2019年3月30日土曜日

『現代文学は「震災の傷」を癒やせるか』


『現代文学は「震災の傷」を癒やせるか』  311の衝撃とメランコリー          

千葉一幹/著       ミネルヴァ書房    2019.3

高橋源一郎、川上弘美といった作家は、震災をどう描いたか。宮沢賢治は、最愛の妹トシの死にどう向き合ったか。死者と生者との間の交流あるいは断絶を通じ、災害や死との作家たちの格闘の様を描く。『文學界』等掲載を書籍化。