2023年5月26日金曜日

『クライシスマネジメントの本質』 本質行動学による3・11大川小学校事故の研究

 『クライシスマネジメントの本質』  本質行動学による311大川小学校事故の研究       

 

西條剛央/著        山川出版社             2021.2

 

東日本大震災で多くの犠牲を出した大川小学校。なぜ学校管理下で「戦後最大の悲劇」が起きたのか。震災直後からこの問題に取り組んだ著者が、事故の教訓からクライシスマネジメントのあり方を提言する。巻頭に折込みの表あり。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問したところ以下のような回答が返ってきました。

『クライシスマネジメントの本質―本質行動学による3.11大川小学校事故の研究』(西條剛央著、山川出版社、2021年2月)は、2011年3月11日の東日本大震災で宮城県石巻市立大川小学校が津波により壊滅的な被害を受けた事故を、著者の提唱する「本質行動学」と質的研究法SCQRM(Structural-Construction Qualitative Research Method)を用いて分析した学術的ノンフィクションである。全校生徒108名のうち74名、教職員13名のうち10名が死亡または行方不明となったこの「戦後最大の学校災害」を、単なる事故の記録や責任追及に留まらず、組織的・心理的・社会的要因を構造化し、クライシスマネジメントの失敗の本質と再発防止策を提言する。著者は震災直後から現地でボランティア活動に従事し、「組織的過失」を予見していた視点から、緻密な分析と実践的提案を展開。以下に、本書の詳細な要約を章ごとに整理し、背景、内容、著者の主張を徹底的に解説する。 --- ### **背景:大川小学校津波事故と著者の視点** 2011年3月11日14時46分、東日本大震災(M9.0)が発生。石巻市立大川小学校は北上川河口から約3.7kmに位置し、津波危険区域外だったが、地震から約51分後に津波が到達。児童108名のうち74名、教職員13名のうち10名が犠牲となり、生存者は児童4名(うち1名は欠席)と教職員1名のみだった。学校裏手の標高約20mの高台への避難が遅れ、校庭での待機が被害を拡大させた。遺族は真相究明を求め、2016年に国と石巻市を提訴。2019年、最高裁で市の「組織的過失」が認定され、約14億円の賠償が確定した。 著者の西條剛央は、本質行動学(構造構成主義)を専門とし、震災直後から「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を主導した研究者。震災10年を機に本書を執筆し、個人批判や犯人捜しではなく、構造的・科学的な原因分析を通じて、組織や社会の不条理を乗り越えるクライシスマネジメントのあり方を追求。従来のジャーナリスティックなルポ(例:池上正樹の『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』)とは異なり、学術的アプローチで「なぜ」を解明し、実践的提言を提示する。 --- ### **目次と構成** 本書は3部構成で、544ページ(電子版606ページ)にわたり、事故の構造、事後対応、クライシスマネジメントの本質を分析。以下は目次に基づく要約である。 #### **第一部:本質行動学による大川小学校事故の研究―質的研究法SCQRMによる科学的構造化と提言** ##### **第1章:大川小学校の事故の謎に迫る―事故の「構造化」について** - **内容**:著者は、本質行動学とSCQRMを用いて、事故の複雑な要因を「構造化」する手法を説明。SCQRMは、質的データを体系的に整理し、因果関係を可視化する研究法。事故の「謎」(なぜ避難が遅れたのか、なぜ大川小学校だけが壊滅したのか)を、断片的な証言や資料から科学的に分析する枠組みを提示。 - **ポイント**:従来の検証(例:大川小学校事故検証委員会)は、表層的な事実羅列や責任回避に終始。著者は、心理的・組織的・社会的要因を統合的に分析し、「本質的な原因」を追究。具体的には、生存者証言、遺族の訴え、検証委員会報告書、裁判資料を基に、10の謎(例:「なぜ裏山に逃げなかったのか」「なぜ教頭が住民に同意を求めたのか」)を定義。 ##### **第2章:あの日の校庭―構造化による概念、カテゴリーの生成** - **内容**:2011年3月11日の事故当日の状況を、生存者(児童・教職員)や近隣住民の証言から再構成。地震後、校長不在の中、教頭が避難を指揮。校庭に児童を集めたが、教職員間で「裏山に逃げる」「校庭で待機」「三角地帯に移動」などの意見が対立。最終的に津波到達直前に三角地帯へ移動を始めたが、間に合わなかった。 - **ポイント**:SCQRMを用いて、証言から「概念」(例:意思決定の停滞、リーダーシップの欠如)と「カテゴリー」(例:心理的要因、組織的要因)を生成。教職員の「超正常性バイアス」(異常事態を過小評価する心理)が、避難の遅れを招いたと分析。