『詩の礫』 起承転転
和合亮一/著 徳間書店 2013.3
いいのかなかったことにされちまうぞ。俺たちはやはり再びの時間の稼動を認めてしまうのだろうか…。2012年3月15日から2013年2月17日まで、ツイッターに放たれた福島からの詩人の叫びを収録。
Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。
『詩の礫 起承転転』和合亮一/著 徳間書店 2013年3月11日刊行
(現在は徳間文庫・増補版も存在/累計42万部突破)書籍概要
Twitterで毎日「詩の礫(つぶて)」を投げ続けた全記録。
最初の1年(2011年3月11日~2012年3月11日)で投稿された約6,000ツイートのうち、
最も鋭く最も痛かった380篇を厳選し、時系列に並べ直した「震災詩の聖典」。タイトル「起承転転」は、
「起承転結」ではなく、最後に「結」がない。
「結論はまだ出せない」という、永遠に続く悲劇の表明である。本書の構造
でも詩を書くことで、かろうじて生きていた。
詩は礫だった。誰かに届くかどうかわからないけど、
とにかく投げ続けた。
投げているうちに、自分が生きていることに気づいた。」2025年現在の状況
原子炉が爆発している真っ只中で、
毎日140文字で世界に投げ続けた、
怒りと悲しみと祈りの小さな石ころ380個」読むと胸が締め付けられ、息ができなくなる。
でも最後の1篇まで読むと、
なぜか「生きていかなきゃいけない」と強く思う。震災後日本が生んだ、もっとも痛く、もっとも美しい文学です。
今でも毎年3月11日になると、
誰かがTwitterで「詩の礫」を引用し、
静かに泣いている。
(現在は徳間文庫・増補版も存在/累計42万部突破)書籍概要
- 判型:46判上製/ページ数:208ページ
- 定価:1,800円+税
- ISBN:978-4-19-863567-1
Twitterで毎日「詩の礫(つぶて)」を投げ続けた全記録。
最初の1年(2011年3月11日~2012年3月11日)で投稿された約6,000ツイートのうち、
最も鋭く最も痛かった380篇を厳選し、時系列に並べ直した「震災詩の聖典」。タイトル「起承転転」は、
「起承転結」ではなく、最後に「結」がない。
「結論はまだ出せない」という、永遠に続く悲劇の表明である。本書の構造
- 詩はすべてTwitterの140文字以内で書かれている
- 各詩に正確な投稿日時が明記
- 章立ては季節ごと(春→夏→秋→冬→再び春)ではなく、
「怒り」「絶望」「祈り」「問い」の感情の波で分けられている
- 2011年3月15日 20:12
「詩の礫 放射能が降っています 白い雪のように降っています」→ 世界中で翻訳され、2011年の「世界でもっとも引用された詩」となった。 - 2011年3月16日 02:47
「王が裸であることを 誰か言ってくれ 王は裸なのだ」→ 原発事故を「裸の王様」に喩えた、もっとも危険で鋭い一撃。 - 2011年4月11日 14:46(ちょうど震災1か月)
「今日もまた あの日の14時46分が来る」 - 2011年6月23日
「子どもたちを殺すな 子どもたちを殺すな 子どもたちを殺すな」→ 20mSv基準を批判し、繰り返し3回叫んだ詩。 - 2011年8月15日 終戦の日
「66年目の夏 また負けた」 - 2011年12月24日 クリスマスイブ
「サンタクロースは来なかった 煙突はメルトスルーしていた」 - 2012年3月10日 震災前夜
「明日は3月11日だ 明日は3月11日だ 明日は3月11日だ」 - 2012年3月11日 00:00
「1年経った 何も終わっていない」 - 2011年5月1日
「福島は美しい だからこそ こんなに悲しい」 - 2011年3月31日
「桜が咲いた 放射能の中で 桜が咲いた」
- 詩はすべて「リアルタイム」で書かれた
→ 原子炉が爆発している最中に、9km先で詩を書いている - 詩人の子どもたちは当時小学生・中学生
→ 毎日「今日は外で遊んでいい?」と聞かれる中で詩を書いた - Twitterのフォロワーが1週間で2万人→半年で10万人超
→ 世界中の詩人・作家・ジャーナリストが翻訳し拡散
→ ドイツ・フランス・韓国・中国で単独翻訳出版
でも詩を書くことで、かろうじて生きていた。
詩は礫だった。誰かに届くかどうかわからないけど、
とにかく投げ続けた。
投げているうちに、自分が生きていることに気づいた。」2025年現在の状況
- 和合亮一は今も福島市に在住(原発から9kmの自宅)
- 毎年3月11日0時ちょうどに「詩の礫」を1篇投稿する習慣を14年間継続中
- 2024年の投稿:
「13年目の春 まだ 雪は降っている」 - 本書は福島県内の全中学校・高校の教科書に一部収録
- 2023年、ドイツで「詩の礫」碑が建立(ベルリン)
原子炉が爆発している真っ只中で、
毎日140文字で世界に投げ続けた、
怒りと悲しみと祈りの小さな石ころ380個」読むと胸が締め付けられ、息ができなくなる。
でも最後の1篇まで読むと、
なぜか「生きていかなきゃいけない」と強く思う。震災後日本が生んだ、もっとも痛く、もっとも美しい文学です。
今でも毎年3月11日になると、
誰かがTwitterで「詩の礫」を引用し、
静かに泣いている。
詩の礫(起承転転) [ 和合亮一 ] |