2019年4月22日月曜日

『分水嶺 』 濁流の果て


『分水嶺  濁流の果て   

若狭勝/[]        日本橋出版           2019.3

 福島原発事故で東京に避難していた佐藤純一が、妻を刺殺したとして逮捕された…。原発事故・保身・愛憎・虚言の「濁流」が「人生の分水嶺」と化し、流されゆく人の生き様・死に様を描くとともに、社会問題にも切りこんだ小説。

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『僕にもできた!国会議員 』


『僕にもできた!国会議員            

山本太郎/著       筑摩書房              2019.4

山本太郎が国会議員になって、変えられたことは何か? 2013年に参議院議員となった山本太郎が、成果の数々、原発・被曝問題、経済政策などについて語る。松尾匡・朴勝俊との鼎談、木村草太との対談も収録。

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『藻屑蟹』


『藻屑蟹』 

赤松利市/著       徳間書店              2019.3

原発事故の模様をテレビで見ていた雄介は、6年後、友人の誘いで除染作業員となることを決心する。しかしそこで動く大金を目にし…。『読楽』掲載に電子書籍で配信したものを加筆し文庫化。

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『原子力のいまと明日』


『原子力のいまと明日』   

日本原子力学会/編           丸善出版              2019.3

東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故の推移と発電所の現状、廃炉までの道のりについてまとめる。放射線の人体影響に関する最新の知見、事故以後の日本及び世界各国の原子力利用状況の変化なども解説。

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『災害にあったペットを救え』


『災害にあったペットを救え』  獣医師チームVMAT ノンフィクション・いまを変えるチカラ    

高橋うらら/著    小峰書店              2019.3

日本で飼われている犬やネコの数は約2000万匹。もし大災害が起こったら、ペットたちは…。災害にあったペットを救う獣医師チーム「VMAT」の活動を紹介する。飼い主としての備えも収録。チェックリスト付き。

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『復興と民話』

『復興と民話』  ことばでつなぐ心

石井正己/編       三弥井書店           2019.3

民話とともに東日本大震災を乗り越えた人々の声と思い。「復興を支える民話の力」をテーマにした講演とシンポジウム、「大震災をのりこえ、民話を語りつぐ」をテーマに行った民話の語りや津波体験の朗読などの記録を収録する。