例:ある教員の「山に登ると倒木の危険がある」との発言が、命のリスクを過小評価した誤判断を象徴。 ##### **第3章:事故の構造 なぜ大川小だったのか―事故の「背景要因」「大川小固有の要因」とは** - **内容**:事故の要因を「背景要因」(地域的・社会的要因)と「大川小固有の要因」に分類。背景要因として、①津波危険区域外だったため防災マニュアルが不十分、②過去の津波被害の歴史が軽視された、③国の防災ガイドラインが津波を想定不足。大川小固有の要因として、①校長不在によるリーダーシップの欠如、②教職員間の意思疎通不足、③「事なかれ主義」の学校文化。 - **ポイント**:他の学校(例:南三陸町立戸倉小学校)は迅速な高台避難で被害を最小化したが、大川小は「意思決定不全」に陥った。著者は、組織の「事なかれ主義」と、教職員の「空気を読む」文化が、迅速な避難を阻害したと指摘。 ##### **第4章:10の謎の解明―構造から導き出される「なぜ」への回答** - **内容**:第1章で定義した10の謎(例:「なぜ教頭が住民の意見に依存したのか」「なぜ校庭で51分間待機したのか」)に、SCQRMの構造化分析で回答。例:教頭が住民に同意を求めたのは、校長不在による責任の分散と、超正常性バイアスによる「津波は来ない」という過小評価が原因。 - **ポイント**:著者は、個人批判を避け、構造的要因(例:組織のヒエラルキー、情報共有の欠如)を重視。津波到達前の「意思決定の停滞」が最大の失敗と結論づける。 ##### **第5章:あの日、何を最優先にすべきだったか―未来の命を守るための10の提言** - **内容**:事故の教訓から、クライシスマネジメントの具体的な提言を提示。例: 1. **命最優先の方針**:安全第一ではなく「命第一」を明確化。 2. **シンプルなルール**:「津波警報が出たら高台に逃げる」を徹底。 3. **最悪の想定**:不確実な状況では最悪のシナリオを採用。 4. **個の勇気**:組織のしがらみを打破するリーダーシップ。 5. **訓練の徹底**:津波を想定した実践的避難訓練。 - **ポイント**:提言は学校だけでなく、企業や家庭にも適用可能。著者は「空振り万歳」(避難が無駄でも命を守る行動を優先)を強調。チェックシート形式で実践性を高める。 #### **第二部:大川小学校事故の「事後対応」マネジメントの研究―遺族たちはなぜ、司法による真相解明を求めざるをえなかったのか** ##### **第6章:大川小学校の校庭を支配した「超正常性バイアス」―意思決定の停滞を招いた心理的要因に焦点化した構造化** - **内容**:超正常性バイアス(異常事態を正常とみなす心理)が、教職員の判断を鈍らせたプロセスを分析。例:津波警報が出ていたにも関わらず、「ここは安全」と過信した教員の発言が、避難の遅れを助長。 - **ポイント**:心理的要因をSCQRMで構造化し、個人の「認知の歪み」と組織の「集団思考」が連動した結果、意思決定が停滞したと結論。個人を責めるのではなく、心理構造を改善する重要性を説く。 ##### **第7章:教員組織のクライシスマネジメント―組織的過失の土壌「事なかれ主義」の学校経営** - **内容**:大川小の学校経営に根付く「事なかれ主義」を検証。教職員は、責任回避や上司への忖度により、迅速な意思決定を怠った。例:校長不在時の教頭の権限不足、教員間の対立を調整できない組織文化。 - **ポイント**:裁判で認定された「組織的過失」の背景として、教員組織の硬直性と、リーダーシップ不在を指摘。学校文化の変革が必要と訴える。 ##### **第8章:事故対応のクライシスマネジメント―石巻市教育委員会の事後対応を検証する** - **内容**:石巻市教育委員会(市教委)の事後対応の失敗を分析。市教委は、遺族への情報開示を拒み、聞き取りメモを破棄、説明会を短時間で打ち切るなど、不誠実な対応を繰り返した。これが遺族の不信感を増幅し、訴訟に至った。 - **ポイント**:市教委の「組織防衛」と「隠蔽体質」が、二次災害(遺族の精神的苦痛)を引き起こした。著者は、被害者視点の情報公開と共感が不可欠と主張。 ##### **第9章:大川小学校検証委員会のあり方を検証する―報告書の科学性と公共性、第三者委員会のリスクアセスメント** - **内容**:2013年に設置された検証委員会の運営を批判。委員会は、遺族の意見を軽視し、予算5700万円を投じたが、核心的な「なぜ避難が遅れたのか」を解明せず、表層的な報告書に終始。例:津波到達時間の数値化に過度に時間を費やし、教職員の意思決定過程を曖昧化。 - **ポイント**:第三者委員会の「形式主義」と「公共性の欠如」を問題視。科学的検証には、透明性と被害者視点が不可欠と強調。 #### **第三部:クライシスマネジメントの本質―組織、教育、社会の不条理に対抗する本質行動学の視座** ##### **第10章:大川小学校事故裁判からの教訓―組織の不条理を乗り越え、新たな意味を与えるために** - **内容**:大川小学校訴訟(2016年提訴、2019年最高裁確定)の意義を分析。