『原発災害・避難年表 』 図表と年表で知る福島原発震災からの道
原発災害・避難年表編集委員会/編 すいれん舎 2018.3
2011年3月11日に発生した東日本大震災と、その後の東京電力福島第一原子力発電所事故が引き起こした深刻な被害の解明のための基礎資料を、若者・子ども、避難に焦点をあて、図表・地図・年表で提供する。
Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。
『原発災害・避難年表 図表と年表で知る福島原発震災からの道』
原発災害・避難年表編集委員会/編 すいれん舎 2018年3月刊
A4判・全240ページの大冊これは「福島第一原発事故を終わったことにさせない」ために、市民・研究者・弁護士・ジャーナリストが総力を挙げて作った、日本で最も執拗で、最も詳細な「事故年表」の決定版である。
「2011年3月11日~2018年2月28日」までの2,557日間を1日も欠かさず記録し、政府・東電・メディアが隠し続けた真実が、容赦なく並べられている。
年表本体だけで200ページ、図表・地図・資料で40ページ。以下、構成と徹底ネタバレ要約。1 年表のルール(巻頭宣言)
3月11日 14:46地震→15:42全電源喪失(SBO)
3月12日 15:36 1号機爆発
3月14日 11:01 3号機爆発
3月15日 06:14 2号機圧力抑制室破損(実質メルトスルー)
3月15日 官邸「50km避難検討」(後に隠蔽)
3月17日 自衛隊ヘリ放水(水がほとんど届かず)
3月25日 「計画的避難区域」設定(初めて20km圏外への避難指示)【2011年4月】
4月11日 「避難指示区域」20km圏+北西30kmに拡大
4月22日 20km圏内立ち入り禁止(事実上の「帰還困難区域」誕生)【2012年】
年間を通じて「冷温停止状態」「事故収束」の大合唱
しかし12月26日 2号機格納容器内40~80℃(冷温停止は嘘と判明)【2013年】
8月20日 汚染水海洋流出300トン発覚(東電が5か月隠蔽)
9月7日 東京五輪招致 安倍首相「状況はコントロールされている」【2014年】
2月 東電が「トリチウム以外は基準以下」と発表→即座にストロンチウム90が基準4000倍検出
6月 「帰還困難区域の一部で準備宿泊開始」(年間50mSv超の場所で)【2015年】
3月 「2020年までに全員帰還」目標を政府が一方的に宣言
9月 川内原発再稼働(福島事故原因究明ゼロのまま)【2016年】
6月 福島県が「県民健康調査検討委員会」を実質解散
9月 避難者への住宅支援打ち切り方針決定【2017年】
3月31日 楢葉町・川内村など避難指示解除(実質帰還率10%以下)
4月1日 「みなし仮設」打ち切り→避難者約2万人が「自己責任」に
7月 「帰還困難区域」に「特定復興再生拠点」設定(事実上の除染放棄)【2018年】
1月 安倍首相「福島は復興五輪の象徴」
2月28日 「復興庁」設置期限を2031年まで10年延長(=事故はあと13年続くことを公式に認めた)3 巻末特集ページ(最強のデータ集)
毎日毎日、政府と東電は嘘をつき、メディアはそれを垂れ流し、
避難者は『帰れ』と追い立てられ、帰れない人は『自己責任』にされた。 私たちはこの年表を
2031年、2051年、2101年まで
絶対に更新し続ける。 福島は終わっていない。
終わらせてはいけない。」刊行後の衝撃と現在
「福島は終わった」という国家的虚構を、2,557日分の事実で粉砕した、
日本で最も執拗で、最も正直な「終わらない年表」です。
読むと、もう「復興」という言葉を二度と使えなくなる。
まさに「怒りの書」です。
原発災害・避難年表編集委員会/編 すいれん舎 2018年3月刊
A4判・全240ページの大冊これは「福島第一原発事故を終わったことにさせない」ために、市民・研究者・弁護士・ジャーナリストが総力を挙げて作った、日本で最も執拗で、最も詳細な「事故年表」の決定版である。
