「クライメット・ジャーニー 気候変動問題を巡る旅」
蒲敏哉/著 新評論 2023.4
第一線のジャーナリストとして長年にわたり気候・環境問題を取材してきた著者が、自身の半生を交え、「気候危機」取材30年の航路を綴る。等身大の視点から、脱原子力・脱炭素社会への確かな道筋を描く。
2023年3月30日に早稲田大学探検部OB会より僕のメールアドレスにメールが届きました。
以下のようなメールが届きました。
蒲敏哉(30期)さんの気候変動をテーマにまとめた著作「クライメット・ジャーニー」が
3月30日、新評論より発売されました。
詳しくは下記URLをご参照ください。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784794812339
このメールを読んで、僕は早稲田大学探検部30期OBになる蒲敏哉さんの著作、「クライスメットジャーニー」を知りました。
ネットで「クライメット・ジャーニー」について調べていたら、原発のことについての記述もあるようだと分かったので、先日、池袋のジュンク堂書店に行って、「クライメット・ジャーニー」を購入して読んでみました。
あとがきには、早稲田大学探検部の第2代部長を務められていた奥島孝康早稲田大学第14代総長には大変、お世話になり、本書執筆に多大な激励をいただいた。奥島先生に尻を叩かれながら紙数を重ねた次第である。ここに記して今一度感謝申し上げたいという記述があります。
亡くなった故奥島孝康早稲田大学探検部第2代部長の叱咤激励を受けながら執筆された著作であることが分かります。
奥島隆康先生の声(奥島孝康の幻聴)として聞こえていた幻聴は、
「尊属殺人起こせ」という幻聴が母の訪問リハビリ中に聞こえていました。
その他にも、
「おまえ、しゃべるとどもるから、啞(おし)になれ」
「おまえ、自殺しろ」
などの声が聞こえていました。
極めて悪質な幻聴なので、奥島孝康を教唆の罪(刑法61条)などで訴えようかと思っていました。奥島孝康に極めて悪質な幻聴を言われていたので、奥島先生が亡くなって催された奥島先生を偲ぶ会にも出席しませんでした。
この本の著者の蒲さんとは、早稲田大学探検部30期OBの方で、僕が早稲田大学探検部1年生の時に早稲田大学探検部4年生だった方です。
蒲敏哉さんとは早稲田大学探検部30期OBの方です。
僕が早稲田大学探検部30期OBの先輩について書いているブログはこちら
→僕が大学1年生の時の大学4年生だった中島木祖也さんの思い出」
井出さんのXはこちら→Ken Ide @k1dee
僕が早稲田大学探検部30期OBで早稲田大学探検部30期幹事長を務められていた中島木祖也さんの声として聞こえている声は、
「なんで、上原を早稲田大学探検部33期の幹事長にしなかったんだ」
などの声が聞こえています。
蒲さんと大学時代に、会ったり話をしたりした記憶はありませんが、早稲田大学探検部のアルバイトで、築地喜楽鮨のアルバイトがあり、築地喜楽鮨のアルバイトを開拓したのが蒲さんで、蒲さんのことは喜楽鮨の方からよく伺っていました。
蒲さんが築地喜楽鮨に行ったのは、早稲田大学の受験の時か、早稲田大学入学の時かあるいはその他の時か、はっきり覚えていませんが、蒲さんが蒲さんの出身地愛知県名古屋から飛行機で上京する際に、飛行機の中で、雑誌か何かを読んでいて、東京の築地喜楽鮨を知り、上京してから築地喜楽鮨に来たと築地喜楽鮨の大将さんからお話を伺っていました。
それ以来、早稲田大学探検部の部員の中から、築地喜楽鮨にアルバイトをしに行くようになったようです。
僕らの頃は、築地喜楽鮨が忙しくなる年末に早稲田大学探検部からアルバイトに行っていました。
僕と蒲さんの縁は築地喜楽鮨のアルバイトです。
僕が早稲田大学在学中の築地喜楽鮨のアルバイトの思い出について書いているブログはこちら
築地喜楽鮨のアルバイトを開拓した蒲さんの著作、「クライメット・ジャーニー」は興味津々に読ませていただきました。
僕は環境問題というより、原発の問題について書かれている部分を注視してこの蒲さんの著作、「クライメット・ジャーニー」を読ませていただきました。
「グリーントランスフォーメーション」(GX)の事について書かれていました。
GXとは「緑の変革」という意味で、Green Trance(英語圏ではTranceをXと表記する習慣がある)のこと、だそうです。
「グリーントランスフォーメーション」(GX)とはネットで調べると、
簡単に言うと、化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを活用していくための変革やその実現に向けた活動のことです。 現在、人間が生きるため、豊かな生活を送るためのさまざまな活動のエネルギー源は、石油や石炭などの化石燃料が中心です。
のことだそうです。
蒲さんはこの「グリーントランスフォーメーション」(GX)について、原子力発電の導入を「グリーントランスフォーメーション」(GX)と位置づける日本政府の方針は誤っている。「グリーントランスフォーメーション」(GX)は原子力発電に拠らず、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電など再生可能エネルギーへと完全にシフトさせる形で実現させるべきである。と訴えています。
「グリーントランスフォーメーション」(GX)の実現のためには、企業や自治体がそれぞれの戸建てやマンション、学校設備等の屋上に、太陽光パネルを積極的に設置できる環境を整備していくことが必要だ。と訴えています。
僕も自分の家に太陽光パネルの設置を考えたことがあるのですが、値段がものすごく高いので、自分の家には太陽光パネルは設置していません。
また、再生可能エネルギーについては、IT技術を活用して、その可能性を開いていこうとの記述がP66に書かれていました。
ITを活用するとは、たとえば太陽光の場合、日照時間が少なければ電力の供給が追いつかず、持続的な供給が出来ない。たとえ晴天が続いても、太陽光を浴びる時間帯は昼間に限られてくるわけだから、自ずと発電の最大量は限られる。また、電力は蓄えることができないから、余った電力は無駄になる。
2023年12月13日の、COP28では、2030年までに再生可能エネルギーの容量を3倍にする宣言もなされました。日本も賛同しました。
2024年11月15日の、COP29では、2030年までに蓄電池などの蓄電容量を6倍にする宣言もなされました。日本も賛同しました。
政府は2040年に、ペロブスカイト太陽電池を原子力発電20基分に相当する2000万キロワット規模に普及させる目標も設定しています。
早稲田大学探検部OB会からの2024年6月10日のメールでは岩手県田野畑村での合宿のお誘いのメールが届きました。
「2024年6月10日の早大探検部OB会からのメール 9月7日・8日 『田野畑村合宿』参加者募集中です」
メールに添付されていたPDFファイルは以下です。
早稲田大学探検部OB会からの2024年7月16日のメールでは3回目の岩手県田野畑村での合宿のお知らせのメールが届きました。
「2024年7月16日の早大探検部OB会からのメール 早稲田大学探検部OB会田野畑村合宿 参加募集案内(3回目)」
早稲田大学探検部OB会からの2025年4月6日のメールには蒲さんの日本記者クラブのホームページに載った、
宮崎駿監督/「答えない」と言いつつ説く/300㍍内の自然への責任(蒲 敏哉)2025年3月
早稲田大学探検部関係者には是非、ご一読していただきたい本です。