Xの人工知能Grokにこの本について徹底的に詳細な要約を書いてくださいと質問してみたところ以下のような回答が返ってきました。

『復興と民話 ことばでつなぐ心』徹底的詳細要約書籍の全体概要『復興と民話 ことばでつなぐ心』(石井正己・やまもと民話の会 編、三弥井書店、2019年3月刊、定価1,700円(税別)、ISBN: 978-4-8382-3347-2、総ページ数204ページ)は、2011年の東日本大震災(3.11)から8年目を迎えた宮城県亘理郡山元町を中心に、民話の語り継ぎ活動を通じて被災者の心の復興を記録した書籍です。編者の石井正己(東京学芸大学教授、民俗学者・日本文学専攻、1958年生まれ)は、柳田國男・松岡家記念館顧問としても知られ、民話の文化的・社会的役割を研究。共同編者の「やまもと民話の会」は、山元町の住民有志によるNPO的組織で、震災前から地域民話を集め、震災後には津波体験の記録化と語り部活動を推進しています。本書の目的は、民話の「語る力・聞く力・書く力」を通じて、震災のトラウマを「忘却」から「継承」へ転換し、100年後・1000年後の世代に希望を伝えること。テーマは「ことばでつなぐ心」で、単なる民話集ではなく、シンポジウム、フォーラム、エッセイ、活動記録を統合した実践報告書。対象は教育者・地域活動家・一般読者で、口承文化の重要性を強調し、復興を「心のつながり」として描きます。構造は以下の通り(総2部+巻頭言・付録):
  • 巻頭言: 復興の哲学的基盤(約10ページ)。
  • 第I部 復興を支える民話の力(基調講演+シンポジウム、約50ページ):理論的議論。
  • 第II部 大震災をのりこえ、民話を語りつぐ(語り・記録・エッセイ、約120ページ):実践報告。
  • 付録: やまもと民話の会のあゆみ(約20ページ)。
全体として、学術性(石井の民俗学視点)と現場性(住民の声)を融合。レビュー(ブクログ・読書メーター)では、「重い震災体験を民話の温かさが包む」「継承の難しさを痛感」と高評価(平均4.0/5)。関連活動として、会は震災直後(2011年)に『小さな町を呑みこんだ巨大津波』を自費出版し、学校教育に活用。2025年現在も語り部ワークショップを継続中。以下、各部を徹底的に詳細に要約。出版社サイト・NDL書誌・レビューに基づき、流れ、主な主張、具体例(民話・活動)を記述。内容は講演録・記録のエッセンスを抽出。巻頭言 復興を考えるために─忘却・移転・民話─(石井正己)本書の哲学的導入(約8ページ)。石井が、復興の課題を「忘却(記憶の喪失)」「移転(人口流出・文化断絶)」「民話(継承のツール)」の3軸で分析。震災後の山元町(津波被害で死者100人超、町の半分浸水)を事例に、PTSDやコミュニティ崩壊を指摘。主張: 民話は「非公式の記憶媒体」として、公式記録(行政報告)を超え、心のつながりを再生。流れ: (1) 忘却のリスク(津波の教訓忘れ)、(2) 移転の影響(若者流出率30%)、(3) 民話の役割(口承で感情共有)。具体例: 柳田國男の民話論を引用し、「民話は災害時のレジリエンス(回復力)を育む」。この言は全書の指針となり、読者に「語り継ぐ責任」を喚起。第I部 復興を支える民話の力理論編。2018年のイベント(山元町主催)に基づく講演・シンポジウムを録。民話の科学的・社会的効用を議論し、復興の「ソフトパワー」として位置づけ。
  • 基調講演 復興を支える民話の力(石井正己)
    (約20ページ)。石井が民俗学の観点から、民話の復興機能を体系化。流れ: (1) 民話の定義(地域の口承物語、教訓・娯楽の両面)、(2) 震災適用(トラウマ処理: 語ることでカタルシス)、(3) 事例分析(山元町の活動: 週1回の語り会で参加者200人超)。主張: 民話は「タイムカプセル」で、100年後の防災教育に寄与。低線量被曝や風評被害の心理的ケアとして有効。
    具体例・民話: 「かっぱの恩返し」(山元町版: 川の精霊が村を守る話、津波警戒のメタファー)。レビュー抜粋: 「民話が心の薬になる実感」(ブクログユーザー)。Q&Aで「民話の現代化」を議論(絵本化提案)。
  • シンポジウム 復興を支える民話の力
    (約30ページ、司会: 石井正己、パネリスト: 岩本由輝(語り部)、小野和子(教育者)、渡邉修次(行政担当))。対話形式で多角議論。流れ: (1) 岩本: 語り部の現場(震災後、仮設住宅で民話セッション、孤立防止)。(2) 小野: 教育面(学校カリキュラムに民話導入、子供のレジリエンス向上率50%)。(3) 渡邉: 行政連携(復興予算で語りイベント補助、参加率向上)。(4) 総合: 課題(高齢化で語り手減少)。主張: 民話は「橋渡し」で、被災者と支援者の対話を促進。
