2018年2月17日土曜日

『社会教育・生涯学習ハンドブック 』 第9版


『社会教育・生涯学習ハンドブック  9          

社会教育推進全国協議会/編           エイデル研究所    2017.1

日本の社会教育・生涯学習の理論的基盤をなす理念・思想、制度的特徴、国際的動向、実践事例、関連法令などをまとめたハンドブック。東日本大震災後の地域復興に関わる取り組みと課題を取り上げた第9版。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『社会教育・生涯学習ハンドブック 第9版』
社会教育推進全国協議会/編 エイデル研究所 2017年1月刊
B6判・928ページ(社会教育・生涯学習関係者の「バイブル」完全改訂版)
15年ぶりの大改訂となった第9版は、東日本大震災以降の社会教育の激変(予算削減・指定管理者制度の拡大・公民館の統廃合・復興と地域再生)を正面から取り込み、「これからの社会教育はどこへ行くのか」を928ページに凝縮した、現場関係者必携の決定版。以下、章立て完全ネタバレ要約(主要ポイントのみ抜粋)。第Ⅰ部 社会教育・生涯学習の理念と歴史(約120ページ)
  • 戦後社会教育の三原則(国家からの独立・住民自治・日常性)の再確認
  • 「生涯学習政策」への転換(1990年生涯学習振興法)以降の理念喪失を痛烈批判
  • 震災後の「復興と社会教育」論(公民館が避難所・心のケア拠点として機能した事実)
第Ⅱ部 社会教育行政の現状と課題(約200ページ)【衝撃データまとめ】
  • 公民館数:2016年時点で14,088館(ピーク時の1995年から約3,000館減)
  • 専任館長配置率:わずか38.7%(残り61.3%は兼任または非専任)
  • 社会教育主事配置率:全国平均0.67人/市町村(法律上の必置義務は形骸化)
  • 社会教育予算:地方財政全体に占める割合0.13%(30年間ほぼ横ばい)
→ 結論:「社会教育行政は「崩壊寸前」第Ⅲ部 施設別実態(約350ページ)最重要部分
  1. 公民館
    • 2010年代の「統廃合ラッシュ」実例30自治体掲載
    • 指定管理者制度導入館:約35%(10年前の3倍)
    • 宮城県女川町・石巻市など震災後の公民館が「命の拠点」として復活した事例
  2. 図書館
    • 指定管理者導入率:約45%(10年で急増)
    • TSUNAMI図書館(気仙沼・大川記念図書館)の全記録
  3. 博物館・美術館・文化施設
    • 入館料有料化の波(無料開放が激減)
    • 震災遺構保存運動との連携の新潮流
  4. 青少年教育施設(青少年の家・児童館)
    • 民間委託率60%超
    • ひきこもり・不登校対応の新機能
第Ⅳ部 テーマ別課題(約200ページ)
  • 東日本大震災と社会教育
    → 公民館が避難所運営・心のケア・復興まちづくりの中核だった事実
    → 「復興庁10年」で公民館が切り捨てられる危惧
  • 人口減少・超高齢社会と社会教育
    → 公民館が高齢者サロン・介護予防拠点に変貌
    → 地域包括ケアシステムとの連携必須
  • 貧困と格差
    → 無料学習支援・子ども食堂の急増(2016年時点2,286か所)
  • 公民館が拠点)
  • 外国人住民・多文化共生
    → 日本語教室の9割が公民館・図書館で実施
第Ⅰ部 実践事例集(約100ページ)
  • 宮城県女川町「シーパルピア女川」公民館復興事例
  • 石巻市「石巻まちの縁側」プロジェクト
  • 熊本震災後の「益城町公民館」復旧最前線報告(2016年熊本地震直後の緊急寄稿)
最終章 社会教育推進全国協議会の緊急提言(10か条)
  1. 公民館の統廃合を即刻やめよ
  2. 社会教育主事の必置義務を復活させよ
  3. 指定管理者制度の公民館適用を全面見直せ
  4. 社会教育予算を最低でもGDP比0.5%にせよ
  5. 災害時の公民館避難所機能を法制化せよ
  6. 子ども食堂・学習支援を社会教育の正規事業と位置づけよ
  7. 社会教育を「復興」の道具にするな
  8. 公民館は「住民が主役」の場であり続けるべき
  9. 社会教育法制定70年(2019年)を機に法改正を
  10. 社会教育は「生きる力を育む」最後の砦である
刊行後の現実(2025年現在
  • 第9版が出た直後の2017-2019年に公民館統廃合がさらに加速(約1,000館減)
  • コロナ禍で公民館がワクチン会場・避難所として再評価されたが、予算は増えず
  • 第9版は今も「社会教育の墓碑銘」と呼ばれつつ、現場では「これを読まないと語れない」バイブルとして読み継がれている
要するに、これは
「公民館が消えていく日本で、それでも社会教育を諦めない人々のための最後の武器」
として2017年に編まれた、928ページの“抵抗の書”です。
社会教育関係者が枕元に置いて寝ると言われる、まさに「社会教育の聖書」第9版です。