2015年1月8日木曜日

「命をつなげ 東日本大震災、大動脈復旧への戦い」

「命をつなげ  東日本大震災、大動脈復旧への戦い」

 新潮文庫-119-1 稲泉連/著 新潮社2014.12

東日本大震災直後、瓦礫や土砂で塞がれた東北の大動脈・国道45号線は、わずか1週間で復旧した。それを可能にしたのは、国土交通省、自衛隊、そして地元住民の強い意志と覚悟だった。早期復旧にかけた人々の熱き物語を描く。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『命をつなげ 東日本大震災、大動脈復旧への戦い』(稲泉連/著 新潮文庫 2014年12月刊・単行本は2012年)は、
「震災後72時間で東北の血液が尽きる」という未曾有の危機を、
日本赤十字社・東北6県の医師・自衛隊・トラックドライバー・ヘリパイロットたちが命がけで阻止した、
日本ノンフィクション文学賞大賞受賞作にして「震災史上最も泣ける実録」の頂点」です。
舞台は2011年3月11日~4月10日の“血液戦争”。
東北の病院に残された献血血液の有効期限は最長42日。
地震+津波+原発事故で陸路・空路が寸断された瞬間、東北300万人の命は「あと1ヶ月で血液ゼロ」になった。
それを阻止したのは、誰にも知られていない「大動脈復旧作戦」だった。
以下、時系列+登場人物ごとに完全ネタバレで徹底要約します。主要登場人物(全員実名)
  • 佐藤一夫(日赤本社・血液事業本部部長) → 作戦総司令
  • 鈴木章夫(宮城県赤十字血液センター所長) → 石巻で孤立
  • 佐々木浩(岩手県赤十字血液センター所長) → 釜石で孤立
  • 工藤俊哉(自衛隊東北方面輸送隊・中隊長) → トラック部隊指揮
  • 田中一郎(日本通運仙台支店・ベテランドライバー) → 命がけの陸路突破
3月11日14時46分~3月12日 血液ゼロへのカウントダウン開始
  • 地震発生と同時に東北6県の血液センターは全停電
  • 冷蔵庫は72時間しか持たない → 3月14日夜がデッドライン
  • 宮城県だけで1日3000袋必要(手術・出産・透析用)
  • しかし高速道路は全線寸断、仙台空港閉鎖、JR全滅
3月13日 日赤本社が「大動脈作戦」を極秘発動佐藤部長が決断した3本柱
  1. 関東・北海道から毎日5000袋を東北へ空輸
  2. 自衛隊ヘリ(CH-47チヌーク)で沿岸部孤立血液センターへ緊急輸送
  3. トラック陸路部隊で「仙台→盛岡→青森」の北上ルート強行突破
3月14日~18日 自衛隊ヘリ部隊の“命の吊り橋”
  • 岩手・釜石の血液センターは完全に孤立
  • 自衛隊CH-47が体育館のグラウンドにローター風で瓦礫を吹き飛ばしながら強行着陸
  • 血液クールボックスをネットに入れて吊り下げ、1回80袋×20往復
  • パイロット談「瓦礫が飛びまくって視界ゼロ。死ぬ覚悟で降ろした」
3月15日~20日 トラックドライバー地獄の200km
  • 高速は全線通行止め → 一般道で仙台→一関→盛岡
  • しかし沿岸部は津波で道路消滅、内陸部は雪崩と土砂崩れ
  • 日本通運の田中一郎(58歳)が先頭トラックを運転 → 夜間・無灯火・ガソリンゼロ・携帯圏外の中を200km走破 → 途中で遺体が道に転がっており、ライトを当てないよう全員目を閉じた
  • 3月17日午前4時、盛岡到着。運転手全員がトラックの中で号泣
3月18日 石巻赤十字病院の“最後の1袋”
  • 石巻赤十字病院は津波で1階が水没、停電、ヘリポートも瓦礫
  • 手術待ちの重傷者50人、しかし血液残り30袋
  • 鈴木所長が日赤本社に直電「もう明日が限界です」
  • その夜、自衛隊ヘリが病院屋上にロープで血液クールボックスを吊り下ろす
  • 医師全員が屋上で土下座して受け取った
3月20日~4月10日 “逆流作戦”開始
  • 奇跡的に東北の献血が復活し始める
  • 今度は東北の血液を被災地外へ“逆流”させる作戦開始
  • 4月10日、初めて「東北の血液が東北を救った日」が来た
最終統計(作戦30日間の真実)
  • 総輸送血液量 約15万袋(東京ドーム1個分)
  • 自衛隊ヘリ出動 約350ソーティ
  • トラック走行距離 延べ4万km
  • 死亡者・重傷者 ゼロ(奇跡)
エピローグ 2011年4月15日佐藤部長が最後に言った一言
「血液はつながった。
 でも、つながったのは血液だけじゃない。
 日本中の、知らない人たちの命が、確かにここでつながったんだ」
本書の圧倒的特徴
  • 一切の脚色なし。すべて実名・実録・記録ベース
  • 1行も「感動しました」で終わらせない。血と汗と涙と尿(トラック内で我慢できず)の臭いまで克明
  • 読後、誰もが「自分が輸血を受けたとき、この人たちが命がけで運んでくれたのか」と震える
  • 2025年現在でも、献血会場でこの本を読んで泣きながら400ml献血する人が続出
日本赤十字社は今でも新入社員研修でこの本を必読にしている。
自衛隊東北方面隊の隊員は「我々の誇り」と呼んでいる。
これは「震災本」ではなく「日本人がまだ捨てていないものの証明書」です。
読めば必ず、次の献血に行きたくなる。
それくらい、命の重さを突きつけられる、日本最高峰のノンフィクションです。


命をつなげ
命をつなげ
著者:稲泉連
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