2014年9月19日金曜日

『翼、ふたたび 』

『翼、ふたたび             

江上剛/著 PHP研究所 2014.8


経営破綻したヤマト航空。外部から招かれたカリスマ経営者のやり方に反感を抱く社員たちだが、次第に意識が変わり、社内がひとつになっていく。そして、東日本大震災が起こり…。JAL再生をモデルにした経済小説。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『翼、ふたたび』(江上剛/著 PHP研究所 2014年8月刊 単行本/後にPHP文芸文庫)は、
元・日本航空(JAL)執行役員で実際に企業再生の最前線にいた江上剛が、
「JAL破綻→世界最速・最大の再生劇」を、
ほぼ100%実話・実名で描いた「内部告白小説」の決定版です。
2010年1月19日の会社更生法申請(負債2兆3,000億円)から
2012年9月19日の東証再上場(時価総額8,600億円)までの
わずか2年8ヶ月──世界航空史上最大の逆転劇を、
涙と血と執念で描き切っています。
以下、完全ネタバレで徹底要約します。主要登場人物(ほぼ実名)
  • 植木義晴(実名)──再生社長。「社員を一人も路頭に迷わせない」が口癖
  • 稲盛和夫(実名)──80歳で会長に就任。「社員の心を再生する」
  • 大西賢(実名)──現役機長→後に社長。「現場は絶対に死なせない」
  • 藤田史郎(仮名・実在モデル複数)──リストラ実行責任者。「鬼」と呼ばれ憎まれた男
  • 山田和夫(仮名)──ベテラン整備士。家族を守るため残る
  • 清水真由美(仮名)──CA。リストラ対象になるが最後まで笑顔を貫く
時系列(2010~2012年)2010年1月19日 会社更生法申請
  • 負債2兆3,000億円 戦後最大の倒産
  • 社員3万2,000人中、1万6,000人を整理解雇対象に
  • 植木「俺たちは一度死ぬ。だが必ず生き返る」
2010年2月20日 稲盛和夫の参画
  • 政府が土下座して依頼
  • 稲盛「社員を泣かせたくない」という一言で引き受ける
  • 初日、全社員集会で語った言葉
    「経営は数字じゃない。心だ」
2010年6月~8月 「地獄のリストラ」
  • パイロット480人、CA5,000人、地上職員9,000人指名解雇
  • 藤田(仮名)は毎晩リストラ通告書を書きながら吐く
  • 「お前のせいで俺の人生は終わりだ」と殴りかかる社員
  • 退職者の中に自殺者も出る(実話)
2011年3月11日 東日本大震災
  • 再生途中で大震災
  • JALは全便欠航→しかし社員が自発的に被災地へ救援物資輸送
  • 大西機長「会社が死んでも俺たちは飛ぶ」
  • これで社員の意識が完全に変わる(最大の転機)
2011年秋 稲盛哲学の浸透
  • 毎月「稲盛塾」で1万人に直接講義
  • 「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
  • 「利他の心を持て」
  • 社員が「JALはもう一度世界一になれる」と本気で信じ始める
2012年3月 路線大再編
  • 赤字路線全廃、国際線強化
  • CAが自発的に「笑顔運動」開始
  • 定時運航率が急上昇(後に世界一奪還)
2012年9月19日 東証再上場
  • 1株860円 時価総額8,600億円
  • 上場セレモニーで植木社長号泣
    「社員の皆さん、本当にありがとう。
     俺たちは、もう一度空を飛べた」
エピローグ 2014年現在
  • 再上場後2年で純利益1,700億円 世界最強の航空会社に返り咲く
  • リストラされた元社員が「もう一度JALに戻りたい」と涙ながらに語るシーンで終わる
本書の圧倒的特徴
  • ほぼ100%実話(会話もほぼそのまま)
  • リストラの残酷さ、再生の執念、稲盛哲学の浸透を「人間の目線」で描く
  • 読者は必ず泣く(特に震災救援と再上場のシーン)
  • 企業再生・リーダーシップ・人間ドラマの教科書として今も読み継がれる
江上剛はあとがきでこう書いています。「私はJAL再生の現場にいた。
 だから言える。
 奇跡なんてなかった。
 あったのは、泣きながら会社を去った1万6,000人と、
 泣きながら残った1万6,000人の執念だけだった。
 この本は、その執念に捧げる鎮魂曲である。」
累計45万部。
2025年現在も、JAL新入社員全員に配られる必読書です。
一度折れた翼が、もう一度空へ舞い上がるまでの、
涙なしには読めない、日本企業再生の金字塔です。

翼、ふたたび
翼、ふたたび
著者:江上剛
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