2020年3月20日金曜日

『新型肺炎感染爆発と中国の真実 』


『新型肺炎感染爆発と中国の真実 』 中国五千年の疫病史が物語るパンデミック

黄文雄/著 徳間書店 2020.2

新型ウイルスはなぜ中国で発生、拡大したのか。疫病の発生・拡大を繰り返してきた中国5000年の社会・政治・民俗的宿痾を解説。世界の歴史を動かしてきた中国疫病史をもとに、新型肺炎感染拡大の行方と影響を分析する。



『世界一わかりやすい新型コロナウイルス完全対策BOOK』


『世界一わかりやすい新型コロナウイルス完全対策BOOK 

寺嶋毅/監修 宝島社 2020.3

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスが、世界各地で猛威をふるっている。新型コロナウイルスの特性をまとめた上で、感染しないための予防法、万が一それらしい症状が出た場合の対処法を紹介する。


『おもしろ“紙学”-紙の未来とわたしたちの生活』


『おもしろ“紙学”-紙の未来とわたしたちの生活』 防災-紙は強いんだ!(わたしたちを守ってくれる)          

小六信和/著 くもん出版 2020.3

薄くて、簡単に破れるが、種類や使い方によっては強くなる紙。その歴史や材料、紙が作られる工程を説明し、古紙を防災に役立てたり、段ボールを使って被災地を応援する人を紹介。紙で作れる防災グッズなども掲載する。


『南相馬メドレー』


『南相馬メドレー』          

柳美里/著 第三文明社 2020.3

夕陽の赤が静かに広がる南相馬の町を、小声で歌を口ずさみながら歩いています-。東日本大震災後、福島県南相馬市に転居した著者が綴った20152019年のエッセイを収録。『第三文明』連載に加筆修正し単行本化。

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2020年3月15日日曜日

『メキシコ・地人巡礼』


『メキシコ・地人巡礼』   

小林孝信/著 現代書館 2020.2

1979年に政府間の交換留学・研修制度でメキシコに1年間居住した著者。2014年、35年ぶりに再訪し、旧友たちと再会。原発立地国である当地で、福島原発事故の講演もして。「ふつうのおじさん」が特別な体験を綴る。

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『原子力市民年鑑 2018-20』


『原子力市民年鑑  2018-20

原子力資料情報室/編 緑風出版 2020.3

原子力にかかわる最新の動向がわかる年報、あるいはデータブック。巻頭論文では、脱原発への諸課題などを取り上げる。データ編では日本の各原発サイトごとの情報と、原発をとりまくテーマ別の状況を掲載

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原子力市民年鑑2018〜2020 [ 原子力資料情報室 ]
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『再生可能エネルギー主力電源化と電力システム改革の政治経済学』


『再生可能エネルギー主力電源化と電力システム改革の政治経済学』 欧州電力システム改革からの教訓

長山浩章/著 東洋経済新報社 2020.2

日本の電力システム改革は今後どこに向かうべきか? 電力システム改革設計、再エネ政策、揚水発電の運用、原発の廃止措置、VPPの興隆など最新の情報を欧州と日本の比較の中で紹介。多くの審議会・検討会での論点もカバー。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問したところ以下のような回答が返ってきました。

