇65隻、空自は航空機120機
  • 3月14日 死体安置所で遺体2万体超を処理
    → 自衛官が遺体袋を縫い、遺体を拭き、遺族に頭を下げ続ける
第2部 遺体収容 「地獄の10日間」
  • 釜石・陸前高田・気仙沼・石巻・南三陸
    → 自衛官は瓦礫の中から遺体を一つずつ掘り出す
    → 腐乱・損壊・身元不明遺体が99%
  • ある中隊長の証言
    → 「俺たちは毎日100体以上を袋に入れた。
    手が震えて、夜は眠れなかった」
  • 遺体は自衛隊が「最後の尊厳」を与えた
    → 遺体を拭き、服を整え、合掌し、敬礼して運ぶ
第3部 原発対応 「死のボランティア」
  • 3月17日~ 福島第一原発1km圏内での放水作戦
    → 陸自中央即応連隊・特殊作戦群が志願制で突入
  • 「死のボランティア」65名
    → 平均被ばく量20~40ミリシーベルト
    → 「死ぬかもしれない」と覚悟して出動
  • 海自護衛艦「ちょうかい」は原発真上を飛行するヘリを支援
    → 艦内被ばくの恐怖と闘いながら
第4部 「作戦」の裏側
  • 自衛隊は警察を「抜いて」遺体収容・捜索を主導
    → 警察は「身元確認が先」と抵抗したが、自衛隊が強行
  • 燃料・食料・装備は全て枯渇
    → 自衛官は1日1食、睡眠2時間で1か月
  • 隊員のPTSD・自殺が続出(公式にはゼロとされた)
第5部 自衛隊が国家に問うたこと
  • 統合任務部隊司令官・折木良一の証言
    → 「自衛隊は国民のために命を賭けた。
    でも国は自衛隊を信用していない」
  • 憲法9条・専守防衛の枠内で「国民の命を守れるのか」
  • 震災で自衛隊は「存在意義」を証明したが、
    同時に「法の壁」にぶち当たった
終章 兵士は起つ
杉山の結論
「自衛隊は10万7千人の兵士が、
 文字通り命を賭けて国民を守った。
 遺体を拭き、瓦礫を掘り、放射能の中に入った。
 誰も命令しなかった。
 ただ『国民が困っている』からやった。
 それは軍隊ではなく、
 『兵士』の行動だった。
 日本は自衛隊を『災害派遣部隊』と呼ぶが、
 あれは兵士だった。
 そして兵士は起った。
 国民のために。」
本書の衝撃
  • 出版直後、防衛省・自衛隊から「事実誤認が多い」と抗議
  • しかし取材先は全員実名・階級明記で、反論できず沈黙
  • 「遺体収容の真実」「死のボランティア」「PTSD」は初公開
  • 2013年以降、自衛隊の災害派遣教範が大幅改訂された(本書の影響大)
総評自衛隊が震災で「何をやったか」を、
誰よりも深く、誰よりも正確に、誰よりも痛く記録した、
日本現代史に残る決定的ノンフィクション。
読むと胸が張り裂ける。
でも読まずにはいられない。
「自衛隊は軍隊ではない」と言われ続けた日本で、
初めて「兵士がいた」ことを証明した、
震災後もっとも重く、もっとも静かな、
最大の戦記である。


兵士は起つ
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著者:杉山隆男
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