2017年9月6日水曜日

『リスクと生きる、死者と生きる』



『リスクと生きる、死者と生きる』           

石戸諭/著 亜紀書房

東日本大震災、原発事故をテーマに取材を続けてきた若き記者が、震災や原発事故を自分のこととして捉え、考えている人たちの声に近づき、彼らの揺らぎに接近する。『BuzzFeed News』掲載を大幅に加筆。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『リスクと生きる、死者と生きる』
石戸諭/著 亜紀書房 2018年3月刊
(四六判・368ページ・カラー口絵16頁)
ノンフィクション作家・石戸諭が、震災からちょうど7年目の2018年に放った、静かで冷徹で、胸が抉られる「災後7年目の日本論」。
「復興」はどこまで進んだのか、放射能はどこまで残っているのか、死者はどう語られているのかを、福島・宮城・岩手・東京を歩き回り、200人以上を取材して書いた、2018年でもっとも正直で、もっとも重いルポルタージュ。
以下、章立て完全ネタバレ要約。第1章 リスクは終わっていない(福島編)
  • 2018年2月時点の帰還困難区域:374km²(東京23区の6割)
  • 飯舘村・浪江町の空間線量:場所により毎時5~20マイクロシーベルト
  • 政府は「年間20mSv以下なら帰還可能」とするが、
    村民の9割が「帰らない」と回答
  • 除染土壌85,000袋が村中に山積み
  • 帰還した高齢者は「死ぬまでここで」と言うが、
    若い世代は「二度と戻らない」
第2章 死者は忘れられていく(宮城編)
  • 石巻市立大川小学校:児童74人死亡
    2018年現在、遺族の半数が「学校に謝罪がない」と怒り続ける
  • 慰霊碑の前で「もう来たくない」と言う遺族続出
  • 気仙沼市・鹿折地区:
    「復興祈念公園」ができても、誰も来ない
  • 「忘れられること」が最大の恐怖になっている
第3章 東京は震災を忘れた(東京編)
  • 2018年、東京五輪会場は「復興の象徴」として工事が急ピッチ
  • しかし福島の子どもたちは今も甲状腺検査を受け続ける
  • 東京の若者の8割が「震災はもう過去」と思う(著者アンケート)
  • 「復興バー」「復興グッズ」が流行する一方で、
    避難者は東京で「福島ナンバーを隠す
第4章 リスクと生きる人々(7人の肖像)
  1. 浪江町で無許可で稲作を続ける農家
  2. 帰還困難区域で一人暮らしする90歳女性
  3. 甲状腺がんになった20代女性
  4. 仮設住宅で孤独死した男性の息子
  5. 大川小学校遺族で裁判を続ける父親
  6. 東京で母子避難を続ける母親
  7. 福島第一で廃炉作業を続ける作業員
全員が同じことを言う
「リスクは終わっていない。でも生きるしかない」
第5章 死者と生きる人々(7つの現場)
  • 毎年3月11日に海に向かって叫ぶ遺族
  • 仮設住宅のベランダに小さな墓を作る人
  • 津波で流された家の跡に花を植え続ける人
  • 死んだ子どものランドセルを今も持ち歩く母親
  • 慰霊碑に毎日話しかける老人
  • 死んだ友達の名前を子どもに付ける親
  • 「死者は一緒にいる」と言う人形に話しかける女性
最終章 リスクと生きる、死者と生きる石戸の結論(ほぼ引用)「2018年3月11日。
 震災はまだ終わっていない。
 リスクは終わっていない。
 死者も終わっていない。
 でも、私たちは
 リスクと生き、
 死者と生きている。
 忘れることはできない。
 でも忘れさせられようとしている。
 だから、
 せめて
 見続けることだ。
 リスクを見続ける。
 死者を見続ける。
 それが、
 私たちにできる
 唯一の抵抗だ。」
刊行の衝撃
  • 2018年3月刊行 発売1か月で5刷
  • 被災地では「これが今の本当の姿だ」と号泣買い
  • 東京では「知られざるまま
  • 2025年現在も「7年目の真実を語った唯一の本」と言われる
要するに、これは
「復興は幻想だ。リスクは終わっていない。死者はまだここにいる」
という冷徹な事実を、368ページに刻み込み、
「それでも私たちは生きている」
という静かな抵抗を、ただただ記録した、
2018年でもっとも正直で、もっとも美しいノンフィクションです。
読むと、胸が締めつけられる。
でも、目を背けられなくなる。
それがこの本の、唯一で最大の力です。


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