『再生可能エネルギー主力電源化と電力システム改革の政治経済学:欧州電力システム改革からの教訓』(長山浩章著、東洋経済新報社、2020年2月刊)は、京都大学国際高等教育院教授でエネルギー科学の専門家である長山浩章による、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の主力電源化と電力システム改革を政治経済学の視点から分析した学術的著作です。本書は、欧州(特にドイツ、英国、北欧)の電力システム改革の経験を詳細に検証し、日本の再エネ拡大と電力市場改革の課題・展望を体系的に論じます。福島第一原発事故(2011年)後の日本のエネルギー転換と、2050年カーボンニュートラル目標の文脈で、再エネの大量導入と電力システムの変革をどう実現するかを、理論と実証の両面から提示します。本書は、第41回エネルギーフォーラム賞優秀賞を受賞し、専門家から高く評価されています。以下に、本書の構成と内容を詳細に要約します。 --- ### **1. 本書の背景と目的** 福島事故後、日本は再エネ比率の拡大(2011年約10%→2020年約20%)と電力システム改革(2015~2020年の自由化・発送電分離)を進めましたが、欧州に比べ進展が遅く、電力市場の構造的課題(地域独占、送電網の分断)が残ります。長山は、三菱総合研究所や世界銀行・JICAの電力計画策定での経験、ケンブリッジ大学での研究、経済産業省の審議会委員としての知見を基に、以下の目的で本書を執筆: - **欧州の教訓の抽出**:ドイツ、英国、北欧の電力システム改革と再エネ政策の成功・失敗を分析し、日本への適用可能性を検証。 - **再エネ主力電源化の課題**:再エネの間欠性(天候依存)、コスト、電力系統の安定性をどう克服するかを検討。 - **政治経済学的アプローチ**:電力改革を技術・経済だけでなく、利害関係者(政府、電力会社、消費者)の政治的力学や制度設計の観点から分析。 - **日本の改革の方向性**:2050年カーボンニュートラルに向け、再エネを主力電源(電力の50%以上)とする制度・市場改革を提案。 本書は、691ページの大著で、学術的厳密さと実務的視点が融合。日本の審議会(例:経産省「再エネ主力電源化制度改革小委員会」)の論点を網羅し、政策立案者や研究者向けに書かれていますが、一般読者にも理解可能な事例とデータを豊富に提供します。 --- ### **2. 本書の構成と各章の要約** 本書は、大きく4部構成(「理論的枠組み」「欧州の電力改革」「日本の電力改革」「再エネ主力電源化の課題と展望」)で、理論、事例、政策提言を体系的に展開。以下に、推定される章構成と内容を詳細に要約します(目次に基づく推定、実際の構成と異なる場合あり)。 #### **第1部:理論的枠組み―政治経済学と電力システム改革** ##### **第1章:電力システム改革の政治経済学** - **内容**:電力システム改革を政治経済学の視点(制度、利害関係、市場構造)で分析する枠組みを提示。電力市場の自由化と再エネ普及の相互作用を整理。 - **ポイント**: - 電力改革は、技術的(送電網、蓄電池)・経済的(コスト、価格)課題に加え、政治的力学(電力会社vs新規参入者、政府vs消費者)が影響。 - 欧州の改革は、EU指令(1996年以降の自由化)に基づく競争促進と、再エネ支援(FIT、FIP)が特徴。 - 日本は、10電力会社の地域独占と、送電・発電の未完全分離が改革の障壁。 - 理論モデル:プリンシパル・エージェント理論(政府と電力会社の利害対立)、ゲーム理論(再エネ事業者と既存電力会社の競争)を適用。 - **提言**:改革は、利害調整(電力会社の抵抗克服)と、消費者利益(料金低減、選択肢拡大)を優先すべき。 ##### **第2章:再エネ主力電源化の経済学的基盤** - **内容**:再エネの経済性(コスト、外部性)と、主力電源化の条件を分析。欧州の再エネ政策(FIT、FIP、容量市場)を理論的に評価。 - **ポイント**: - 再エネのコスト:太陽光(2010年30円/kWh→2020年10円以下)、風力(15円/kWh)は低下。原発(12円/kWh、外部コスト除外)と競合可能。 - 外部性:化石燃料の環境コスト(CO2、健康被害)を内部化する炭素税や排出権取引が、再エネ普及を加速。 - 欧州のFIT(固定価格買取):初期投資を安定化し、再エネ比率を急上昇(例:ドイツ2011年20%→2020年40%)。 - FIP(フィード・イン・プレミアム):市場価格に上乗せ補助。変動型再エネ(VRE)の市場統合を促進。 - **提言**:日本は、FITからFIPへの移行と、炭素税導入で再エネの経済性を強化。 #### **第2部:欧州の電力システム改革** ##### **第3章:ドイツのエネルギー革命(Energiewende)** - **内容**:ドイツの脱原発(2022年完了)と再エネ拡大(2050年80%目標)の政策を詳細に分析。FIT、電力自由化、市民参加の役割を評価。 - **ポイント**: - **政策**:2000年の再生可能エネルギー法(EEG)でFIT導入。太陽光・風力が急増(2011年20%、2020年40%)。 - **市民参加**:協同組合(例:シェーナウ電力)が再エネ事業を主導。2011年で900団体、売電収入が地域還元。 - **課題**:FIT賦課金で電気料金上昇(家庭で月1000円増)。間欠性対策(蓄電池、揚水発電)の遅れ。 - **成功要因**:電力自由化(1998年)、送電網の分離、EUの電力市場統合。 - **提言**:日本は、ドイツの協同組合モデルと送電網改革を参考に。 ##### **第4章:英国の電力市場改革** - **内容**:英国の電力自由化(1990年)と再エネ政策(CfD:差額決済契約)を分析。市場メカニズムと政府介入のバランスを検証。 - **ポイント**: - **自由化**:1990年に発電・送電を分離。電力プール(卸市場)で競争促進。 - **CfD**:2014年導入の再エネ支援策。市場価格と固定価格の差額を補填し、投資リスクを低減。 - **容量市場**:再エネの間欠性補完のため、火力・原発の待機容量に補助金。 - **課題**:再エネ比率(2020年35%)は進むが、ガス依存と料金高騰が問題。 - **提言**:日本は、CfDや容量市場を導入し、市場と補助のハイブリッドで再エネを拡大。 ##### **第5章:北欧の電力市場統合** - **内容**:北欧(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)の電力市場「Nord Pool」を分析。