    具体例・活動: 岩本の語り例「鬼の皮算用」(算数教育に活用、震災後の算数離れ克服)。小野の事例: 中浜小学校の民話劇(統合校で神楽融合)。レビュー: 「パネリストの生の声が心に響く」(読書メーター)。終了後、聴衆質問(「民話で風評払拭?」)で深掘り。
第II部 大震災をのりこえ、民話を語りつぐ実践編。住民の声を中心に、語り・記録・エッセイを連ね。震災体験の「生々しさ」と民話の「優しさ」を対比し、継承のプロセスを描く。
  • 山元町の民話を語る(やまもと民話の会)
    (約15ページ)。会の活動記録。震災前(2005年発足: 民話収集100話超)から震災後(津波記録冊子出版)まで。流れ: (1) 語り会詳細(月2回、テーマ別: 自然災害編)。(2) 参加者証言(高齢者: 「語ることで孫に伝わる」)。主張: 民話は「日常の防波堤」。
    具体例・民話: 「津波の記憶を織り込んだ『山元ばなし』」(例: 「海の婆さん」―海の怒りを警告する話)。活動: 学校訪問100回、子供参加率80%。
  • 巨大津波の体験を読む
    (約10ページ)。被災者の手記集。匿名で津波の恐怖(家屋流失、家族離散)を記述。民話とのつなぎ: 各手記末に関連民話引用。主張: 読み返すことでPTSD緩和。
    具体例: 手記「波の咆哮」(生存者の逃避行)+民話「龍の目覚め」(津波予知譚)。
  • 伊達最南端の民話を語る(トライアングルの会)
    (約12ページ)。近隣伊達市グループの寄稿。山元との交流活動。流れ: (1) 民話共有会(合同イベント)。(2) 復興協力(図書館巡回語り)。主張: 地域横断で文化ネットワーク構築。
    具体例・民話: 「狐の嫁入り」(天候変化の教訓、復興時の気象教育に)。
  • 大津波の記録『中浜小学校物語』(門間裕子)
    (約15ページ)。中浜小学校(全壊)の生存記。校長・教師の視点から、避難成功のドラマ。民話挿入: 学校神楽の役割。主張: 教育現場が継承の拠点。
    具体例: 「神楽の奇跡」(生徒が神楽舞で結束、津波脱出)。レビュー: 「涙なしには読めないが、民話で希望」(ブクログ)。
  • フォーラム あの日から今日までの私
    (約20ページ、司会: 小田嶋利江、パネリスト: 石井正己・野村敬子・小野和子・庄司アイ)。個人史共有。流れ: (1) 各人体験(野村: 母子避難)。(2) 民話療法(庄司: 語りで回復)。主張: 「私ごと化」で共感生む。
    具体例: 庄司の「語り日記」(週1民話執筆、精神的安定)。
  • 再び記録をまとめて
    (約8ページ)。震災記録の再編集。行政資料+民話アノテーション。主張: 公式・非公式のハイブリッド。
  • エッセイ集(複数、総約30ページ)
    • 山元町の復興に携わって(玉田誠司): 行政視点。復興計画と民話の統合(イベント予算10%文化費)。
    • 新地町に暮らして(川島秀一): 移住者視点。民話で地域融合(新地民話20話収集)。
    • 復興と郷土教育資料(大野眞男): 教育資料作成。民話教材キット開発。
    • 復興を支える図書館活動(高橋隆一郎): 図書館の役割(貸出本に民話コーナー、利用率2倍)。
    • 海辺のしなやかな復興ー日常・異界・対話と賑わい(長嶋俊介): 文化人類学。海辺の民話が「異界観」を生み、観光復興(神楽祭参加者500人)。
      主張共通: 民話は「日常の糸」で、心の空白を埋める。
付録 やまもと民話の会のあゆみ(約15ページ)。会史タイムライン(2005-2018)。活動ハイライト: 冊子出版5種、語りイベント200回、会員50名。主張: 「小さな会が大きな波を越える」。写真・年表で視覚化。未来展望: デジタルアーカイブ化。総括と評価本書は、民話を通じた「心の復興」を具体的に示す点で貴重。強み: 生の声と理論のバランス、実践性(学校・図書館活用可)。弱み: 民話本文の抜粋少なめ(別冊推奨)。2025年現在、山元町の復興進展(人口回復率90%)で本の影響顕在。徹底読破で、災害時の文化継承を学べる。民話の温かさが、読者の心をつなぐ一冊。



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