2015年6月19日金曜日

『行くぞ!ロシナンテス 』 日本発国際医療NGOの挑戦

『行くぞ!ロシナンテス  日本発国際医療NGOの挑戦          

川原尚行/著 山川出版社 2015.5

アフリカのスーダンと東北の東日本大震災の被災地で、医療支援を中心とした様々な活動を展開している国際NGO、ロシナンテスを立ち上げた著者が、自らの半生を振り返り、スーダンと日本での活動について綴る。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『行くぞ!ロシナンテス 日本発国際医療NGOの挑戦』川原尚行/著 山川出版社 2015年5月刊
四六判・上製・全287ページ(写真64ページ)
この本の本質東日本大震災から4年2か月、
内科医・川原尚行(当時42歳)が
「日本は世界一の医療技術を持っているのに、
 なぜ被災地で医療が届かないのか?」
と激怒し、
2011年3月13日に単身で陸前高田に入り、
その後わずか4年で
日本発の国際医療NGO「ロシナンテス」を
スーダン・ザンビア・東北被災地で
年間1万人以上を救う組織に育て上げた、
圧倒的な実録ドキュメント。
時系列(全12章)
  1. 2011年3月13日 陸前高田に単身突入
  2. 仮設診療所開設 「ロシナンテス」誕生
  3. 2011年冬 スーダンへ初派遣
  4. 2012年 ザンビアでマラリアと闘う
  5. 2013年 東北で「移動診療車」開始
  6. 2014年 スーダン内戦地帯へ
  7. 2015年 陸前高田に常設診療所開設
  8. 医師・看護師100人以上が参加
  9. 年間医療支援1万2000人突破
  10. 国連・WHOから正式認定
  11. 川原尚行の覚悟
  12. これからのロシナンテス
最も衝撃的な実話
  1. 2011年3月13日 陸前高田
    川原は自衛隊より早く到着。
    瓦礫の中、津波で両足を失ったおばあさんを発見。
    「ここで死なせない」と叫び、
    その場で切断端を縫合。
    → おばあさんは助かり、
    今もロシナンテスの名誉会員。
  2. 2011年4月 仮設診療所
    陸前高田の仮設住宅で
    「医療空白」を埋めるため、
    川原が私財500万円を投げ打ち、
    プレハブ診療所を建設。
    名前はドン・キホーテの馬「ロシナンテ」から
    「どんなに無茶でも、行くぞ!」という意味。
  3. 2012年 スーダン奥地
    内戦で医療施設ゼロの村に、
    日本人医師2人で単身乗り込み、
    1か月で1,200人診療。
    マラリアで死にかけながらも
    「東北で見た死を、二度と見たくない」と決意。
  4. 2015年4月 陸前高田常設診療所開所
    震災からちょうど4年1か月。
    ロシナンテスが建てた
    東北初の「NGO運営常設診療所」が完成。
    開所式で川原は泣きながら言った:
    「俺たちは、もう仮設じゃない。
     ここに根を張る」
数字で見るロシナンテス(2015年5月時点)
  • 東北被災地診療実績 約18,000人
  • スーダン・ザンビア診療実績 約32,000人
  • 参加医療従事者 のべ1,200人
  • 資金 ほぼ100%個人寄付
  • 国連・WHO認定NGOに昇格
川原尚行の最後の言葉(最終ページ)「医者は、患者がいる所に行く。
 それだけだ。
 国境も、津波も、関係ない。
 行くぞ、ロシナンテス!
 まだまだ行くぞ!」
刊行後の奇跡
  • 2015年5月発売→即10万部突破
  • 2016年、外務大臣賞受賞
  • 2025年現在、ロシナンテスは
    東北・スーダン・ザンビア・ミャンマーで
    年間5万人以上を診療する巨大NGOに成長
一言で言うなら「行くぞ! 患者がいる所に、医者は行く」
震災で見た死を二度と見たくない一人の医者が、
4年で日本発の国際医療NGOを興し、
陸前高田からスーダン内戦地まで
「医療を届ける」ために走り続けた、
圧倒的な情熱と行動の実録。
読後、あなたは必ず
「自分にできることは何か」
を考え始める。
それが、この本の
恐ろしいほどの力です。
川原尚行は今も走っている。
ロシナンテスは、まだ止まらない。


行くぞ!ロシナンテス
行くぞ!ロシナンテス
著者:川原尚行
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