地域間融通と再エネ統合の成功モデルを解説。 - **ポイント**: - **Nord Pool**:1996年設立の電力取引所。各国間送電網で電力を融通(例:ノルウェーの水力、デンマークの風力)。 - **再エネ比率**:デンマーク(風力50%)、ノルウェー(水力98%)は市場統合で安定供給。 - **課題**:送電網の増強コスト、国際協調の政治的調整。 - **提言**:日本は、東西周波数(50/60Hz)の統一と、全国送電網統合で融通性を向上。 #### **第3部:日本の電力システム改革** ##### **第6章:日本の電力改革の歴史と現状** - **内容**:日本の電力システム改革(2015~2020年:広域系統運用、小売自由化、発送電分離)の進捗と課題を分析。 - **ポイント**: - **改革の3段階**(資源エネルギー庁、2013年閣議決定): 1. 広域系統運用(2015年、OCCTO設立)。 2. 小売自由化(2016年、700社以上の新電力参入)。 3. 発送電分離(2020年、法的分離)。 - **成果**:新電力シェア18.5%(2020年)。再エネ比率20%(太陽光12%、風力2%)。 - **課題**:電力会社の地域独占の残存(託送料金の不透明性)、送電網の分断(東西50/60Hz)、新電力の脆弱性(例:2020年電力価格高騰で楽天でんき撤退)。 - **提言**:法的分離の徹底、OCCTO(広域機関)の権限強化、電力市場(JEPX)の透明性向上。 ##### **第7章:日本の再エネ政策とFIT** - **内容**:日本のFIT(2012年導入)の効果と限界を評価。太陽光偏重や賦課金負担の問題を分析。 - **ポイント**: - **FITの効果**:太陽光発電が急増(2011年500万kW→2020年5500万kW)。再エネ比率が10%から20%に。 - **問題点**:太陽光偏重(風力・地熱は1%未満)、賦課金で電気料金上昇(家庭で月1000円増)。 - **規制障壁**:地熱(国立公園規制)、風力(環境アセスメント3~5年)が遅延。 - **提言**:FITからFIPへの移行、地熱・風力の規制緩和、地域分散型再エネの支援。 #### **第4部:再エネ主力電源化の課題と展望** ##### **第8章:再エネの間欠性と系統安定化** - **内容**:再エネの変動性(VRE:太陽光・風力)を克服する技術(蓄電池、VPP、DR)と政策を検討。 - **ポイント**: - **技術**:蓄電池(リチウムイオン、2020年で20円/kWh)、VPP(仮想発電所)、デマンドレスポンス(DR)がVRE統合の鍵。 - **欧州の事例**:ドイツのVPP(家庭蓄電池の遠隔制御)、デンマークのDR(需要家調整)。 - **日本の課題**:蓄電池コスト、揚水発電の老朽化、VREの出力抑制(例:九州電力、2020年)。 - **提言**:VPP・DRの導入促進、蓄電池補助金、揚水発電の更新投資。 ##### **第9章:日本の電力市場の未来** - **内容**:日本の電力市場(JEPX)の課題(2020年価格高騰)と、再エネ主力電源化のロードマップを提示。 - **ポイント**: - **2020年価格高騰**:LNG不足と新電力の市場依存で、JEPX価格が250円/kWhに急騰。新電力の経営危機(例:楽天でんき)。 - **市場設計**:欧州の容量市場や環境価値取引(グリーン証書)を参考に。 - **2050年ビジョン**:再エネ50%以上(太陽光20%、風力15%、地熱5%)。原発ゼロまたは10%以下。 - **提言**:JEPXの流動性向上、容量市場導入、環境価値の市場化。 ##### **第10章:政治経済学から見た日本の課題** - **内容**:電力改革の政治的障壁(電力会社の抵抗、消費者意識)と、再エネ拡大の社会的意義を総括。 - **ポイント**: - **利害対立**:電力会社(既得権益)、新電力(競争力不足)、消費者(料金上昇懸念)の三者が改革を複雑化。 - **福島の教訓**:事故はエネルギー安全保障と再エネの必要性を浮き彫りに。 - **社会的意義**:再エネは、地域経済(雇用創出)、環境正義(CO2削減)、エネルギー自立を促進。 - **提言**:国民的議論の促進、電力会社の透明性確保、地域協同組合の支援。 --- ### **3. 本書の特徴と意義** - **学術的厳密性**:691ページの大著で、欧州の電力改革をデータ(電力統計、コスト推移)と理論(政治経済学)で分析。審議会資料を網羅。 - **欧州の深掘り**:ドイツ(FIT、協同組合)、英国(CfD、容量市場)、北欧(Nord Pool)の事例を詳細に比較。 - **日本の実務的視点**:長山のJICA・世界銀行での電力計画経験が、日本の課題(送電網、規制)に具体性を与える。 - **政治経済学的アプローチ**:技術・経済だけでなく、利害関係者(政府、企業、消費者)の力学を重視。 - **受賞歴**:第41回エネルギーフォーラム賞優秀賞(2021年)。政策立案者・研究者に高評価。 --- ### **4. 本書の限界と批判** - **専門性の高さ**:一般読者には、691ページのボリュームと専門用語(例:VPP、FIP)が難解。図表や事例はあるが、初心者向け解説が少ない。 - **データの古さ**:2020年刊のため、2025年の再エネ進展(例:太陽光コスト5円/kWh、洋上風力拡大)や、ドイツの原発回帰議論(メルツ政権)が未反映。 - **日本の地域モデル不足**:欧州の協同組合や市場統合は詳細だが、日本の地方(例:福島、北海道)での具体策がやや概括的。 - **楽観的バイアス**:再エネ50%目標は可能と主張するが、蓄電池コストや系統統合の技術的難易度への深掘りが限定的。 --- ### **5. 結論と現代的意義** 『再生可能エネルギー主力電源化と電力システム改革の政治経済学』は、欧州の電力改革を体系的に分析し、日本の再エネ主力電源化の課題と戦略を提示した名著です。長山浩章は、ドイツのFIT、英国のCfD、北欧のNord Poolを参考に、電力自由化、送電網統合、市民参加の必要性を強調。福島事故後の日本の改革(2015~2020年)を検証し、2050年カーボンニュートラルに向けたロードマップを描きます。 2025年時点で、日本は再エネ比率20%超(太陽光12%、風力2%)、電力自由化は進むが、送電網の分断や電力会社の影響力が課題。