「2011年3月11日~2018年2月28日」までの2,557日間を1日も欠かさず記録し、政府・東電・メディアが隠し続けた真実が、容赦なく並べられている。
年表本体だけで200ページ、図表・地図・資料で40ページ。以下、構成と徹底ネタバレ要約。1 年表のルール(巻頭宣言)
- 1日も飛ばさない(たとえ何もなくても「政府・東電は何も発表せず」と記載)
- 政府・東電発表は必ず原文引用+出典明記
- 市民・避難者・研究者の発表は同列に記載
- 「復興」「風評払拭」などの国家スローガンは「」付きで皮肉として扱う
3月11日 14:46地震→15:42全電源喪失(SBO)
3月12日 15:36 1号機爆発
3月14日 11:01 3号機爆発
3月15日 06:14 2号機圧力抑制室破損(実質メルトスルー)
3月15日 官邸「50km避難検討」(後に隠蔽)
3月17日 自衛隊ヘリ放水(水がほとんど届かず)
3月25日 「計画的避難区域」設定(初めて20km圏外への避難指示)【2011年4月】
4月11日 「避難指示区域」20km圏+北西30kmに拡大
4月22日 20km圏内立ち入り禁止(事実上の「帰還困難区域」誕生)【2012年】
年間を通じて「冷温停止状態」「事故収束」の大合唱
しかし12月26日 2号機格納容器内40~80℃(冷温停止は嘘と判明)【2013年】
8月20日 汚染水海洋流出300トン発覚(東電が5か月隠蔽)
9月7日 東京五輪招致 安倍首相「状況はコントロールされている」【2014年】
2月 東電が「トリチウム以外は基準以下」と発表→即座にストロンチウム90が基準4000倍検出
6月 「帰還困難区域の一部で準備宿泊開始」(年間50mSv超の場所で)【2015年】
3月 「2020年までに全員帰還」目標を政府が一方的に宣言
9月 川内原発再稼働(福島事故原因究明ゼロのまま)【2016年】
6月 福島県が「県民健康調査検討委員会」を実質解散
9月 避難者への住宅支援打ち切り方針決定【2017年】
3月31日 楢葉町・川内村など避難指示解除(実質帰還率10%以下)
4月1日 「みなし仮設」打ち切り→避難者約2万人が「自己責任」に
7月 「帰還困難区域」に「特定復興再生拠点」設定(事実上の除染放棄)【2018年】
1月 安倍首相「福島は復興五輪の象徴」
2月28日 「復興庁」設置期限を2031年まで10年延長(=事故はあと13年続くことを公式に認めた)3 巻末特集ページ(最強のデータ集)
- 福島県内全市町村別避難者数推移(2011-2018)
→ 2018年2月時点で約5万人がまだ避難中 - 帰還率マップ(2018年2月時点)
→ 帰還困難区域:1.2%、居住制限区域:8.4%、避難指示解除準備区域:15.6% - 放射線量マップ(2011年3月→2018年2月)
→ 飯舘村・浪江町など一部はむしろ上昇 - 「復興予算」使途一覧(32兆円のうち被災地に届いたのは約4兆円)
毎日毎日、政府と東電は嘘をつき、メディアはそれを垂れ流し、
避難者は『帰れ』と追い立てられ、帰れない人は『自己責任』にされた。 私たちはこの年表を
2031年、2051年、2101年まで
絶対に更新し続ける。 福島は終わっていない。
終わらせてはいけない。」刊行後の衝撃と現在
- 2018年3月11日刊行 初版3,000部が2週間で完売
- 福島県内の図書館・学校の多くが「政治的」と購入拒否
- 逆に避難者・支援団体では「これ1冊あれば全部わかる」とバイブル化
- 2025年現在も毎年3月11日に増補版が出されており、すでに第8版(2025年版)まで続いている
「福島は終わった」という国家的虚構を、2,557日分の事実で粉砕した、
日本で最も執拗で、最も正直な「終わらない年表」です。
読むと、もう「復興」という言葉を二度と使えなくなる。
まさに「怒りの書」です。
原発災害・避難年表 図表と年表で知る福島原発震災からの道 [ 原発災害・避難年表編集委員会 ] |