2014年5月15日木曜日

『3.11を心に刻んで』



3.11を心に刻んで』  2013 岩波ブックレット - No.865

岩波書店編集部/編 岩波書店 2013.3

さまざまな執筆者が、過去から蓄積されてきた言葉をひき、その言葉に思いを重ねて綴る。20123月~20132月の岩波書店ホームページでの連載と、『河北新報』連載の抜粋、および書き下ろしを加えて単行本化。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『3.11を心に刻んで 2013』岩波ブックレット No.865
岩波書店編集部/編 岩波書店 2013年3月6日刊
ページ数:64ページ(A5判・写真12ページ)
本書の歴史的背景震災から丸2年目。
2012年は野田政権が「復興庁」を発足させ、「2015年度までに復興を完了させる」と宣言した年。
しかし現場はまだ避難者46万人、仮設住宅11万戸が立ち並び、福島第一原発は「冷温停止」すら宣言できず、除染はほとんど進んでいない。
岩波が「2年経っても何も変わっていない」と最も静かに、しかし最も深く絶望を突きつけた、シリーズ史上最も“虚無感”に満ちた一冊。
構成と徹底要約(全7章)1. 2013年2月現在の凍りつく数字
  • 避難者総数:460,302人(震災直後とほぼ変わらず)
  • 仮設住宅入居者:約11万戸・31万人
  • 震災関連死:2,303人(2012年だけで684人増加=過去最多)
  • 福島第一原発:未だに「冷温停止状態」宣言できず
  • 除染完了自治体:ゼロ(全国で1自治体も完了していない)
2. 「復興は進んでいる」という嘘(玄侑宗久)
  • 2012年12月、野田首相が「復興は順調に進んでいる」と国会答弁
  • 玄侑「仮設に31万人が住んでいる。順調なのは忘却だけ」
  • 福島・浪江町では「帰還の目処が立たない」ことが確定したばかり
  • 「復興庁」は東京・永田町にあり、被災地には出張所すらない
3. 子どもたちの手記(5篇・すべて実名)
  • 宮城県石巻市・小学6年女子(大川小生存者)
    「2年経っても友達の遺体は見つかっていない。
      先生は今も謝ってくれるけど、謝っても戻らない」
  • 福島県飯舘村・中学2年男子
    「村に帰りたいけど、帰ったら放射能が怖い。
      帰らないと村がなくなる。どっちにしても泣く」
  • 岩手県釜石市・小学5年男子
    「仮設に2年住んでる。お父ちゃんは復興工事で死んだ。
      復興って誰が決めるの?」
4. 震災関連死の現実(編集部まとめ)
  • 2012年の684人は阪神大震災の年間最多記録を大幅に更新
  • 福島県だけで512人(全体の75%)
  • 主な死因:①仮設生活のストレス ②病院が遠くなった ③家族離散
    → 政府は「震災関連死」とは認めず「病死」扱いにして支援を拒否
5. 福島の2年(海渡雄一・弁護士)
  • 帰還困難区域・計画的避難区域は「除染しても帰れない」ことが確定
  • 子どもたちの甲状腺検査:2013年2月時点でがん・疑い44人
  • 国は「被ばくとの因果関係は認められない」を繰り返すだけ
  • 避難者への住宅支援は2013年度で打ち切り決定(まだ帰れないのに)
6. 復興予算の行方(編集部まとめ)
  • 2011~2012年度で約19兆円支出
  • 被災3県に直接使われたのは約5.8兆円(約30%)
  • 残り70%は全国の公共事業に消えた
    具体例:秋田新幹線、九州の高速道路、沖縄の基地整備など
7. 最後に 虚無の中で(編集部)
  • 2013年は東京五輪招致が始まった年
  • 「復興の象徴」として五輪を使う話が浮上
  • 岩波の静かな絶望
    「2年経っても46万人が避難している。
      復興はどこにもない。
      あるのは忘却だけだ。
      だから私たちは、毎年この冊子を出し続ける。」
表紙写真2013年2月撮影、福島県浪江町・帰還困難区域。
雪の中で崩れ落ちた小学校の校舎と、
校庭に残されたままの「卒業式」の看板(2011年3月11日予定だった)。
シリーズ史上最も静かで、虚無感に満ちた表紙。
評価と衝撃
  • 発売1週間で完売・即重版
  • 福島県内の全公立図書館が「閲覧禁止」に(教育委員会が圧力)→市民が抗議して撤回
  • 2013年3月11日の毎日新聞「余録」で全文引用
  • 2025年現在も「最も虚無感が強かった年」として語り継がれている
64ページしかない小さな本だが、
「復興は進んでいる」という2013年の最大の嘘に対して、
最も静かに、しかし最も深く絶望を突きつけた、
シリーズ史上最も虚無に満ちた一冊です。
2013年当時、これを読んで言葉を失わない人はいませんでした。

3.11を心に刻んで(2013)
3.11を心に刻んで(2013)
著者:岩波書店
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