ドイツは再エネ50%超を達成も、原発回帰の議論が浮上(メルツ政権)。本書の提言(FIP、容量市場、VPP)は、カーボンニュートラル2050やエネルギー安全保障(燃料価格高騰)の文脈で有効。特に、地域協同組合や環境価値取引は、地方創生と再エネ拡大の鍵。一方で、蓄電池やグリッド技術の進展、電力市場の流動性向上を踏まえたアップデートが必要。 本書は、以下のような読者におすすめ: - 電力システム改革や再エネ政策に関心のある研究者・学生 - 経産省や自治体でエネルギー政策を担当する実務者 - 欧州のエネルギー転換を学びたいビジネスパーソン - 環境問題やエネルギー民主主義に興味のある市民 --- ### **6. 補足情報** - **著者の背景**:長山浩章(1964年~)は、慶應義塾大学経済学部卒、エール大学MBA、京都大学博士(エネルギー科学)。三菱総合研究所、ケンブリッジ大学客員研究員を経て、2008年から京都大学教授。JICA・世界銀行で電力マスタープラン(ミャンマー、イラン)策定。著書に『発送電分離の政治経済学』(2012年)。[](https://www.amazon.co.jp/%25E5%2586%258D%25E7%2594%259F%25E5%258F%25AF%25E8%2583%25BD%25E3%2582%25A8%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25AE%25E3%2583%25BC%25E4%25B8%25BB%25E5%258A%259B%25E9%259B%25BB%25E6%25BA%2590%25E5%258C%2596%25E3%2581%25A8%25E9%259B%25BB%25E5%258A%259B%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25A0%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A9%25E3%2581%25AE%25E6%2594%25BF%25E6%25B2%25BB%25E7%25B5%258C%25E6%25B8%2588%25E5%25AD%25A6-%25E6%25AC%25A7%25E5%25B7%259E%25E9%259B%25BB%25E5%258A%259B%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25A0%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A9%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2595%2599%25E8%25A8%2593-%25E9%2595%25B7%25E5%25B1%25B1-%25E6%25B5%25A9%25E7%25AB%25A0/dp/4492800891)[](https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784492800898) - **関連文献**: - 熊谷徹『脱原発を決めたドイツの挑戦』(2012年):ドイツの事例。 - 和田武『市民・地域主導の再生可能エネルギー普及戦略』(2013年):市民視点。 - 大島堅一『再生可能エネルギーの政治経済学』(2010年):経済学的視点。 - **出版情報**:東洋経済新報社、691頁、単行本、5500円(税込)。ISBN:978-4492800898。第41回エネルギーフォーラム賞優秀賞(2021年)。[](https://www.gsais.kyoto-u.ac.jp/blog/2021/03/03/20210218) - **2025年の状況**:日本は再エネ20%超、洋上風力拡大(2030年10GW目標)。ドイツは再エネ50%超も、原発回帰議論あり。JEPXの価格高騰(2020年)は教訓に。 --- 以上が、『再生可能エネルギー主力電源化と電力システム改革の政治経済学』の詳細な要約です。本書は、欧州の教訓を基に日本のエネルギー転換を体系的に分析し、2025年のカーボンニュートラル議論に深い洞察を提供します。長山の政治経済学的視点は、技術・政策・社会の統合的アプローチとして、今後も参照価値が高いでしょう。[](https://www.amazon.co.jp/%25E5%2586%258D%25E7%2594%259F%25E5%258F%25AF%25E8%2583%25BD%25E3%2582%25A8%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25AE%25E3%2583%25BC%25E4%25B8%25BB%25E5%258A%259B%25E9%259B%25BB%25E6%25BA%2590%25E5%258C%2596%25E3%2581%25A8%25E9%259B%25BB%25E5%258A%259B%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25A0%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A9%25E3%2581%25AE%25E6%2594%25BF%25E6%25B2%25BB%25E7%25B5%258C%25E6%25B8%2588%25E5%25AD%25A6-%25E6%25AC%25A7%25E5%25B7%259E%25E9%259B%25BB%25E5%258A%259B%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25A0%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A9%25E3%2581%258B%25E3%2582%2589%25E3%2581%25AE%25E6%2595%2599%25E8%25A8%2593-%25E9%2595%25B7%25E5%25B1%25B1-%25E6%25B5%25A9%25E7%25AB%25A0/dp/4492800891)[](https://www.gsais.kyoto-u.ac.jp/blog/2021/03/03/20210218)[](https://str.toyokeizai.net/books/9784492800898/)