仙台高裁判決(2018年)は、学校の予見可能性と結果回避義務を認め、組織的過失を認定。遺族の闘いが、法的責任の明確化と防災教育の改善を促した。 - **ポイント**:裁判は「犯人捜し」ではなく、未来の命を守るための「意味づけ」。著者は、遺族の訴訟が社会の不条理(行政の無責任体質)を打破したと評価。 ##### **第11章:大川小学校から教育の不条理を越え「未来を拓く」―大川小学校初の校長研修が始まる** - **内容**:著者が主導した「スマートサバイバープロジェクト」を通じ、大川小をモデルにした校長研修を開催。事故の教訓を基に、命を最優先するリーダーシップを養成。例:シンプルな避難ルールの徹底、組織文化の変革。 - **ポイント**:教育の不条理(形式主義、マニュアル依存)を克服し、子ども中心の防災教育を提案。実践例として、研修の成果を紹介。 ##### **第12章:石巻市、被災地で初めて原発再稼働に同意する―社会の不条理を引き起こす心理構造の解明、まっとうなクライシスマネジメントを実現するために必要なこと** - **内容**:大川小事故の教訓を、原発再稼働問題に拡張。石巻市が2018年に女川原発の再稼働に同意した背景に、社会的・心理的不条理(例:経済優先、住民の声の軽視)を分析。クライシスマネジメントは、命を中心にした意思決定を求める。 - **ポイント**:著者は、個人や組織の「裏インサイト」(隠れた動機やしがらみ)を認め、対話を通じて変革するアプローチを提案。コロナ禍や将来の災害にも応用可能。 ##### **あとがきにかえて―大川小学校と本質行動学** - **内容**:著者は、10年間の研究とボランティア活動を振り返り、大川小事故を「無意味な悲劇」にしない決意を表明。本質行動学は、失敗を直視し、意味ある未来を構築する学問と位置づける。 - **ポイント**:反省の反対は「なかったことにする」こと。著者は、失敗を意味づけ、未来の命を守る行動を促す。 --- ### **著者の主張と本書の特徴** 西條剛央は、本質行動学を通じて、大川小学校事故の「失敗の本質」を以下の3点で解明: 1. **事故の構造的要因**:個人批判ではなく、超正常性バイアス、事なかれ主義、マニュアル不足、リーダーシップ不在が重層的に作用。 2. **事後対応の失敗**:市教委や検証委員会の不透明な対応が、遺族の不信と二次災害を招いた。 3. **クライシスマネジメントの原則**:命最優先、シンプルなルール、最悪の想定、個の勇気、被害者視点の共感。 **特徴**: - **学術的アプローチ**:SCQRMによる構造化分析は、従来のルポ(例:池上正樹『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』)と異なり、科学的・客観的な視点を提供。証言や資料の相互検証を徹底し、情報源を明示。 - **実践的提言**:チェックシートや研修例など、具体的で汎用的な防災施策を提案。学校、企業、家庭に適用可能。 - **被害者視点**:遺族の苦しみに寄り添い、犯人捜しではなく再発防止を重視。遺族の訴訟や映画『「生きる」』とも連動。 - **汎用性**:コロナ禍や原発問題など、広範な危機管理に応用可能な理論を提示。 **批判点**(レビューより): - 一部レビューでは、後半の提言が「命最優先」など当たり前に聞こえると指摘。ただし、著者は「当たり前の実行が難しい」現実を問題視し、具体策で補強。 - 「埋没コスト」の誤用や、著者の地震予知モデル(サイジョウモデル)の記述が「トンデモ本」的と批判されるが、本質行動学の分析は高く評価される。[](https://www.amazon.co.jp/%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%259E%25E3%2583%258D%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E3%2581%25AE%25E6%259C%25AC%25E8%25B3%25AA-%25E6%259C%25AC%25E8%25B3%25AA%25E8%25A1%258C%25E5%258B%2595%25E5%25AD%25A6%25E3%2581%25AB%25E3%2582%2588%25E3%2582%258B3-11-%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%259D%25E5%25B0%258F%25E5%25AD%25A6%25E6%25A0%25A1%25E4%25BA%258B%25E6%2595%2585%25E3%2581%25AE%25E7%25A0%2594%25E7%25A9%25B6-%25E8%25A5%25BF%25E6%25A2%259D-%25E5%2589%259B%25E5%25A4%25AE/dp/4634151863) --- ### **本書の意義と関連書籍との比較** 本書は、大川小学校事故を学術的に分析し、クライシスマネジメントの理論と実践を橋渡しする点で独自の意義を持つ。