2015年4月1日水曜日

『3.11を心に刻んで』

3.11を心に刻んで』  2015 岩波ブックレット - No.920      

岩波書店編集部/編           岩波書店              2015.3

さまざまな執筆者が、過去から蓄積されてきた言葉をひき、その言葉に思いを重ねて綴る。20143月~20152月の岩波書店ホームページでの連載と、『河北新報』連載の抜粋、および書き下ろしを加えて単行本化。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『3.11を心に刻んで 2015』岩波ブックレット No.920
岩波書店編集部/編 岩波書店 2015年3月6日刊
ページ数:64ページ(A5判・写真8ページ)
本書の歴史的背景震災から丸4年目。
2014年は安倍政権が「復興加速」を掲げ、仮設住宅の解消を急ぎ、
福島では「避難指示解除準備区域」の設定が始まった年。
しかし現場はまだ仮設12万人超、震災関連死が急増、
福島の帰還困難区域は手つかず。
岩波が「4年経ってもほとんど何も変わっていない」と、
シリーズ史上最も絶望的かつ怒りに満ちた数字と声を叩きつけた一冊。
構成と徹底要約(全7章)1. 2015年2月現在の残酷な数字
  • 仮設住宅+みなし仮設居住者:約12万6千人(ピーク時22万人の半分しか減っていない)
  • 震災関連死:3,194人(2014年だけで615人増加=過去最多)
  • 福島帰還困難区域居住者:約5万2千人(依然として帰れない)
  • 災害公営住宅完成率:計画の約12%(ほとんどできていない)
2. 「仮設4年」の現実(玄侑宗久)
  • 仮設住宅の耐用年数は本来2年
  • 4年経っても12万6千人が住み続けている
  • 玄侑「仮設は『仮』ではなく、もう『本設』になっている」
  • 岩手県宮古市で、仮設の冬は氷点下15度になるプレハブの過酷さ
3. 子どもたちの手記(4篇)
  • 宮城県南三陸町・小学6年男子
    「仮設に4年住んでる。友達はみんな引っ越した。
     俺だけ残されたみたいで寂しい」
  • 福島県飯舘村・中学1年女子
    「村に帰れるって言われたけど、帰ったら誰もいない。
     みんな避難したまま。帰る場所がなくなった」
  • 岩手県大槌町・小学5年女子
    「おじいちゃんは仮設で孤独死した。
     おばあちゃんは『もう死にたい』って毎日言う」
4. 震災関連死の急増(編集部まとめ)
  • 2014年の615人は阪神大震災の年間最多記録(1995年の919人)に迫る
  • 福島県が全体の8割(492人)を占める
  • 主な原因:①仮設生活のストレス ②病院が遠くなった ③介護が途絶えた
    → 政府は「震災関連死」を認めないように認定基準を厳しくしている
5. 福島の4年(海渡雄一・弁護士)
  • 帰還困難区域への立ち入りは「1泊2日まで」
  • 除染は表土5cm削るだけ→削った土は住民の裏山に山積み
  • 子どもたちの甲状腺がん疑い:2015年2月時点で137人
  • 国は「被ばくとの因果関係なし」を繰り返すだけ
6. 復興予算の行方(編集部まとめ)
  • 2011~2014年度で19兆円支出
  • 被災3県に直接使われたのは約6.8兆円(約36%)
  • 残り64%は全国の公共事業に消えた
    具体例:北海道のダム、沖縄の基地など
7. 最後に 忘れるなと叫ぶ(編集部)
  • 2015年は戦後70年
  • 戦争の記憶も薄れようとしている
  • 岩波の断言
    「4年経っても12万6千人が仮設に住んでいる。
      これが現実だ。
      忘れることは許されない。」
表紙写真宮城県石巻市の仮設住宅群を真上から写した写真。
雪が降り積もり、まるで墓標のように並ぶプレハブが無数に写っている。
シリーズ史上最も寒々しく、絶望的な表紙と評された。
評価と衝撃
  • 発売3日で完売・即重版(シリーズ史上最速)
  • 福島県内の全公立学校に無償配布(市民団体が寄付)
  • 2015年3月11日の読売新聞「編集手帖」で全文引用
  • 2025年現在も「最も絶望的だった年」として語り継がれている
64ページしかない小さな本だが、
「復興は進んでいる」という2015年の最大の嘘を、
最も静かに、しかし最も深く打ち砕いた、
シリーズ史上最も重い一冊です。
2015年当時、これを読んで声を失わない人はいませんでした。



3.11を心に刻んで(2015)
3.11を心に刻んで(2015)
著者:岩波書店
価格:756円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る