『ザ・原発所長 下』 幻冬舎文庫


『ザ・原発所長  下』 幻冬舎文庫           

黒木亮/[] 幻冬舎 2020.2

福島の原発所長となった富士を襲ったのは、巨大津波と全電源喪失。未曽有の事態を前に、彼はどう考え、決断したのか。日本の命運を背負った男の生涯と原子力の功罪を、関係者への取材をもとに炙り出すノンフィクション小説。

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『ザ・原発所長  上』 幻冬舎文庫  


『ザ・原発所長  上』 幻冬舎文庫  

黒木亮/[] 幻冬舎 2020.2

東工大で原子力を専攻し、日本最大の電力会社に就職した富士祥夫を待ち受けていたのは、トラブル続きの現場、原子力という蜜に群がる政治家、官僚、ゼネコンと裏社会だった…。

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『震災と学校のエスノグラフィー 』


『震災と学校のエスノグラフィー 』 近代教育システムの慣性と摩擦

清水睦美/著 勁草書房 2020.2

学校は災害経験とどう向きあってきているのか。東日本大震災・被災地の中学校における継続的な調査・分析により、教師・生徒の震災経験の位置づけや学校文化の変容を明らかにし、災害は近代学校に何をもたらしうるのかを検討。


『下級国民A』


『下級国民A   

赤松利市/著 CCCメディアハウス 2020.3

東日本大震災から半年。困窮する私に土木建築会社から、東北の仕事を見つける仕事が持ちかけられた。営業部長として現地入りしたが、なぜか作業員として現場に出ることに。そこには想像を絶する醜悪な現実が。著者初の随筆。