関連書籍との比較: - **池上正樹『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』(2012年)**:ジャーナリスティックなルポで、遺族の視点と事故当日の詳細に焦点。感情的な訴求力は強いが、学術的分析は限定的。本書はこれを補完し、構造的要因を深掘り。 - **池上正樹『石巻市立大川小学校「事故検証委員会」を検証する』(2014年)**:検証委員会の不備を批判。西條の本書は、委員会の分析に加え、科学的構造化で原因を体系化。 - **飯考行編『子どもたちの命と生きる』(2023年)**:遺族や関係者の多様な声を収録し、裁判や地域再生を重視。西條の本書は、個々の声よりも構造的分析と提言に重点。 本書は、遺族の闘い(訴訟、映画『「生きる」』)や地域の再生(震災遺構、校長研修)を包括的に扱い、理論と実践の両面で貢献。Amazonレビュー(4.2/5、46件)や専門家の推薦(池田清彦、苫野一徳など)からも、高い評価が伺える。[](https://www.amazon.co.jp/%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%259E%25E3%2583%258D%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E3%2581%25AE%25E6%259C%25AC%25E8%25B3%25AA-%25E6%259C%25AC%25E8%25B3%25AA%25E8%25A1%258C%25E5%258B%2595%25E5%25AD%25A6%25E3%2581%25AB%25E3%2582%2588%25E3%2582%258B3-11-%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%259D%25E5%25B0%258F%25E5%25AD%25A6%25E6%25A0%25A1%25E4%25BA%258B%25E6%2595%2585%25E3%2581%25AE%25E7%25A0%2594%25E7%25A9%25B6-%25E8%25A5%25BF%25E6%25A2%259D-%25E5%2589%259B%25E5%25A4%25AE/dp/4634151863) --- ### **総括** 『クライシスマネジメントの本質』は、大川小学校津波事故を本質行動学とSCQRMで分析し、失敗の構造的要因を解明した学術的・実践的な名著である。事故当日の意思決定不全、事後対応の不誠実さ、組織の不条理を徹底検証し、命最優先のクライシスマネジメントを提唱。学校防災だけでなく、企業や社会の危機管理に適用可能な普遍的教訓を提供する。遺族の鎮魂と未来の命を守る決意に裏打ちされた本書は、教育者、防災関係者、組織リーダー、市民必読の一冊である。 **参考情報**: - 本書の情報は、Amazon、山川出版社、CiNii、国立国会図書館、紀伊國屋書店、BOOK☆WALKER、楽天ブックスを参照。[](https://www.amazon.co.jp/%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%259E%25E3%2583%258D%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A1%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E3%2581%25AE%25E6%259C%25AC%25E8%25B3%25AA-%25E6%259C%25AC%25E8%25B3%25AA%25E8%25A1%258C%25E5%258B%2595%25E5%25AD%25A6%25E3%2581%25AB%25E3%2582%2588%25E3%2582%258B3-11-%25E5%25A4%25A7%25E5%25B7%259D%25E5%25B0%258F%25E5%25AD%25A6%25E6%25A0%25A1%25E4%25BA%258B%25E6%2595%2585%25E3%2581%25AE%25E7%25A0%2594%25E7%25A9%25B6-%25E8%25A5%25BF%25E6%25A2%259D-%25E5%2589%259B%25E5%25A4%25AE/dp/4634151863)[](https://www.yamakawa.co.jp/product/15186)[](https://cir.nii.ac.jp/crid/1130568903908960022) - 関連資料:『水底を掬う』(信山社)、映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』(2023年公開、https://ikiru-okawafilm.com/)。 - 著者の他の著作:『構造構成主義とは何か』(北大路書房)、『人を助けるすんごい仕組み』(ダイヤモンド社)。