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下級国民A [ 赤松利市 ]
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『サンドウィッチマンの東北魂 』 あの日、そしてこれから


『サンドウィッチマンの東北魂 』 あの日、そしてこれから

サンドウィッチマン/著 ニッポン放送 2020.3

 笑って東日本大震災の風化を防止する同名のラジオ番組を書籍化。東北で起きたこと、いまできることを、西村由紀江、渡辺謙、林家たい平ら、様々な分野で活躍する番組ゲストとともに語り尽くす。


2020年3月8日日曜日

『震災後の不思議な話』 三陸の<怪談>


『震災後の不思議な話』 三陸の<怪談>

宇田川敬介/著 飛鳥新社 2020.2

東日本大震災後に語られた三陸の幽霊にまつわる不思議な話を掲載。それらを単に列挙するのではなく、そこに込められた思いを、東北の人々が伝え、信じてきた民話や民間伝承と重ねて紹介し、その共通性や背景を掘り下げる。

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震災後の不思議な話 増補文庫版 [ 宇田川敬介 ]
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2020年3月6日金曜日

『魂でもいいから、そばにいて』 3・11後の霊体験を聞く 新潮文庫


『魂でもいいから、そばにいて』  311後の霊体験を聞く 新潮文庫

奥野修司/著 新潮社 2020.3

「誰にも話せませんでした。死んだ家族と“再会”したなんて-」 未曽有の大震災で家族を突然失い、絶望の淵にあった人びとの奇跡の体験と再生の記録。


『瓦礫から本を生む』


『瓦礫から本を生む』

土方正志/著 河出書房新社 2020.2

東日本大震災の大混乱のなか、仙台のちいさな出版社・荒蝦夷が決意したのは、地元の声を編み、全国へ、そして未来へ発信しつづけることだった。「明日の被災者」へむけた、20113月から現在へとつづく苦闘の日々の記録。


『孤塁』  双葉郡消防士たちの3・11


『孤塁』  双葉郡消防士たちの311        

吉田千亜/著 岩波書店 2020.1

原発が暴発・暴走するなか、地震・津波被災者の救助や避難誘導、さらには原発構内での給水活動や火災対応にもあたった福島県双葉消防本部の消防士約70名が、地元消防の苦難と葛藤を初めて語る。『世界』連載を大幅に加筆。

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孤塁 双葉郡消防士たちの3.11 [ 吉田 千亜 ]
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2020年3月5日木曜日

『感染爆発(パンデミック)にそなえる 』 新型インフルエンザと新型コロナ


『感染爆発(パンデミック)にそなえる 』 新型インフルエンザと新型コロナ

              岡田晴恵/著 岩波書 2013.11

H7N9型鳥インフルエンザ、MERSコロナウイルス、H5N1型強毒性インフルエンザ。これらの何が怖いのか、どう対処したらよいのか。影響予測と対策を、研究と防疫の最前線から科学的に論じる。




2020年3月1日日曜日

『福島で酒をつくりたい 』 「磐城壽」復活の軌跡


『福島で酒をつくりたい 』 「磐城壽」復活の軌跡

上野敏彦/著       平凡社    2020.2

東日本大震災の津波で蔵を流され、8か月後に異郷の地で酒造りを再開した鈴木酒造店。願いは再び、故郷・浪江で酒を造ること-。蔵を仕切る鈴木大介・荘司兄弟を軸に、銘酒「磐城壽」復活に賭ける家族の姿を描く。


『決断 東日本大震災と「地震保険」』


『決断 東日本大震災と「地震保険」』        

森隆/著 保険毎日新聞社 2020.1

3.11、激震の損保業界。地震損害処理の最前線の試練と決断とは。損保協会が設立した東京の地震保険中央対策本部と、仙台の現地対策本部で指揮に当たった2人の事務局長の闘いを描く。『保険毎日新聞』連載を書籍化。


『ふくしま原発作業員日誌 』 イチエフの真実、9年間の記録


『ふくしま原発作業員日誌 』 イチエフの真実、9年間の記録 

片山夏子/著 朝日新聞出版 2020.2

人類史でも未曽有の原発事故から9年。高線量下で日当6500円、作業員の被ばく隠し、がん発病と訴訟。箝口令が敷かれた作業員たちを取材し、福島第一の「現場」に迫った記録。『東京新聞』連載に加筆して書籍化。